那須高原こたろうファームの投稿一覧

トマトの鉢上げ!

ようやくここまで来ました、トマトの育苗第一弾。

種まきに始まり、ワクワクドキドキの発芽を迎え、セル上げしたトマト苗。昨日から今日にかけてようやくポット(鉢)に移植しました。

ポットに移植することを「鉢上げ」といいます。

小さいセルだときゅうくつ。根っこも広く伸びることができないので、どうしても苗自体が成長しにくくなります。

それを大きめのポット(大きめといっても直径9センチ)に移植して、畑に植えるまでそこで大きく成長してもらいます。

第一弾はだいたい20種程度まいているので、間違わないようにするのに結構気をつかいます。
植えてトマトがなったら、違う品種だったとか、こっちに植えたはずなのになぜか隣のハウスでその品種がそだっているとか。

最悪なのが、ある品種の間に別の品種が1本だけあるとか(笑)

そんな大切な作業ではあるんですが、全幅の信頼をおいているアルバイトにまかせてます。

鉢上げした苗は、現在本葉5まい程度。これから成長し、つぼみが開き始めたとき、つまり開花したときに畑に定植します。

たぶんGW後半からちらほら咲き始めるので、定植はGW明けになるかと。

花が咲いた苗を畑に植えるということは、収穫はいつなのかということですが、開花からおおよそ50日後くらい。もちろん気温にもよるので、早まる場合もあります。

なので、こたろうファームの初収穫は早ければ6月下旬というのが、毎年のスケジュールです。

鉢上げした苗、花が咲きそうになったらまたブログ書きますね~~~

乞うご期待!!!
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援農という名の農業体験~その後

前回お手伝いいただいたのが3月5日~6日。
堆肥散布でした。

https://note.com/kotarofarm/n/n21d5d4a29b4f


いろいろ育ってますよ!
堆肥散布していただいたときはまだまだ寒い日が続いてました。2日目は雪降なかを作業していただいたり。

でもみなさんにがんばっていただいたお陰で、作付けも進み、現在こんな状況です。

まだまだ小さいですが、1枚目のレタス類はGWから小さめで販売予定です。
こちらにはサニーレタス、リーフレタス、レタス、ハンサムレッドレタス、ハンサムグリーンレタスの5種類。

2枚めはキャベツ類。こちらには2種類。いわゆる固く締まる普通のキャベツとタケノコ型になるみさきキャベツ。みさきキャベツ(とんがりキャベツ)はサラダ向け。こたろうファームの人気のキャベツです。

3枚目はほうれん草。発芽したばかり。

ほうれん草とキャベツの間にはサラダ向け葉物(サラダ水菜、紅水菜、ルッコラ、レッドパクチョイ、紫小松菜)、ラディッシュ(5色)、あやめ雪かぶ、かぶ、赤かぶ。

そして奥の方にはカラフルにんじん(5色)と5寸ニンジンアロマレッド。

寒さも厳しかったですが、なんとか種まきから発芽、そして苗の定植もし、畑が埋まりました。

GWに間に合わないものが多いですが、5月中旬~下旬の野菜セットにはこちらから収穫できたものがたくさん入るかと思います。

この畑が一通り終わったので次の畑で夏に向けて着々と準備を進めてます。

5月下旬には改めて援農に来ていただけるとのこと。
前回やっていただいた畑の変化も感じていただけたら嬉しいかな。
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とりきれない菜の花はこうなります・・・

そう、菜の花なんです。小松菜も白菜もかぶもなにもかも。
販売するときは花の咲いていない状態で。

でも、収穫が追いつかなくなったり、細いものばかりになると収穫もしないので、畑で黄色い可憐な花を咲かせます。

よく観光地とかにある菜の花畑と同じ状態です。

越冬した野菜が菜の花になるときは、最初に中心部分が伸びてきて花芽をつけます。
これが一番芽。植物の成長点です。

それを適当な長さで収穫。
成長点を収穫するとそこで成長が止まりそうですが、成長点がなくなるとなんとか生き残ろうとわき芽が出てきます。これ植物ホルモンの影響です。

2番芽、3番芽となるにしたがい、だんだん細くなります。
現在収穫しているのが2番芽がメインで3番芽に差し掛かったくらいです。

これ品種にもよるんですが、白菜、小松菜あたりは2番芽あたりでもそれなりの太さ。

これがターツァイ、チンゲンサイ、かぶあたりになると、1番芽自体が若干細めで、2番芽はもう収穫するのも地獄です(笑)

現在ピークですが、GWはぎりぎりいけるか行けないか。毎年そうなんですが、菜の花が早く始まっても、今年のように寒さが厳しく遅くはじまっても、GWはだいたい細い菜の花地獄です。

他にもサラダ向け葉物が充実し始めているので、菜の花自体はあまり収穫しないです。それでも人気のある野菜なのでちょっとだけがんばってます。

収穫をあまり積極的にしなくなると、写真のようになります。
これはこれできれいなので、咲きはじめくらいはブーケのような感じで使ったりも。

そう考えると、最後まで使い切ることができるという野菜も魅力てきですよね。最後は食べるわけではないですが、景観作物のような感じで目を楽しませてくれます。

実際はハチが増えてきてなかなか近づきがたくなりますけど。
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土の中では何が起きているのかわからない・・・

ほうれん草や小松菜、キャベツとかは地面の上で育つので、その生育過程がよくわかります。
発芽したな、本葉が増えてきたな、大きくなってきたな、あ、虫食いがある、ちょっと病気が入ってる?などなど・・・

土の中でできる根菜はというと、
発芽した、本葉がでてきた、葉っぱが大きくなってきた、というのはもちろんひと目でわかります。葉の虫食いや病気もわかります。

けど、収穫して食べる部分は土の中。

土の中ってなにがおきているのか全くわかりません。

本来ならまっすぐ、形よく育ってほしいのですが、人智の及ばない(笑)部分は相当あります。

栽培技術でクリアできる部分ももちろん多いです。

それでも・・・

大根抜いてみたら二股だったり、曲がっていたり。
虫に食われた跡があったり。

ニンジン抜いたらとなり同士なかよく抱き合っていたり。
妙にひげ根が多かったり。

ラディッシュとったら小さすぎたり大きすぎたり。

根菜が二股になったりするのは、根が下に伸びるときに邪魔になるものがあるから。それが小石だったり、濃いめの肥料や堆肥だったり。

栽培している身としては非常にくやしい反面、ほっこりしたりするのも事実。

今日の写真、今朝収穫したラディッシュ(はつかだいこん)です。

ハート型は実は初めてで、ひとつのラディッシュからふた芽でているんですよね。

はっきりしたことはわからないのですが、1粒の種から出ているはず。

忙しく収穫しているさなかでも、こんなかわいいのが出てくると、思わず手をとめて写真をとってしまいます。

規格の決まっている市場などに出す場合は、このようなラディッシュは廃棄処分となりますが、こたろうファームでは無人販売所で販売する場合もあります(笑)

もし見かけたらくすっと笑ってお買い求めください。

きっとしげしげと見てしまいます。
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「菜の花」がとりきれません!!!

とってもとってもニョキニョキどんどん伸びてくる菜の花。
寒い冬を頑張って耐え抜き、暖かくなってきてここぞとばかりに元気いっぱいに花芽を伸ばしています。

菜の花といっても、こたろうファームで販売している菜の花は
・白菜
・小松菜
・チンゲン菜
・ターツァイ
・かぶ
・プチヴェール
などなど・・・の菜の花です。

昨年の夏から秋にかけて作付けしたものが、この季節に菜の花として登場します。

よくスーパーで見かける菜の花は「菜の花専用品種」

同じアブラナ科の野菜ですが、菜の花を作るためのもの。
こたろうファームのそれは、普通に小松菜や白菜で収穫できるものを、わざわざ寒い冬を乗り越えさせて菜の花にしています。

野菜の種類にもよりますが、アブラナ科の野菜は、寒さにあたると子孫を残そうとがんばって花を咲かせます。

冬の間、野菜そのものとしては成長しませんが、じっくり栄養を蓄えてるんですよね。

そんな力がみなぎった菜の花。おいしくないはずがありません。

白菜の菜の花はあまく
小松菜の菜の花はちょっと辛みがある
ターツァイは濃い味
チンゲン菜はシンプル
プチヴェールは甘さが際立ちます。

シンプルにおひたし
ソーセージやベーコンと炒めもの
菜の花パスタ
スープに入れたり
もちろん味噌汁にも

ちょっと花が咲いても大丈夫

その花をサラダにちらしたら素敵な一皿に

使い方、食べ方はお好みで。
調味料もなんでも合います。和風、洋風、中華風。

ご自分の好みの味付け、食べ方を見つけてみてくださいね。

菜の花は今がピークです。
こたろうファームはとってもとっても取り切れない菜の花にうなされている毎日です(笑)
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