中耕やら播種やら除草やら・・・
2022/04/27
中耕やら播種やら除草やら・・・

種まきから畑の準備、定植、そして収穫までの管理作業。
様々な作業に追われる春。
大変というわけではないですが、多品種作っているがゆえに、いろんな作業が同時進行で行われます。

今日の作業は、種まき、中耕、除草、収穫
アルバイト、うちのYokoさん、そして私とで手分けしてやってます。

種まきはとうもろこしとか枝豆とか
畑に植えるための苗作りです。とうもろこし、枝豆、キャベツ、ロマネスコ、カリフローレ、レタス、サニーレタス、リーフレタスをまきました。

現在育苗ハウスには、上記の苗以外に
かぼちゃ4種、ズッキーニ2種、なす2種、ピーマン・パプリカ類4種、とうがらし類3種、ハーブ類4種などがあります。
ある意味夢のようなハウス。だっていろんな作物があるから。
逆に言えば悪夢のようなハウス。だっていろんな作物があるから(笑)

大変等言うわけではなく、すごく楽しいのです。

キャベツを中耕(ちゅうこう)
キャベツはマルチを使う場合と使わない場合があります。うちの場合は遣いません。

マルチを使うといろんなメリットがあり、そのうちのひとつが雑草抑制。
写真をご覧頂くとわかりますが、マルチを使ってないと雑草が結構生えてきます。まだ春先なのでこの程度で済んでいます。

さて、この雑草、カマなどの道具で取ることはありません。株と株の間に生えた雑草を三角ホー(三角形の鍬)や除草用の道具(けずっ太郎)などで立ったまま軽く除草。そのあと、管理機という歩行用の機械で中耕します。

実はこの直前に鶏糞をまいており、この鶏糞は追肥(ついひ)。追加で肥料をあげるということ。ちなみに最初に上げる肥料は元肥(もとひ、もしくはもとごえ)。2ヶ月以上栽培期間があるキャベツはどこかで追肥しないと肥料がもたないんです。

さて、話それましたが、追肥して、管理機で土の表面を削り、そして文固められた畝間や畝の端を耕しながら除草します。これが中耕。

除草や追肥した肥料をまぜる、そして固まった土をほぐしてあげることで空気をいれふかふかにするという目的でやります。
作物が根っこをはりやすく。土台(根)がしっかりしなければ作物はきちんと育ってくれません。

そしてほぼ毎日やっている収穫
収穫はなんやかんや毎日なにかしらやってます。
今日は、レッドリアスからし菜、サラダ水菜、プチヴェール、菜の花。

今日やってないのはトラクターの運転ぐらいか・・・
いや、次の畑の準備のためのトラクターももちろんですが、施肥(せひ、肥料を散布)、マルチかけ、草刈りなどまだまだやらなければならないことあります。

畑全体でプランを作ってやることもありますが、作物を植え始めると、作物ごとに様々な作業が同時進行で行われます。

結構パニックです。いや、相当パニックです。
けど、当たり前のようにやれているので、相当慣れてきているのかと感じなくもないですが、それでもパニックです(笑)

これを苦労と思いませんが、そこから作られる那須高原の様々な野菜を、旬を楽しんでいただければ幸い。

今管理作業している作物たちすでに出荷中のものもあります。サニーレタスなどが出荷中。それに続いてサラダ向け葉物。そしてキャベツやカリフローレ、スティクブロッコリーなど。

その横にある菜の花はきれいな黄色い花が咲き誇っているのでそのままにしておいて、GW明けにはそうそうにきれいに後片付けしてなす畑になります。

数ヶ月単位で畑の顔が変わってきます。
今日の写真は中耕前と中耕後のキャベツの様子だけですが、少しずつ変わっていく畑の様子もご紹介いたします。

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