富山県 射水市
へちま産業
瀧田秀成
40年前に設立された大島町へちま生産組合。100%へちま水の化粧水やへちまスポンジなど日用雑貨を中心に、富山県射水市の自然豊かな環境でへちまを育てています。栄養価も高く、切り口が星形で可愛い食用の十角へちまがようやく量産できるようになりました。
生産者のこだわり
へちま産業について
今から40年ほど前の1982年、富山県射水市(旧大島町)では、町おこし事業として地域特産物に「へちま」を指定しました。
1983年に当社初代社長瀧田啓剛を中心に「大島町へちま生産組合」が設立されます。そして一村一品運動として本格的に栽培、加工が始まります。
現在は、富山県地域産業資源として登録認定されています。
自然豊かな環境でのへちまづくり
北アルプス立山連峰の雪解け水がゆっくり地下へ浸透し、伏流水となって広大なへちま畑を潤します。
春に代々受け継がれてきたへちまの種を蒔き、生産者の愛情をたっぷり注ぎ育て、自然に感謝しながら収穫を迎えます。
当初より栽培期間中、農薬不使用での栽培にこだわり、約40年間安心・安全なへちまを提供し続けています。
現在約2ヘクタールの畑で化粧水原料の”へちま水”、サステイナブルな日用品原料の”へちまたわし”の生産および食用の”十角へちま”を栽培しています。
食感を楽しんでもらいたい十角へちま
十角へちまは、中身はナスの果肉と似た白いスポンジ状の果肉に柔らかい種が入っています。
クセがなく、食感を楽しむには加熱調理がおすすめです。
水分が多く、ビタミンC、ビタミンB1、カロテンが豊富でなんときゅうりの10倍もあります!
カルシウム、鉄、リンなども含まれており栄養価が高い野菜です。また、低カロリーのためダイエット中の食事にも取り入れてみてはいかがでしょうか?
抗酸化作用があり、酵素の働きによって飲みすぎや二日酔いにもおすすめです。
収穫は7月中旬から10月初旬です。特に7月下旬から9月中旬ごろがもっともおいしいとされています。
果肉以外にも種も一緒に食べられ、茄子とズッキーニの中間くらい食感を楽しめるお野菜です。
是非ご賞味下さい。
詳細情報
経歴・沿革
1985年 大島町(現射水市)へちま生産組合設立
2008年 十角へちま試験栽培開始
2020年 富山の気候に合った十角へちまの量産化がようやく可能となる
2021年 十角へちま試食会 地元メディアで紹介
2022年 総菜屋さんや飲食店での取り扱いが始まる
メディア実績
2021年8月31日 富山テレビで紹介