那須高原こたろうファームの投稿一覧

こたろうトマト2022 全39種 その3 グリーンゼブラ

昨日ご紹介した三色トマトのカプレーゼは大好評だったようで、ありがとうございますm(_ _)m

まだトマトもできてないのにというところですが、三色のうちの一色、グリーンのトマトをご紹介します。

グリーンゼブラを作ってます
こたろうファームで作っている緑の大きめのトマトはグリーンゼブラ。ゼブラなのでしましまです。濃い緑と薄い緑。グリーンのトマトとはいえ、ちゃんと熟しています。さらに熟してくると、薄い緑の部分が黄みがかってきます。
※緑色のミニトマトは2種類作っていますが、後日ご紹介いたします。

味はどうかというと、甘すぎず酸っぱすぎず、バランスの取れた、そしてあっさり目の味。

なんか特徴ない紹介してしまいましたが、味は目立たないですが、料理にしたときに目立ちます(笑)

えっ!これ食べられるの?
と思ってしまいます。だって緑ですから。
でも触れば柔らかさはあるし、食べても渋みもなく、料理にアクセントを加えてくれます。

収穫難しくない?
樹になっているときは緑です。
収穫するときも緑です。

ならどのタイミングで収穫するの?ということですが、毎日観察してると明らかに色が変わってきます。

先程熟してくると黄みがかってくると書きましたが、実はこう説明するしかなく、実際目で見てもらうしかないです。

樹になっているときは写真のようにすでにゼブラ柄。

栽培がなかなか難しい
このグリーンゼブラ、固定種なので形状やなり具合が安定してません。栽培技術の問題もあるのかと思いますが、なかなかうまくいかない。

さらに病気に弱いという欠点も。

そのせいで1本の樹からの収穫量も少ないので、栽培本数もごく少なめです。

単品で販売することもなく、カラフルトマトセットのなかに1個程度入ります。もしたくさんとれたら、赤・黄色・緑のセットで販売したいとは思っていますが、これがなかなか・・・

ここまで紹介したら、なんとか三色トマトセットで販売と思いたいのですが、こればかりは収穫量と相談しながらとなります。もし販売できるとしても、無人販売所だけかもしれません。

乞うご期待!と書きたいところですが、ちょっとだけ期待してください(笑)
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こたろうトマト2022 全39種 その2 桃太郎ゴールド

先日紹介した桃太郎トマト。
トマトといえば赤。もちろん桃太郎トマトも赤(厳密にはピンク系です)。

ところが、ミニトマトでもミディトマトでもない、大きな桃太郎トマトの黄色があるんです。

その名も「桃太郎ゴールド」

黄色い大きなトマト
ちょっとめずらしいですよね。花が咲いて実が付き、熟すまでは緑色で赤い桃太郎トマトと一緒。その緑色のトマトが熟すにしたがって少しずつ黄みがかってきます。

黄色いトマトとは言いましたが、完熟すると柿のようなオレンジ色になります。

販売所やマルシェで販売していると柿と間違われることもしばしば(笑)
でも柿ではありません。ちゃんとした(?)トマトです。

赤と黄色の違いはなにか
さてさて、桃太郎と桃太郎ゴールド、色以外に何が違うのか、ということですが、トマトにはリコピンが含まれています。

そのリコピンは2種類あり、桃太郎ゴールドは吸収されやすい形のリコピンとのこと。

詳しくはカゴメさんのニュースリリースをご参照ください。

https://www.kagome.co.jp/company/news/2018/2018051401.html

味はどうなの?
個人的な感想ですが、桃太郎トマトより若干酸味が強めのイメージです。かといって酸っぱいトマトというわけではなく、甘みももちろんあるので、そのバランスが酸味に若干偏っているかなと。

もちろん収穫する季節や熟し度合いによっても変わってくるので一概には言えませんが、赤い桃太郎トマトとはまた違った味わいです。

赤と黄色の組み合わせで素敵な料理に
黄色だけでも十分映えますが、赤と組み合わせるとより一層楽しい食卓になります。

例えば、同じサイズの赤と黄色のトマトがあったら、こんな素敵なトマトサラダに。

カプレーゼも両方使っちゃいましょう!

ちなみにこの緑色のトマトも完熟したトマトです。後日紹介しますが、グリーンゼブラトマト。

トマトジュースにすればもちろん黄色やオレンジのトマトジュースに。

赤イメージのトマト料理ですが、黄色を一緒にすることで、きっと楽しい食卓になるかと思います。

もし手に入ったらぜひいろいろ試してくださいね。

こたろうファームでは生産量が少ないので単品販売しませんが、各マルシェなどでは桃太郎トマトと一緒に販売します。もちろんカラフルトマトの詰め合わせにも収穫できれば入りますよ。

夏をお楽しみに!!!
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中耕やら播種やら除草やら・・・

種まきから畑の準備、定植、そして収穫までの管理作業。
様々な作業に追われる春。
大変というわけではないですが、多品種作っているがゆえに、いろんな作業が同時進行で行われます。

今日の作業は、種まき、中耕、除草、収穫
アルバイト、うちのYokoさん、そして私とで手分けしてやってます。

種まきはとうもろこしとか枝豆とか
畑に植えるための苗作りです。とうもろこし、枝豆、キャベツ、ロマネスコ、カリフローレ、レタス、サニーレタス、リーフレタスをまきました。

現在育苗ハウスには、上記の苗以外に
かぼちゃ4種、ズッキーニ2種、なす2種、ピーマン・パプリカ類4種、とうがらし類3種、ハーブ類4種などがあります。
ある意味夢のようなハウス。だっていろんな作物があるから。
逆に言えば悪夢のようなハウス。だっていろんな作物があるから(笑)

大変等言うわけではなく、すごく楽しいのです。

キャベツを中耕(ちゅうこう)
キャベツはマルチを使う場合と使わない場合があります。うちの場合は遣いません。

マルチを使うといろんなメリットがあり、そのうちのひとつが雑草抑制。
写真をご覧頂くとわかりますが、マルチを使ってないと雑草が結構生えてきます。まだ春先なのでこの程度で済んでいます。

さて、この雑草、カマなどの道具で取ることはありません。株と株の間に生えた雑草を三角ホー(三角形の鍬)や除草用の道具(けずっ太郎)などで立ったまま軽く除草。そのあと、管理機という歩行用の機械で中耕します。

実はこの直前に鶏糞をまいており、この鶏糞は追肥(ついひ)。追加で肥料をあげるということ。ちなみに最初に上げる肥料は元肥(もとひ、もしくはもとごえ)。2ヶ月以上栽培期間があるキャベツはどこかで追肥しないと肥料がもたないんです。

さて、話それましたが、追肥して、管理機で土の表面を削り、そして文固められた畝間や畝の端を耕しながら除草します。これが中耕。

除草や追肥した肥料をまぜる、そして固まった土をほぐしてあげることで空気をいれふかふかにするという目的でやります。
作物が根っこをはりやすく。土台(根)がしっかりしなければ作物はきちんと育ってくれません。

そしてほぼ毎日やっている収穫
収穫はなんやかんや毎日なにかしらやってます。
今日は、レッドリアスからし菜、サラダ水菜、プチヴェール、菜の花。

今日やってないのはトラクターの運転ぐらいか・・・
いや、次の畑の準備のためのトラクターももちろんですが、施肥(せひ、肥料を散布)、マルチかけ、草刈りなどまだまだやらなければならないことあります。

畑全体でプランを作ってやることもありますが、作物を植え始めると、作物ごとに様々な作業が同時進行で行われます。

結構パニックです。いや、相当パニックです。
けど、当たり前のようにやれているので、相当慣れてきているのかと感じなくもないですが、それでもパニックです(笑)

これを苦労と思いませんが、そこから作られる那須高原の様々な野菜を、旬を楽しんでいただければ幸い。

今管理作業している作物たちすでに出荷中のものもあります。サニーレタスなどが出荷中。それに続いてサラダ向け葉物。そしてキャベツやカリフローレ、スティクブロッコリーなど。

その横にある菜の花はきれいな黄色い花が咲き誇っているのでそのままにしておいて、GW明けにはそうそうにきれいに後片付けしてなす畑になります。

数ヶ月単位で畑の顔が変わってきます。
今日の写真は中耕前と中耕後のキャベツの様子だけですが、少しずつ変わっていく畑の様子もご紹介いたします。
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こたろうトマト2022・全39種紹介② 桃太郎トマト

今年作る品種紹介第一弾は、研修から始まり就農した年からずっと作り続けている「桃太郎トマト」

就農する前の1年間は、この地域ではトマトづくりで有名な農家で修行しました。そこで作っていたトマトが桃太郎トマト。

トマトはもともと好きでしたが、研修前は「桃太郎トマト」という品種があることすら知りませんでした。東京にいたころ(2000年頃)はスーパーで買うトマトは味がない、おいしくない、実家の山形から送ってもらうトマトはうまい、そんな程度の認識。当時、山形から送ってもらっていたトマトが桃太郎かどうかはわかりませんが、想像するに樹で熟させていたトマトだったんだろうなと思います。

研修先のトマトはそれはもううまいのなんのって。甘みも酸味もバンラスよく、トマトに惚れ直した瞬間でした。

桃太郎トマトって有名ではあるかと思いますが、品種名としてはまだ知る人ぞ知るぐらいの感じかと思います。

開発当時の秘話はこちらからご覧ください。タキイ種苗さんのホームページです。

https://www.takii.co.jp/brand/momotaro2.html

好みの熟し度合いを見つけてみてください
買っていただいてすぐ食べるのももちろん十分おいしいですが、お好みまでご家庭で追熟していただくとよりおいしく召し上がっていただけると思います。

追熟は簡単です。常温でそのまま保管してください。冷蔵庫に入れると追熟は可能ですが、時間がかかります。キッチンの空きスペースに置いておくだけで十分です。

赤い状態で買ってきたはずのトマトがさらに赤みがましてくるかと。
もちろんみなさんのお好みもあるので、ちょっと青くさい硬めがよければかってすぐのほうが良いかもしれません。

桃太郎トマトの場合、追熟しても硬さは残ります。
硬さは残るけど、青くささが消え、甘みがましてきます。

一袋トマトを買うと3~4個入っているかと思います。
まずはすぐ1個食べてみる。それ以外は常温で追熟。
翌日か翌々日に1個、そしてさらに1~2日おいて1個というようにお試しいただくと、ご自分の好みが見つかるかと思います。

おすすめはなんといってもサラダ!
さてさて、桃太郎トマトのおすすめの食べ方はいろいろありますが、なんといってもサラダで。

切ってそのままが一番美味しいと思います。
ちょっと旨味甘みを増したければ、軽く塩をふって。

実はこの塩をふったら、2~30分常温で放置するとさらに旨味が増します。塩をふると水分が出るかと思いますが、その出てしまった水分はドレッシングやスープにお使いください。

ギュッと旨味の詰まったトマトになります。

冷やすのは食べる直前に!
先程追熟のお話をしましたが、ずっと冷蔵庫に入れておくとなかなか熟しません。

食べたいなと思ったとき、その直前に冷蔵庫で冷やしてください。
ただ、冷やしすぎると甘みや旨味を感じにくくなります。

真夏の暑いとき以外は常温で食べていただくのが一番いいかもしれません。

実は焼くともっとおいしいです
トマトは生でというのがほとんどかと思いますが、ここは思い切ってオリーブオイルと塩コショウ程度で焼いてみてください。

焼き加減もお好み次第。
焼きすぎるとソースになってしまうので適度に(笑)

焼いたトマトをそのままステーキ風に食べたり、焼肉やBBQで一緒に焼いたり。ハンバーグの上にのせたり、朝食で目玉焼きに添えたり。

生で食べていたときとは全然違うトマトをお楽しみいただけると思いますよ。

こたろうファームの桃太郎トマトは7月から販売予定です。単品販売は実はやっていませんが、カラフルトマトのセットや野菜セットなどに入ります。

また、那須高原に来ていただければ、無人販売所や各マルシェで販売しています。

ぜひぜひ、那須高原の夏の桃太郎トマト、樹で熟した味をお楽しみください!!!
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今年作るトマトのご紹介①

いろんな種類作ってますとは言いながらも、実際何を作っているのかきちんとご紹介したことなかったなと。

昨日鉢上げ(苗を大きいポットに移植)し、畑(ハウス)に植えるのはGW明け。収穫は6月下旬ごろから。

それまでに少しずつですが、今年作っているトマトをご紹介いたします。

今回は今年作っている品種名を。
この中で興味があるものがあればご連絡ください。優先して次回以降ご紹介いたします。

<<大玉トマト>>
桃太郎トマト(※)
桃太郎ゴールドトマト(※)
ブルズハート
クックゴールド(※)

<<ミディ(中玉)トマト>>
フルティカ(※)
シンディオレンジ
イエローホープ
グリーンゼブラ
ベネチアンサンセット
エスプロッソ
アマルフィの誘惑
マラケシアンヒップ
サンマルツァーノリゼルバ

<<ミニトマト>>
プチぷよ(赤)(※)
プチぷよ(黄)(※)
プチぷよ(緑)(※)
トマトベリー(※)
ピンキー(※)
きらーず(※)
フラガールオランジュ(※)
ピッコラカナリヤ(※)
サングリーン(※)
サンシトロン(※)
プリンセスチョコ(※)
花鳥風月(※)
トスカーナバイオレット(※)
ロッソナポリタン(※)
キャロルパッション(※)
ロッソアモーレ
ブラッディータイガー
サリーナエメラルド(※)
ナポリターナカナリヤ(※)
チョコアイコ(※)
ピッコラルージュ
サンガーネット
シシリアンルージュ(※)
ハートブレイカー(※)
マイクロトマト(赤)
マイクロトマト(黄)

全39種類!!!
※印・・・早ければ6月下旬から収穫、それ以外は7月下旬からの予定

最初は収穫量が少ないので、無人販売所や週末のマルシェだけでの販売となります。7月中旬ごろからオンラインでも販売開始予定です。

ご予約は5月下旬ごろから承る予定です。

今年始めて作るトマトは、
プチぷよ(緑)
サンガーネット
ハートブレイカー

今年から復活したのが
エスプロッソ
マラケシアンヒップ
ピッコラカナリヤ
ピッコラルージュ

全種セット販売できるのか?
昨年はできませんでした。
なんとかやりたいと思ってますが、全部揃うのは実は以外に難しい。
たまたまそれがとれなかったり、ちょっと病気気味だったり、限定にはなるかもしれませんが、ご案内できればと考えてます。

例年通り、10種以上入ったセット、20種以上入ったセットは販売予定です。

3ヶ月も先の話ですが、すでにお問い合わせいただいたり、ありがたい限りです。

さてさて、今年はどうなるか。天候とにらめっこしながら、みなさんにカラフルトマトをお届けできるよう、日々がんばりまぁす!!!

乞うご期待!!!
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この投稿をした生産者