彩り農園の投稿一覧

暑い日がつづきますね。とおもったら今度は大雨。気候がおかしいとはずっといわれてますが、自然からのしっぺ返しのような感じもします。
なんとか、自然に負荷を少なくした栽培をと思っていますが、気候変動や温暖化に対応するには、農薬を使わない農家のほうが対応は難しいのかもしれません。
彩り農園では、ビニールマルチを使わないで栽培しています。できるだけ、自然への負荷をかけないで栽培したいとの思いです。使い捨てで、石油資材からできているものがほとんどなので。使わない効果は微々たるものかもしれませんが、一人からやれることをやります。
農薬や、肥料や、除草剤や、ビニールマルチを使わないで栽培した作物を購入していただくことで、また次の栽培ができるのです。ありがとうございます。

落花生が大きくなってきました。と同時に草も大きくなってきたので、鎌で手がりしています。ビニールマルチや除草剤を使えばこの作業は必要ありません。
また、コガネムシなどの虫もついてきています。被害が大きい場合はこれも手でとっていきます。

自然に負荷をかけないように、ご購入いただく方に安全な野菜をと思えば思うほど、作業が増え、価格にも反映されてしまうのです。
ほかの農家さんより少し割高なこともあるかもしれませんが、ご理解をいただけるとありがたいです。

落花生は9月半ばくらいから販売予定です。
もう少ししたら、予約販売の受付をさせていただきますので、ぜひよろしくお願いします!
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今年はいろいろな品種の枝豆を栽培しています。
発送するときには、できるだけ2品種以上を入れるようにしています。

大きく分けると3つ、細かく分けると11品種になります。
①ふつうの品種(2品種)
②茶豆風味(3品種)
③茶豆(6品種)

①の普通の品種というのもおかしいのですが、茶豆でも黒豆でもなく、茶豆風味でもないという意味です。茶豆や茶豆風味と比べるとガツン!とした味はないのですが、甘みがあります。
②の茶豆風味というのは、茶豆は薄皮が茶色っぽくなり、その見た目が悪いということで、茶豆の風味を残しながら見た目のよい品種が開発されました。茶豆の甘みも風味も感じられます。
③の茶豆で有名なのはだだ茶豆ですよね。割と日数がかかる品種が多いのです。枝豆は茶豆じゃなければ!という方もいらっしゃいます。茶豆独特の風味と、うまみ甘みというんでしょうか。これも茶豆の品種でかなり変わりますね。

今は、①と②の中から入れています。③の茶豆は種まきから収穫までに日数がかかる品種が多いので、7月に入ってからの収穫になります。
しかし、7月中旬以降になると、虫害が増えるので、無農薬での栽培が非常に難しくなります。ですので、茶豆のうちのどのくらいが収穫までたどりつけるのかわからないところもあります。

普通の品種の収穫はあと1週間
茶豆風味はあと2週間ほど
茶豆は今週末から3週間ほどです。

品種は次から次へと変わっていきます。

運が良い時には、3,4品種入るときもあるかもしれません。多くの品種をお届けできるのも農家直送のよいところ。
特に茶豆を食べたい方にはこれから良いかもしれません。

ぜひ食べ比べに挑戦してみて下さい!
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明日から枝豆収穫を始めます!
ご注文いただいているかたにつきましては、順にお送りしますので、少しお待ちください!

おいしさは人それぜれですが、できるだけおいしく食べてもらうためにこちらができることはたくさんあると思います。
枝豆に限ると、おいしさは6つの要素の掛け算かな~と。

①品種
②栽培方法
③収穫時前後の天候
④収穫時の時間帯
⑤収穫してからお客さんに届くまでの保存方法
⑥調理方法

①はこちらでおいしいと思う品種を選定します。
②は当園では、無肥料無農薬で栽培しています。自然の力を生かすことでおいしい野菜がとれると思っています。
④はいろんな説がありますが、気温が低い早朝収穫をすることで、呼吸による消耗を防ぎます。
⑤は、収穫→畑でもすぐクーラーボックスにいれ→冷水でしめ→すぐに選別し→冷蔵保存で、呼吸による消耗をできるだけ少なくします。
⑥は、ゆでるより蒸すことで味が逃げない。

ただ、③だけはどうしようもないんです。高温多湿が続けば味はのらなくなるんです。

ですので、どんなにおいしく育てても、天気次第のところはあります。でも、こちらがやれることはやって、お届けします!

さー明日から4時起き!

まだまだご注文お待ちしてます!
https://www.tabechoku.com/products/94531
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なぜ?無農薬の枝豆が難しいのか?
枝豆は、サヤ毎ゆでて、そのまま口に持っていき、食べますよね?普通あまり、豆を見ながら食べない。だから、基本虫がいてはいけない野菜の代表です。
とうもろこしのように見たら虫がいることがわかる野菜とは違うんです。

では、普通どのように虫害を防ぐのかといいますと、やっぱり農薬(殺虫剤)なんです。主な害虫は、サヤの中に入る蛾の幼虫と、サヤを刺すカメムシです。
どちらも基本的には、農薬で防ぐしかないんですが、防虫ネットである程度防ぐこともできます。
枝豆の産地では、農薬の回数を減らすために、防虫ネットを利用しますが、隙間から入ったり、ネットのそとから卵を産んだりするので、完全ではなく、殺虫剤も併用します。

では、無農薬の枝豆は不可能なのか?と言いますと、そういうわけでもない。
カメムシも蛾も増えるのは、このあたりだと7月に入ってから。特にひどいのは、7月半ば以降です。
ですから、それより前に収穫すれば無農薬でもできる可能性があります。
また、風通しをよくしたり、虫が好かないように育てることで虫害を少なくしたり。
さきほどのように防虫ネットで虫害を少なくしたり。
また、収穫後、一サヤ一サヤ目で確認しながら選別することで少なくできます。

しかし、限りなく少なくできても、無農薬で虫害をゼロにはなかなかできないのです。

これが、無農薬の枝豆は食べチョクさんでも少なく、農薬節約栽培がほとんどな理由です。

彩り農園では、虫が増える7月半ばまでという期間限定で、枝豆を販売します。
期間限定になりますが、是非たのしんでいただけたらと思っています。
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この投稿をした生産者

愛知県 一宮市

彩り農園