固定種/在来種のお野菜・自然栽培ナチュベジ＊ウィル の投稿一覧

私達は、お野菜の収穫が終わったら「片付けておしまい」ではありません。
最後に種を取ります。
画像はピンクミニトマトの種です。
知り合いの菜園家が固定した、唯一無二の品種です。
この1㎜程度の小さな種から来年芽を出し、太い木になり、沢山の実が成るんですね。
素晴らしい…✨

「この頃気候が不安定でお野菜が育ちにくい…」と言われていますが、
お野菜達はその年の気候や病害虫のことを種に記録して、次の世代へと受け渡していきます。
結果、年々私の畑で育ちやすいお野菜へと進化していきます。

その他、採種するメリットは
・種苗代が掛からない
　　苗１鉢、種１袋３００円前後
　　もし私の農場で全ての苗を購入したら数百万？数千万円？掛かる
・種の確保が確実
　　市販の種は輸入している物が殆ど
　　社会情勢の変化で輸入がストップしたらお野菜が作れなくなる
・伝統野菜を次世代へと繋いで行ける
　　とても美味しいけれど「形が不揃い・育てにくい」と言われ廃れていった品種が沢山あり、既に市販されていない品種もある
　　そういう品種こそ、私共のような小さな生産者や家庭菜園愛好家が残していったらいいと思う

種に関しては私達の拘りどころの１つですので、つい熱くなってしまいます😅
これからも「命と真剣に向き合う生産現場」を意識して、日々お野菜の育てに取り組んでまいります。

大根・春菊・ほうれん草…
もうすぐ秋冬野菜の種播きが始まります。

「今年もよく育ってくれるかな？美味しくできて喜んで貰えるかな？💭」
種や畑の準備は、ウキウキ🤗する時間でもあります。

昨日はメイン圃場でもある第１圃場の作業でした。
先ずは私がハンマーナイフモアという３００キロ以上もある大きな機械で草を刈り、その後ろからCEO（夫）が管理機で耕耘しました🚜

当農場の土作りは肥料など圃場外のものを一切入れません。
入っているのは、収穫の終わったお野菜のガラ（枯れた木や葉など）と草だけです。
微生物たちがゆっくり分解して、お野菜の栄養になります。

種播きは、大根などは９月１０日頃、葉物野菜は９月中〜下旬の予定です。

今日は、あまり注目されていない❓拘りの発送用段ボール📦のお話を🤗

皆様のご負担にもなりますので「成る可く資材費を掛けないように」という配慮は勿論なのですが、
届いた時のウキウキ感と、「お手元まで無事にお野菜を運んで貰う」という一番大事な事を考えて選んでいます。

まずはデザイン。
60・80サイズの箱は自然栽培らしい柄をチョイスしました（画像１）。
100サイズの箱は画像２のように並べると、４面に描かれた風景画が繋がります！
楽しんでください🤗

そして強度。
スイカ箱は９㎏以上のスイカが入ることもありますので、通常の段ボールではなく「ダブル」という丈夫な箱を使っています（画像３）。

先輩から
「お金を掛けるべきところにはちゃんと掛けないとダメだよ。せっかくのお野菜がダメになってしまってお客様にもご迷惑が掛かるから」
と言われて「確かに〜」と納得。

今日も沢山のご注文を有難うございます。
皆様のお手元に無事に届きますように…😌

＊リユースダンボールを使用することもあります