彩り農園の投稿一覧

あと1ヶ月で、えんどう豆の収穫が始まります。
すでに暖かい地域の農家さんではスナップやうすいえんどうを販売されてますが、ここ愛知北部ではまだまだです。

グリンピースもうすいえんどう豆も、実を食べるので実えんどうと呼ばれています。

実えんどうの中で、
グリンピースは鹿児島が主産地で、主に関東に出荷されるそうです。
対して、うすいえんどうは、和歌山が主産地で、主に関西で消費されます。

テレビ番組などでは、関西の方はうすいえんどうの豆ご飯が大好きな方が多いと聞きます。しかし全国的に、豆ご飯は青臭くて好きじゃないという話も聞きます。

私はずっとうすいえんどうだけを栽培してきたので、グリンピースとうすいえんどうの味が違うのかよくわかっていませんでした。

そこで、昨年グリンピースとうすいえんどうを食べ比べしてみると、甘味が強く水っぽいグリンピース、粉質でほくほくなうすいえんどうという違いがあることがわかりました。

関西の方が豆ご飯が好きなのは、栗のようなほくほく感を楽しんでいるからなんですね。

最近、実えんどうには、糖質が多い品種、でんぷんが多い品種、その中間品種にわかれることをしりました。
グリンピースは糖質が多い品種、うすいえんどうは中間品種にあたるようです。ですので、グリンピースは甘味が多いが青臭く、うすいえんどうは甘味はグリンピースほどではないが、でんぷん質でほくほくしているようです。

グリンピースとうすいえんどうは違うのですか?とよく聞かれていままでは明確な説明ができていませんでした。みなさんのなかにも、うすいえんどうとグリンピースは違うの?と思われていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、関東のかたは、うすいえんどう自体置いてない場合もあるかもしれません。

うちでは、うすいえんどうのみ栽培していますが、食べたことない方はぜひうすいえんどうの豆ご飯を食べていただけたらと思いますし、グリンピースと食べ比べていただくのもおもしろいですね。
5月初旬からの販売予定です。
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やっと500m のえんどうのネット張りがおわりました。
えんどうの販売まで1ヶ月ほどになりましたので、えんどうについて、昨年に引き続き投稿します。
食べチョクではうすいえんどうと、砂糖えんどうの予約販売を承っておりますので、お待ちしています!


えんどうが栽培されたのは、1万年も前からといわれていて、その頃は、乾燥豆として食されていたみたいです
日本には遣唐使と一緒に入ってきたようですが、広く普及するには至りませんでした。
江戸、明治時代に、絹さやのように鞘を食べる品種、グリンピースのように豆をたべる品種が入ってきて、日本でも広まったらしいです。

えんどう豆はかなり昔から日本でも食材の中心だと思っていましたがそんなこともなく。いまたべられている野菜の多くが、江戸明治時代以降に食べられるようになったものが多いのです。

ちなみに、スナップえんどうは、アメリカでグリンピースから改良され、1970年代に日本に入ってきた新しい野菜。

えんどう豆には、大きく三つの種類があります。
①主に鞘を食べる品種
スナップ、絹さや、砂糖えんどう
②主に豆を食べる品種(実えんどう)
グリンピース、うすいえんどう
③主に乾燥豆を食べる品種
赤えんどう、緑えんどう

それぞれ食べ方に向き不向きがあるというだけで、絹さやも、スナップも豆をたべたり、乾燥豆にすることもできるし、グリンピースも乾燥豆にできるんですが、鞘が硬いとか、豆が小さいとか、豆にシワがよるとか、それぞれ特徴があり、向き不向きがあるというだけです。

逆に赤えんどうや、グリンピースは鞘が硬いから、絹さやみたいに食べるのは無理です。

さらにいうと、グリンピースなどの実えんどうにも、デンプンが多い品種、糖質が多い品種、その中間品種があり、グリンピースやうすいえんどうの味の違いはそこから来ているようです。

彩り農園では「うすいえんどう」「砂糖えんどう」を主に栽培しています。
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この投稿をした生産者

愛知県 一宮市

彩り農園