那須高原こたろうファームの投稿一覧

英語のお仕事

お仕事といっても私がやっているわけではなく、こたろうファームのマルシェ販売担当Yokoさん(わたしの妻)のお仕事。

那須高原の冬は寒く、今現在も野菜の通販や定期便はお休みしている状態。
観光客も少なく、このコロナ禍ということを除いても冬の那須は基本ヒマです(笑)

そして観光や飲食関係の仕事をする仲間たちも同じようにヒマ。

そんな時間を有効に使えないか、そして那須に引っ越してくる前に培っていたスキル・仕事を活かせないか、ということで冬季限定で「なす英語倶楽部」が始まりました。

元企業英語講師、農家になる②
https://note.com/gon2kota9/n/ne77f4108879e

もうかれこれ10年。
あるときから活動がちょっとずつ変化していきます。

元企業英語講師、農家になる③
https://note.com/gon2kota9/n/ne77f4108879e

そんなこんなで続けていた英語倶楽部、今年は生徒と一緒に、那須高原&日本文化紹介の英語動画に挑戦し、本日その集大成がアップされました。

那須に来たらぜひ訪れてほしい名所「殺生石(せっしょうせき)」
殺生石の説明はこちらの動画をご覧ください(英語ですけどね)。

素敵な動画です、那須の歴史と英語を一緒に楽しんでください!

それではどうぞ・・・

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野菜セットも英語対応します

野菜セットや定期便をご利用の方に、少なからずEnglish speakerがいらっしゃいます。

野菜セットをご利用いただくと、必ず「野菜リスト」を入れてるんですが、一昨年までは日本語のみでした。

定期便のお客様で英語でメールを送っていただくお客様がいらっしゃって、その方とはもちろん英語のやりとり。
日本語ももちろんできるんですが、英語のほうが得意だとのこと。

ならば、野菜セットに入れるリストも英語にしたほうがいいのでは?と動いたのがマルシェ販売担当のYokoさん(うちのかみさんです)。

Yokoさんはアメリカに留学していたこともあり、東京では企業向けの英語講師もやっていました。

那須に引っ越してきてからも「那須英語倶楽部」を運営し、毎年農閑期の冬のシーズンに英語を教えています。

正直、日本語のリストを作るのも大変だし、それに英語も加わるのはさらに手間なことは事実。でも、ご利用いただくお客様は日本人や日本語達者な方だけではないんですよね。

そんなお客様にもすこしでも那須高原の野菜がおいしいことを知っていただきたい、そしてこちらに旅行に来た際にはぜひお声がけしてほしい。
それも英語で対応。

日本語だけよりはよりお客様と接する機会も増えるし、野菜の魅力のみならず、那須高原の魅力もきっとお伝えできるはず。

英語のPOPがあるスーパーでしか買い物できなかった方にもアプローチできればいいなと。

そこからなにかしら繋がりができたら、他の農家さんのおいしいものを紹介できたらもっといい。

そんな思いで、今年は英語の商品ページも作る予定です(予定ですよっ!)
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「菜の花のブーケ」は春限定!

※通販では販売できないので、こんなものもあるとという感じでご覧くださいm(_ _)m

野菜のブーケは年に何回かご依頼いただきます。
ブーケとは言えないまでもカラフルな野菜の詰め合わせは、はっとするような美しさがあります。
特に夏野菜はカラフルトマト、パプリカ、なすなどなど色とりどりのものがあり、ちょっとしたかごに詰めるだけでも華やかなプレゼントになりますよね。

今の時期しかないブーケが「菜の花のブーケ」

種をまいたのは昨年の秋から冬にかけて。
厳寒期は成長も止まり、じっと寒い畑で耐えつつ、おいしさを溜め込んでいます。実はそのおいしさが春先に子孫を残すために可憐な黄色い花を咲かせるエネルギーとなります。

そのじっくりためた作物のエネルギーをいただく春の菜の花は、たまらなくおいしいです。

※「菜花」「菜の花」どちらも「なのはな」です。使い分けはお好みで(笑)

菜の花の収穫期間は短く、茎も太めのものをとれるのはせいぜい2~3週間。それをすぎるとどんどん細くなります。そしてたいてい収穫が間に合わなくなり、花が咲き誇るというのが毎年のパターン(笑)

ただ、咲いてしまった菜の花が素敵なブーケになります。

1枚目の写真はプチヴェール3色のブーケというか詰め合わせ。平べったい箱に並べたものです。これは知り合いのお店のオープンにお祝いで持っていきました。

もちろん食べられますよ。

花が咲いたから食べられないわけではなく、もちろん食べられます。
逆に花が咲いてしまったら、あえてその花をとって、サラダにちらしたりすれば、緑色メインのサラダに黄色い花が咲いたような感じになります。

おひたしにしてもいいし、パスタにしてもおいしいです。
パスタは一緒に合えるのはもちろん、最後に花の咲いた菜の花をちょっと添えると春っぽい盛り付けになります。

通販などでは販売できないこと、大変申し訳ございませんm(_ _)m
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苗の定植も始まりました!

昨日は露地の畑への種まき始まったお話、今日は定植が始まったお話です。

実は、本日の那須高原は朝方から雪が降っており、昼に雨に変わってものの、暗くなってきた今はみぞれが降っています。

今年初の露地畑に野菜苗の定植

昨日が今年1回目。カラカラに乾燥した畑でした。
露地畑・・・ビニールハウスではない、外の畑
定植・・・苗を植えること。種まきは「播種(はしゅ)」と言います

植えたものは、サニーレタス、レタス。
だいたい1000本くらいかな。

そう、植えた翌日に雪が積もって大丈夫なんですか?というごもっともなご質問。
できれば寒さには当てたくないですが、大丈夫です。これが氷点下になって地面もガチガチに凍るようだと非常によろしくないです。
寒いとはいえ春になり地温も上昇しているので、凍る心配がありません。

もちろん、ビニールトンネルや不織布のようなもので覆ったほうがいいのです。雨もふらず、乾燥が続きカラカラの畑だったので水分が欲しかったのも事実。余計なおおいをせずに、自然に任せて土が適度に湿ることも期待してます。

直接種まきしないのか?

野菜を作るにあたって直接畑に種をまくもの、苗を作って定植するものと二通りあります。

単純に短期間で収穫してしまうもの、ある程度長期でも根菜類はそのまま畑に種まきします。
昨日紹介したものでは、根菜類はにんじんとかぶ、サラダ向け葉物はルッコラ、レッドリアスからし菜など。葉物は1ヶ月程度で収穫はじまります。

トマトやナスなど長期間にわたって収穫するもの、キャベツやレタスなど中期で収穫するものは苗で定植。

こんな感じの分け方でだいたいおわかりいただけるかと。

商売の邪魔をするつもりは毛頭ないですが、たまにホームセンターなどで水菜や小松菜の苗を売っていたりしますが、すぐ収穫できるメリットはあるものの、ちょっともったいないかなと思います。

種を買うといくら小袋でも種が入りすぎて使い切れないというのもあるので、ある程度需要はあるかもしれませんが。もし種たくさんあったら、キッチンペーパーなどつかってスプラウトを作るとどれもおいしくいただけます。

脱線してしまいましたが・・・

収穫はいつ?

サニーレタスはいつごろ収穫できるのかですが、苗作りに3~4週間、定植後収穫まで今時期なら1.5ヶ月。

レタスはもうプラス10日ぐらいかかります。

これがキャベツになると合計で90日程度かかるし、作物によりバラバラ。いずれにしろ結構時間かかるんですよね。

サニーレタスはお店で手に入るものはだいたい3~400g程度。
これが規格サイズですが、こたろうファームでは100g程度の小さいものから収穫します。

小さいサニーレタスはレストラン需要と、うちの定番人気商品「高原野菜のサラダセット」に入れるため。レタスの場合は丸く結球するので、はやどりというわけにはいきません。

さてさて、これから定植予定のものは、再びレタス、サニーレタス、リーフレタス、キャベツ数種、スティックセニョール、ロマネスコ、カリフローレなどなど。

実は同じものを1週間~2週間おきに定植します。
1回に定植したものを1週間~2週間かけて販売し、次に定植したものをそれが終わり次第、というように順序よくいいタイミングで販売するためです。

そのあたりのコントロールが正直難しいところですが、みなさんに少しでもいろんなものをお届けできればという思いです。

いよいよ春到来かと思ったところにこの雪でがっくりきてますが、少しずつ畑も春の粧となります。

まだまだ茶色の土の色がほとんどですが、4月中旬頃には色とりどりの野菜が植えてある畑をご案内できるかと思います。
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春の種まきが始まりました!

暖かい日が続いています。夏とはいいませんが、あつすぎるくらいの日もちらほら。こちら那須高原では、ようやくふきのとうも見え始め、本当に春がきたんだなと実感します。

冬場あまり野菜をつくることができず、イライラした毎日を過ごしていましたが、ようやく畑に種まきができる季節となりました。例年もうちょっと早めから畑を耕したりするのですが、今年は寒さが長引いた感があり、トラクターを動かしたのは3月入ってから。

昨年より10日くらい遅いかな、という感じです。
その10日分、どこかで取り返さなけらばならない辛さはあります。でもお日様を浴びながらの作業は何物にも代えがたいですね。

今日は、畑に直接種をまくお話です・・・

写真はなんの種をまいたでしょうか・・・
わかるわけないですよね(笑)
こちらはにんじんをまきました。
にんじんといっても1種類ではなく、
普通のにんじん、スティックタイプのオレンジ、赤、クリーム、黄色、紫など。全部で6種類程度。

種まきといっても1種類だけまくことはほぼないです
種まきは小松菜農家なら小松菜を、ほうれん草農家ならほうれん草をということになります。けどこたろうファームの場合は、1品種だけまく、ということはほぼありません。

そのときにまくものにもよりますが、先ほどのにんじんのように、だいたい5~6種くらいでしょうか。
畑の準備と同時進行だったりするので、そんなときは、昨日は1品種、今日は1品種、あしたはまた別の1品種、という感じで短期間でいろんなものを。

一緒にまく種は似た者同士
やみくもにいろんなものをまくと、発芽して成長しているときの管理や収穫が大変。

なので、一緒にまくものは似た者同士が多くなります。イレギュラーもたまにありますが、そのイレギュラーがのちのちボディーブローのようにしわよせが来ます(笑)

今回は
にんじん=オレンジ、赤、紫、クリーム、黄色のスティックと5寸にんじん
葉物=ルッコラ、レッドリアスからし菜、サラダ水菜、紅水菜のサラダ向け、小松菜
かぶ=あやめ雪かぶ、赤かぶ

春先なので、欲張りすぎてますが、多いとこれくらいの種類になります。

どんな風に販売するのか
にんじんは、数種類の色ミックスで「カラフルスティックにんじん」として販売。太さは鉛筆くらいの太さから販売始めます。
5月下旬ごろからの予定です。

葉物は「高原野菜のサラダセット」に。これにサニーレタスの小さめの入れたり、ラディッシュを入れたり、その一袋で彩り豊かなサラダを作れるように。
このセットはこたろうファームの人気の定番セットなので、なるべく途切れず出しています。今現在はハウスで育ったもののセット。

今回まいた露地ものは4月中旬ごろから。ハウスものとの味の違いを感じていただけるかと思います。露地ものは風雨にさらされているのでしっかりした味わいです。

かぶは単品売りが多いですが、じつはマイクロかぶなんてのもやっています。マイクロかぶは1~2センチ程度の葉付きのかぶ。そのままローストしたり、生のままサラダにそえてもらってもOKです。

予定より遅れそうですが、4月に入ったら「那須高原の旬の野菜の詰め合わせ」を再開予定です。

まだまだ朝晩冷えることが多い那須高原でじっくり育った野菜をお楽しみくださいね。

もうちょっと、ちょっとだけお待ち下さい!
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