無農薬の枝豆が難しい理由
2022/06/17
なぜ?無農薬の枝豆が難しいのか?
枝豆は、サヤ毎ゆでて、そのまま口に持っていき、食べますよね?普通あまり、豆を見ながら食べない。だから、基本虫がいてはいけない野菜の代表です。
とうもろこしのように見たら虫がいることがわかる野菜とは違うんです。

では、普通どのように虫害を防ぐのかといいますと、やっぱり農薬(殺虫剤)なんです。主な害虫は、サヤの中に入る蛾の幼虫と、サヤを刺すカメムシです。
どちらも基本的には、農薬で防ぐしかないんですが、防虫ネットである程度防ぐこともできます。
枝豆の産地では、農薬の回数を減らすために、防虫ネットを利用しますが、隙間から入ったり、ネットのそとから卵を産んだりするので、完全ではなく、殺虫剤も併用します。

では、無農薬の枝豆は不可能なのか?と言いますと、そういうわけでもない。
カメムシも蛾も増えるのは、このあたりだと7月に入ってから。特にひどいのは、7月半ば以降です。
ですから、それより前に収穫すれば無農薬でもできる可能性があります。
また、風通しをよくしたり、虫が好かないように育てることで虫害を少なくしたり。
さきほどのように防虫ネットで虫害を少なくしたり。
また、収穫後、一サヤ一サヤ目で確認しながら選別することで少なくできます。

しかし、限りなく少なくできても、無農薬で虫害をゼロにはなかなかできないのです。

これが、無農薬の枝豆は食べチョクさんでも少なく、農薬節約栽培がほとんどな理由です。

彩り農園では、虫が増える7月半ばまでという期間限定で、枝豆を販売します。
期間限定になりますが、是非たのしんでいただけたらと思っています。

この投稿をした生産者

愛知県 一宮市

彩り農園

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