十角へちまの塩中華炒め

十角へちまの塩中華炒め おかずのレシピ・作り方

へちま産業

富山県 射水市

へちま産業

十角へちま(とかどへちま)は、沖縄・南九州で食べられているヘチマの亜種。東南アジアでは広く食されています。炒め物にすると甘みが増して美味しくなり、種ごと食べられます。
・小さく幼い果実は皮ごと食べられる
・見栄えする10角の断面
・クセがなく扱いやすい

材料(2人前)

  • 十角へちま
    2~3本
  • 豚肉(豚コマでもひき肉でも)
    100g〜200g
  • 木綿豆腐
    半丁
  • カニカマ
    1パック
  • ゴマ油
    適量
  • 創味シャンタン(または中華だし)
    小さじ1
  • 老酒(または酒)
    大さじ1
  • ニンニク(おろしでもパウダーでも)
    一欠け
  • 生姜(おろしでも刻みでも)
    小さじ1
  • 塩コショウ
    適量
clock 調理時間:15分

作り方

  1. 十角へちまの角をピーラーで削ぐ。まだ若いもので角がやわらかい場合は削がなくても大丈夫。角の間まで固いものは皮を全部剥く。その後7mm程度の輪切りにする。
  2. 豆腐は厚みを3〜4等分にし、1丁を8等分くらいにし、ザルにとって10分程度水分を取る。豆腐は厚みがあまりない方がいい。大きさは小さすぎないように。
  3. カニカマを適度にほぐす。あまり細くほぐさない方が見た目も良い。
  4. 必要なら事前にニンニクと生姜をおろしたり刻んだり。この2つを入れると味が中華になる。
  5. まずは豆腐だけを少量のごま油で両面焼きつけて別皿に取っておく(炒めた時に崩れないため)。火は中火で焦がさないように。
  6. 豆腐を焼いたフライパンにゴマ油を足し、ニンニクと生姜を入れて中火でゆっくり炒める。強火にせず焦がさないように。
  7. ニンニクと生姜の香りが立ったら、そこへ豚肉を入れ、中火で色が変わるまで軽く炒める。
  8. 肉を入れたら、最低でも30秒はいじらない。(水が出て、美味しくならない)
  9. 薄切り肉の場合はフライパンの中央を避けて端に肉を広げること。火が当たる部分に広げるようにする。
  10. 肉が底にくっついてもかき混ぜないこと。ポロポロになるので。肉の温度が上がったら剥がれやすくなる。
  11. 十角へちまを入れて中火程度で4〜5分炒め、老酒を入れてさらに柔らかくなるまで炒める。
  12. 十角へちまが柔らかくなったら、取っておいた豆腐とカニカマを入れる。豆腐を入れたら、豆腐が崩れないよう注意。
  13. 豆腐とカニカマに油が馴染んで豆腐が十分に暖かくなったら、創味シャンタンを加えて、全体に味をなじませる。
  14. 創味シャンタンは味が濃いので入れすぎないように。味は薄めにして、塩コショウで調整する。
  15. 最後に再びゴマ油を少量、鍋肌に垂らしてざっくり混ぜて完成。

作り方のコツ・ポイント

水溶き片栗粉を入れてとろみを付けても良い。また大人向けには、ニンニク・生姜と一緒に鷹の爪の輪切りを入れても美味しい。
他の焼き・炒め料理にも言えますが、ひき肉やそのほかの肉でも、フライパンに入れたら、最低でも30秒は混ぜるのは厳禁。特にひき肉は匂いのある水が出やすいので、まずは表面を焼き固めます。焼き目はメイラード反応で香ばしく美味しさの素になります。

このレシピの考案者

へちま産業

富山県 射水市

へちま産業

40年前に設立された大島町へちま生産組合。100%へちま水の化粧水やへちまスポンジなど日用雑貨を中心に、富山県射水市の自然豊かな環境でへちまを育てています。栄養価も高く、切り口が星形で可愛い食用の十角へちまがようやく量産できるようになりました。

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