彩り農園の投稿一覧

いんげんって地味な野菜の筆頭だと思います。
いんげんはなくても困らないし…。
そんな方多いですよね?
逆に、いんげんが大好物!というかたもたまにいらっしゃいます。

いんげん好きも、そうでない方も、ぜひ一度食べていただきたいいんげんがあります。

彩り農園のいんげんは、約10年前に譲っていただいた種を自家採種してきたいんげんです。

まだ、農業を初めてまもない頃。
人と待ち合わせした飲食店に早く着いてしまい、散歩していた時に近くの畑にいたおばあさんとたまたま会話しました。
その会話終わりにたまたまもらったのがこのいんげんとの出会いでした。

おばあさん曰く、おばあさんも昔知り合いからもらって、その後十何年自家採種してきたので品種もわからないとのこと。

その時は、特に期待せずに、畑に種まきしてみました。で、収穫時期になり食べてみると、すご~く美味しいいんげんだったのです。いんげんってこんなに美味しいの?というのが最初の感想でした。

おばあちゃんは当時既に高齢だったので、私が自家採種を失敗したらもう手に入らないかもしれないと想いました。
しかし、台風がきて二年後に種取りに失敗してしまいました。最初、たまたまおあいしただけですから、またあのおばあちゃんに会えるだろうか?と思い、いえからかなり遠い場所でしたが、ちょくちょく畑に伺いましたが、なかなか会えませんでした。しかし、あるときにやっとおあいできました。
事情をお話すると、また快く種を譲ってくれました。それからは、もう種取りに失敗したら、高齢のおばあちゃんに譲ってもらえないかめしれないな~と冷や冷やの中自家採種してきました。
ある年また台風により、10粒しか種がとれないような年もあったのです。
自分が失敗したらもうこのいんげんは育てられないから、幻のいんげん、と名付けていた
時期もあったくらいです。

今では自然農仲間にも種をつないでもらっているので、その心配もなくなりましたが、いまだにいんげんの品種はわかっていません。
ただ、味は非常においしいので、毎年大好評です。今までいんげん嫌いだったが、このいんげんは初めておいしいと思ったとも何人もの方にいわれました。

自家採種に苦労したぶんとても愛着あるいんげんです。
いんげん好きな方も、そうでない方も一度はたべていただきたいと思います!

https://www.tabechoku.com/products/152507
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昨年もご好評いただきました枝豆を出品しました。
枝付きの枝豆を出品されている農家さんがおおいですが、彩り農園では、枝から鞘を取って発送します。
それは、無農薬では虫害を防ぐのは難しいため、選別の段階で一鞘、一鞘確認しながら発送するためです。

彩り農園では、日本一おいしい枝豆の作り手になりたい!と思っています。栽培面積はわずかですが、情熱はまけません。
枝豆と言えば、夏!というイメージですが、夏に枝豆を農薬を使わずに栽培するの非常に難しいのです。それは、食べチョクさんでも、農薬不使用の枝豆を出す農家さんが少ないことからもわかります。ほとんどの農家さんが農薬節約栽培となっています。

彩り農園では、農薬を使わずに、肥料を使用せずに栽培するために6月25日~7月20日までのわずかな期間のみ出荷します。このあたりで、農薬や肥料を使わずに栽培できるのはこの時期だけなのです。7月20日以降の収穫は、虫食いやかめむしの害が多すぎて出荷できません。
また、さらに早く出荷するためには肥料が必要になるからです。

枝豆を栽培するうえでの強敵は、カメムシや蛾の幼虫です。被害を防ぐためには、こまめに草刈りをしたり、天敵であるオニヤンマの飾り物を畑にぶら下げたり、栽培期間を限定したりしますが、残念ながら虫害をゼロにすることはできません。
出荷時に一さやづつ選別で取り除きますが、それでも100%ではありません。

枝豆を栽培する難しさだけお話をしてしまいましたが、初夏の枝豆はとてもおいしいです。枝豆は鮮度が命と言われますので、早朝に収穫後、選別してすぐ冷蔵し、冷蔵便で発送します。品種は、時期によりかわりまずが、茶豆、茶豆風味、緑枝豆などになります。どれも、とってもおいしい枝豆です。初夏の枝豆をぜひお楽しみください!

6月25日以降の発送を予定しています!

https://www.tabechoku.com/products/94531
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この投稿をした生産者

愛知県 一宮市

彩り農園