西川農藝の投稿一覧

かぼちゃの周囲にえごまを植えてみました!

今年からの新しい試しみとしてパンプキンシードオイルを搾りたいと考えています。
パンプキンシードオイルの原料となるかぼちゃの種を収穫するためかぼちゃを栽培してます。

かぼちゃを栽培するにあたり、最大の心配事は獣害。
1個、2個かぼちゃを盗られるくらいなら許せるが、野生動物に食べられてしまって全滅なんてことになればシャレにならない。
とはいえ、畑の周囲を頑丈な柵で覆うというのは時間、労力、費用も半端ない。
ということで、野生動物が香りを嫌うえごまを植えてみました。

かぼちゃと言っても普通のかぼちゃとは違い、実ではなく種を食べるかぼちゃなので実は美味しくない(らしい)ので、意外とグルメな野生動物達は見向きもしない可能性も考えられなくもないですが。

もしかしたら、野生動物が嫌う香りということで、質の良くないえごま油にありがちなえごま生臭い臭いをイメージされるかもしれません。
しかし、実はえごまの香りって結構良い香りなんです、少なくとも人間には。
えごまの畑を見つけるとわざわざ車を降りて香りを嗅ぎに来る人もいるくらいなんです。
野生動物と人間の嗜好の違いというとことでしょうか?

果たして本当にえごまが期待通り野生動物からかぼちゃを守ってくれるだろうか⁉️
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本日、畑3枚1.3haのプラソイラ 作業を実施しました!

プラソイラ というのはトラクターで牽引する大きな爪みたいなもの(画像あり)。

何故、この様な大きな爪を畑で引っ張る事が大事なのか?
この作業をしておくと、大雨による湿害にも日照りにも負けない強い作物が育ちます。

畑をトラクターで耕すと表土20cmくらいはホクホクの柔らかい土になります。
しかし、実はその下層はロータリーの刃がバンバン叩いてしまうことで硬い土の層になってしまうのです。
この硬い土の層は「硬」盤層とか「耕」盤層と呼ばれます。
そして、この硬い層は雨が降った際に水が地下に浸透するのを妨げ水を滞留させてしまいます。
結果、根は下方に伸びることができなくなり、最悪作物は根腐れして枯れてしまいます。

50cmほど爪を入れてこの層を破壊することで、水が下方に浸透し層上で滞留することを防ぐことができます。
大雨が降っても水が下方にスムースに流れていけば湿害を防ぐことができるというわけです。

加えて、水が滞留した冷たい土の層がなくなるので根は気持ちよく下方に長く伸びることができます。
根が下方に長く伸びることで酷い日照りでも根は必要な水分を地下から確保することができるので干魃の被害も防げます。

昨年はえごまは空前の大豊作でした! 春の丁寧なプラソイラ 作業のお陰だと思います!
昨年は例年と比較して長く多雨の梅雨、そして梅雨明け後は猛暑と酷い日照りと、条件は決して良いとは言えない年だったのに湿害を受けることもなく干ばつに負けることもなくえごまが空前の大豊作だったのはプラソイラ 作業とは無縁ではないはず。

今年も大雨も日照りも恐るに足らず、です‼️
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ごま油に関する面白い記事を発見‼️

https://dot.asahi.com/wa/2021040700015.html?page=2

ごまと言えば、セサミンなどの成分の抗酸化力が言われてきたが、最近話題の糖化に対しても抗力があるようだ。ごまが昔から世界中で不老長寿の妙薬と言われてきた理由が科学的に次々と証明されているのは頼もしい。

しかし、最近の素朴な疑問、 それは糖化と焙煎植物油の関係???
記事中にごまの抗糖化機能が紹介されているけれど、ごま油に限らずごま製品は焙煎されたものが多い。
糖化についてはまだまだ勉強不足でよく分からない点が多いのだが、間違った理解かもしれないが加熱工程である「焙煎」でも糖化は起こるように認識している。
また、焙煎したごまについては糖化を促進すると思われるが、焙煎ごま油も糖化を促進するのだろうか?
ごまの場合、焙煎が糖化を促進しても、抗糖化力で帳消しではあるが。

生搾りごま油なら糖化の心配0というのは生搾りごま油専門の西川農藝の新たな強みと言えるのか?

ごまだけでなく、えごまや菜種、その他各種植物油は焙煎されているものが多いので焙煎と糖化の関係は今後も要注目。

母の日ギフトに糖化の心配なしの生搾りごま油と生搾りえごま油のセットを母の日特別価格で用意しました。
美容と健康を気遣うお母さんにいつまでも若々しく元気でいてねの気持ちを込めていかがでしょう?
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この投稿をした生産者

鳥取県 倉吉市

西川農藝