那須高原こたろうファームの投稿一覧

援農という名の農業体験~その後その2

援農とタイトル入れましたが、援農で手伝っていただいた畑の近況報告です。

3月19日に堆肥散布していただいた畑のご報告です。

今回は、産直EC食べチョクさんのインターン、嶺さんにご訪問いただきました。

ご家族で那須高原にキャンプでいらっしゃったサイトがたまたま近く。
大渋滞の那須高原のど真ん中のこたろうファームにわざわざお越しいただきありがとうございます。

さて、ご案内した畑は写真の畑。
こちら、援農で堆肥散布していただいたところ。

お陰様でこんなにいろんなものが育っています。

4月19日のnoteでお伝えしたときは、レタス類も小さく、葉物も発芽したばかりぐらいの感じでした。そこから2週間強。レタス類は小さめながらも出荷開始、葉物類も来週から出荷となります。

まだまだ菜の花になっていなかったチンゲンサイや小松菜も、もう収穫時期が終わり、黄色い花が満開です。

たった2ヶ月でここまで変わるんですね。作っている本人もびっくりです。毎年のことなんですけどね。

この畑、葉物類が終わったら、秋向けのにんじんをたくさんまきます。
大根とかかぶとかはまた別の畑で。

2年前は雑草だらけの牧草地でした。昨年からお借りし、牧草の根っこも消え、ようやくやさい畑の顔になってきて、ほっとしております。

地主さんも、雑草の多い牧草に嫌気がさしていたようで、会うたびにきれいにつかってくれてありがとうと、借りている私がお礼を言われるというありがたい状況。

お借りした畑は大切に使わせていただきます。
ただ、手が回らなくなって雑草だらけになったらごめんなさい。でもその雑草もなんとか処理してすぐもとに戻します!!!

こちらの畑は通りから見ることができます。お近くを通ったら畑にはいるのはご遠慮いただいてますが、見ていってくださいね。

では、この畑の移り変わりを今後もお楽しみください!!!

援農で来ていただいた方には、この畑で収穫した野菜をお送りしますね。
コメント(0)
こたろうトマト2022 全39種 その5 サンマルツァーノ・リゼルバ

サンマルツァーノって加工用トマトのイメージ。イメージというか実際加工用で、水分が少なくぼそぼそした食感。生で食べても正直あまりおいしくないです。もちろん品種によるかと思いますが。
ただ、これって加工用というだけあって、火を通してトマトソースなんかにすると真っ赤なすごくおいしいトマトソースになります。

昨日紹介したシシリアンルージュ。この2つのとまとはこたろうファームでも人気でおすすめトマトです。

シシリアンルージュは「生で食べるなんてもったいない」トマト。
サンマルツァーノリゼルバは「憧れの調理用」

なんかわかるような気がする(笑)

ちなみに「リゼルバ」は「特別な」という意味。
特別なサンマルツァーノということ。

何が違うのかというと、味はもちろん食感が従来のサンマルツァーノとは大違いで、生でたべてもすごく美味しいトマト。

ゼリー部分が少なく、食感もしっかり気味、けど皮は固くない。
ピークシーズンは収穫しながらばくばく食べてしまいがち。

シシリアンルージュと同様に露地栽培で作ります。
太陽がさんさんと降り注ぐ夏の暑い日、きらきらとした真っ赤なトマトが鈴なりになっている光景はピカイチ。

きっと皆さんを虜にする味だと思います。

さてさて、食べ方ですが、
・トマトソース
・オリーブオイルと塩こしょうでシンプルに焼く
・豚バラやベーコンで肉まき
・サラダ

リコピンも旨味成分も通常の大玉トマトより多いとのこと。
旨味成分は火を通すとより感じやすくなります。

とにかく生で食べてもおいしいですが、火を通して、そう、フライパンで軽く焼くだけで十分です。

ゼリー部分が少ないとはいえ、それなりに水分はあります。
あつあつを頬張るのもいいですが、火傷に十分ご注意ください。

肉巻きは巻いた肉に火が通れば十分です。トマトの仲間であたたかくということであれば多少ながめで焼くかもしくは縦半分にカットして肉に巻いてください。

とにかく火傷に注意!

でもやけどしても食べたいくらいの美味しさです。

こたろうファームでは7月下旬ごろから収穫開始の予定。

単品でも人気のサンマルツァーノリゼルバをお楽しみに!!!
コメント(0)
レタスは火を通して!

レタスってサラダで食べるイメージ。もちろんレタスチャーハンとか火を通して食べることもあるかもしれませんが、ご自宅ではほぼサラダかなと勝手な想像。

レタスは火を通すともっとおいしくなるんです
フレッシュなレタスをサラダで食べるのはすごくおいしいですよね。
まるごとレタスを手で割って、その上にツナ缶まるごとのせてとか豪快な食べ方もレタスレシピとしては最高のひとつ。

でも、生で食べるとあまり量はたべられないし、どうしても食感が単調になりがち。おいしいからたくさん食べたいけど、とはいえ生だとそれほど消費できなかったりします。

そこでレタスを炒めたりかるく湯がいたり火を通してみてはいかがでしょうか?

生で食べるときはまた違ったおいしさ、いや、火を通したほうが断然おいしいと思います。

おすすめは豚バラとのレタスしゃぶしゃぶ
そう、レタスをしゃぶしゃぶでいただくのです。
一緒にしゃぶしゃぶするのは豚バラで。脂身が多いほうが、あっさりのレタスがよりいっそうおいしくなります。

しゃぶしゃぶの加減はお好みで。
さっとしゃぶしゃぶしたり、じっくりしゃぶしゃぶしたり、いろいろ試してみてください。

生でも食べたいときは、もちろんしゃぶしゃぶした豚バラをつつんで食べてもいいと思います。

レタスしゃぶしゃぶのいいところは、生からじっくりしゃぶしゃぶしたレタスまでいろんな食感を楽しめて、たくさん食べられること。

レタス炒めもおいしいですよ
中華料理でもありますが、オイスターソースで炒めたレタス炒め。
レタスだけ炒めてもいいし、お肉などといためても。海鮮もいいかもしれませんね。

オイスターソースがなければ、ベーコンやハムとオリーブオイルと塩こしょうでシンプルに。
レタスだけなら、コンソメをちょっと加えるだけでもまた一味違った洋風レタス炒めになります。

やっぱり生がいいという方は・・・
ちぎったりきざんだりしてサラダもいいですが、一枚ずつむいて、食べられる深皿のような使い方も。
ポテトサラダのせたり、焼肉をのせたり、いろんなおかずやおつまみをレタス皿にのせてみてくださいね。

手に入りやすい食材、だからこそいろんな食べ方でレタスを楽しんでみてください。

こたろうファームのレタスは5月下旬ごろから収穫予定です。
フレッシュな那須高原のレタスをみなさまにお届けできるのももうすぐ。

楽しみにお待ち下さい!!!
コメント(2)
こたろうトマト2022 全39種 その4 シシリアンルージュ

「生で食べるなんてもったいない」というキャッチフレーズのシシリアンルージュ。

就農2年めくらいから毎年作り続けているトマトです。
桃太郎に次いで長く作っている、愛着のあるトマト。たぶんこれからも必ず作るトマトなんだろうなと。

なんでかというと、シンプルです。
おいしいから!!!

基本加工向けのトマトではありますが、生で食べても非常においしいのです。ゼリー部分が少なく、もちろんその分果肉部分が多いので、ある意味食べごたえもあります。

食べごたえといっても、実はこのシシリアンルージュはミディトマト(中玉トマト)。

ハウスで作るとそれなりの大きさになりますが、こたろうファームでは露地でこのトマトを作っています。一部ハウスで作る場合もありますが、それはハウスのどこかに隙間があるときに植える程度(笑)
なので、基本露地栽培です。

露地栽培だと風雨や暑さにさらされ、トマトにとって厳しい環境になる。そして、ソバージュ栽培という、脇芽を取らずにブッシュ状にして育て上げるのでひとつひとつが小粒になります。小粒といっても普通のミニトマト程度。

ちょっと専門用語になってしまいました。
トマト栽培の経験がある方ならおわかりと思いますが、茎と葉の付け根から芽が出ます。脇芽(わきめ)といいます。これは放っておくとどんどん成長して花がついて実が付きます。
たくさんとれそうですが、たくさんとれるということはその分栄養が分散されるので、ひとつひとつが小さくなってしまいます。
なので、トマトは脇芽が出たら全部とって、中心の樹だけを育て、ひとつひとつが大きくなるように仕立て上げます。一本仕立てといいます。

ソバージュ栽培とは、その脇芽ととらずにのびのびと育てる栽培方法。
一本のトマトの樹が扇状に広がっていくイメージ。

栽培の手間があまりかからない、露地栽培でもできるのでハウス建設のコストがかからない、一株あたりの収穫量が多いなどのメリットがあります。

ただ、天候に左右されるし、樹が大きくなったときはちょうど台風シーズンど真ん中。大きく成長したソバージュ栽培のトマトは、台風のような強風で横倒しになる場合もしばしば。
リスク高いですが、他のコストや育てやすさを考えると、決して悪くはないやり方かと。

そんなお日様をおもいっきり浴び、のびのびと育ったシシリアンルージュ。
リコピンは通常の大玉トマトの8倍、旨味成分は3倍とのこと。

そして「生で食べるなんてもったいない」ぐらい、火を通したほうが断然おいしいです。

写真のようにトマトパスタ。ソースにしなくてもカットしたトマトをパスタと一緒にオリーブオイルで軽く炒めるだけ。

もちろんトマトソースもうまいです。
ゼリー部分が少ないこともあり、短時間でトマトソースにできます。
きちんとなめらかにということでなければ、小さい鍋やフライパンで軽く炒めるだけで簡易的なソースに。

おすすめは、肉巻き。
豚バラがいいかな。もちろん他の部位でも牛肉でもお好みで。

豚バラのスライスで巻いたシシリアンルージュを金串にさして炭火で肉に火が通るくらいに焼きます。あまりじっくり焼くとトマトが熱くて火傷するのでご注意を(笑)

トマトの旨味が肉とからみあって、BBQには欠かせないメニューとなります。

後日紹介する「サンマルツァーノリゼルバ」という品種も同じように火を通したほうが美味しいトマトで、実はこのリゼルバの肉巻きはさらに上を行くおいしさ。

シシリアンルージュを畑に植えるのは5月下旬か6月上旬の予定。
ですので、収穫は早くて7月中旬ごろ。

那須高原の夏はキャンプ、そして、その食材はこたろうファームのシシリアンルージュでよろしくおねがいします!!!
コメント(0)
トマトの花が咲きました!

種まきしたのが3月9日。
その日から50日くらい?ようやくトマトの花が咲き始めました!!!

第1号は「ラブアップル」

ラブアップル?りんご?
いや、トマトです。

ラブアップルはオランダでの通称のようです。

日本で種買ったときの名前は「ハートブレイカー」
ハートブレーカー=胸が張り裂けそうな思いをさせる人

なんかすごい(´・ω・`)

ハンギングやプランターで作りやすいトマトで、もちろん庭植えもOKです。

トマトは葉と茎の間から出る脇芽(わきめ)をつんで、なるべく中心の茎から出る実に栄養がいくようにします。
ところがこのラブアップルは、縦に伸びにくく、そのかわり脇芽をどんどん伸ばして収穫するタイプ。

トマトを栽培すると、こたろうファームのやり方でも、トマトの終盤な5~6メートルまで伸びます。

ラブアップルは脇芽をどんどん伸ばすのでブッシュ状になります。

今年初めて作るんですが、どうやらおいしいようです(笑)

まだ食べてないから感想もいえないです。メーカーによると甘くておいしいらしいですが、確証がないので書きにくいです。

さて、花が咲いたラブアップル。
だいたい開花後50日程度で収穫期を迎えます。

ということは6月下旬には収穫できそうです。
ラブアップルに引き続き、他の品種も少しずつ開花し始めました。

5月7日、8日の苗販売会が終わり次第、何日かかけて定植します。

花が咲くとほっこりしますが、それはそれでプレッシャーで気合が入ります。
おいしかったといっていただくために、よりいっそう気合をいれますね。

ラブアップルは苗販売会で販売致します!

https://www.instagram.com/p/Ccwyg1bPCgZ/?utm_source=ig_web_copy_link
コメント(0)

この投稿をした生産者