FUJIGOMEファームの投稿一覧

先日、ブロッコリーの栽培状況についてお知らせしました。現在、多くのユーザーさんに発送をお待ち頂いている状況ですので、今回はもう少し詳しくご紹介します。

■発送をお待ち頂いている理由
まず、発送をお待ち頂ければならないのは、ブロッコリーの生長が遅くバラつきがあるためです。その大きな理由を挙げると
①真冬の寒さ
②降雨の少なさ
③品種の切り替わり
以上の3つです。

「①真冬の寒さ」については、植物の生長には、気温の積算に関係すると以前のブログで紹介しました。

「②降雨の少なさ」ですが、12/1~1/20までの降水量は6mm、一晩の雨で時間にして約3時間……植物は土の中の養分を水と一緒に吸うため土壌水分が少ないと生長が進みません。雨が少ないと、病気になりにくいという利点はありますけどね。

③品種の切り替わり
ブロッコリーには、多くの品種(種類)があり、それぞれに見た目や栽培日数などの違いがあります。現在、FUJIGOMEの畑では、栽培日数の異なる品種の切り替え時期に入っています。

100日で収穫できる品種(仮)がそろそろ終わり、次に105日で収穫できる品種(仮)が少しずつ収穫の時期を迎えています。切り替わった品種の収穫が今週末くらいから増える予定です。

なお、仮に同じ品種のブロッコリーを1000株一斉に植えたとしても、真冬の時期は成長速度にばらつきが出るため、収穫が一度に完了することはありません。すべて収穫を終えるまでに、1カ月以上掛かります。
・pic_1 ブロッコリーの生長速度の差について
↑簡易資料を作ってみた

■畑のブロッコリーの現状と収穫について
 本来、収穫が始まっていない畑の奥には不用意に入らないほうが良いのですが、隙間を縫うように中へ入ってみたところ、予想以上にブロッコリーが生長していました。現在、花蕾(からい)の直径が8~10cmほどになっているものが多くあります。子どもの握りこぶしくらいの大きさです。
 8~10cmくらいのサイズは、最近では量販店や小売店でのトレンドサイズとも言えますね。地元の量販店では現在330円くらいです。
・pic_2:直径約10cmのブロッコリー

生産者としては、このミニサイズの出荷は非常に効率的です。小さく軽いため収穫が楽で、畑に置く時間が短いので病害虫や天候被害のリスクも少なく、卸価格も高めです。ただ、消費者目線で見ると「サイズと質、価格のバランス」に疑問を感じます。

さらに成長が進んでいるものもあります。11cmクラスでしょうか。これくらいになると規格が一つ上になります。
・pic_3:直径11cmのブロッコリー

11cmならお店で見かけても満足いくサイズに見えるかもしれません。
FUJIGOME独自の基準では、もう少し生長させています。その大きさまで育てることで、価格とのバランスを狙います。
・pic_4:1月22日出荷のブロッコリー
ファビュラスな感じですね。梱包の都合で多少の差は出ます。

ということで、厳寒期の今、予約販売とさせて頂き、出荷までのお時間を頂いております。

仕上がりは全体的に良いと思います。どうです?
引き続き、「届いたよ」などの投稿もお待ちしております。
文章を書くことが好きな園主は、コメントを返したくてウズウズしています。

■1月23日の収穫時のようす
・pic_5:凍って葉が垂れています
ちなみに風があると凍りません。リンゴ狩りなどに行くと、畑の周りに扇風機が付いた電柱が立っていますが、あれは霜よけです。
・pic_6:葉についた霜の結晶

それから、今は3種類のブロッコリーを収穫しています。茎の太さや花蕾のドームの形に違いがあるのですが、茎の太さはプロじゃなくても分かるほど違います。
・pic_7:茎の比較
1月23日発送の箱には1つは太い茎のブロッコリーが入っています。もし分かったら味比べなどしても面白いかもしれません。今のところ収穫したものはすべて出荷に回しているので、園主は比較が出来ていませんが。

以上、今回のレポートでした。
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どうも、FUJIGOMEファームです!
毎日寒い日が続きますね。畑の野菜たちは、毎朝凍りながら頑張っています。今回は事務連絡とブロッコリーの状況などをお伝えします。

■ 在庫および出荷状況
FUJIGOMEファームの冬野菜のたくさんのご注文、本当にありがとうございます!売り切れたものがいくつかありますのでご案内です。

①大根セット:完売しました!
②赤城の太ネギ(黒檜・白川):単品販売分完売しました(今シーズンは食べチョク限定販売)。
③寒締めブロッコリー:3000株強が超スローペースで生育中!
④里芋:冷たい土の中で、注文が来るのをじっと待っています。

■ブロッコリーの「①発送待ち」と「②霜害について」
現在、ブロッコリーの生長がとても遅く、直径が2cm大きくなるのに5日以上かかる状況です。毎日調査しますが、変化がほとんどないように感じるほどです。

①発送待ちのお願い
ご注文いただいてから発送まで少し、いや、かなりお待たせする可能性がございます。そのため1月15日再販分から商品名に「予約販売」と入れることにしました。この状況から配送の日にち指定には対応できません(本当にごめんなさい)。お時間を頂戴しますが、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!

②霜害について
1月~2月の厳しい寒さにより、霜害が発生する可能性があります。蕾が黒く変色する「霜焼け」や茎が白っぽくなることが起こりますが、この寒さの中で育ったブロッコリーは特別な美味しさです!
 軸は、生で食べると青臭さが少なく、梨のようなシャキシャキ感。茹でたてや蒸したてでは、トウモロコシを思わせる甘い香りとホクホク感が楽しめます。
寒さが育む「赤城の寒締めブロッコリー」、霜害が気にならず、発送までお待ちいただける方にはぜひおすすめです!
「売り切れじゃないか!?」販売予定数がスグニウリキレニナッテシマウノデス。

■ 写真で見るブロッコリーの様子
①pic_1 1月6日時点のブロッコリー畑
葉っぱが垂れた猫の耳のようになっています。霜にあたると葉先がピンと張らず、このようになります。

②pic_2 ブロッコリーについた霜
白く見えるのは雪ではなく、蕾表面にできた薄い氷の結晶「霜」です。これが原因で花蕾が黒く霜焼けすることがあります。

③pic_3 生長中のブロッコリー
これは、まだスーパーで見かけるサイズくらいなので、さらに大きくなるのを待ちます。ここから収穫までにはまだまだ時間が必要です。

【 豆知識 】
作物の生長は、温度の積算に影響されます。例えば、収穫までに積算温度100度が必要な野菜の場合
・1日の平均気温が20度なら「5日」で収穫可能
・1日の平均気温が5度だと「20日」かけてようやく収穫
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12月26日午後より通常販売を再開します。
「予約扱い」ではありませんので、コンビニ支払いもご利用いただけます。
年末年始を挟むため、発送が新年になるケースもあります。

■ 赤城の太ネギの発送について
赤城の太ネギは、ほとんどの場合、年明けの発送となります。年内発送は一部を除き難しい状況です。
すでにメール等で年内発送をご希望いただいている商品は、予定どおり年内にお届けいたします。
なお、年末年始などでお受け取りが難しい期間がありましたら、「例:12/31~1/4は不在のため1/5以降着希望」といった形で特記事項にご記入ください。

■ ブロッコリーの発送について
ブロッコリーはご注文をいただき次第、順次発送いたします。ただし、ご注文が多い場合は年明けの発送となる場合がございますのでご了承ください。
また、「年明け発送」をご希望の場合は、特記事項にその旨をご記入ください。

ブロッコリーの日にち指定につきましては、厳寒期のためご希望に添えない場合がございますが、「例:1/5~1/10希望」といった形で、5日間程度の幅を持たせてご記入いただけますと助かります。生育が追いつかず、発送が難しい場合は相談させて頂きます。この時期は本当に育ちが遅いため、何卒ご理解ください。

なお、ブロッコリーの商品説明にある「霜害」についてご理解の上、ご購入頂ければ幸いです。

霜や降雪の影響が出てくる季節になりました。ご不便をお掛けするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

最後に、現在の畑のようすもお伝えします。
・pic_1 ブロッコリー畑
ここは1月収穫の一部の区画です。
残りは全体で4000株くらいでしょうか。

・pic_2 赤城の太ネギ
ネギも畑で凍ります。写真のネギは凍っていませんが。
なお、今シーズンの赤城の太ネギは、群馬県特別農産物認証基準をベースにして化学農薬・化成肥料を5割以上削減して栽培しました。

・pic_3 「裾野は長し赤城山」
上毛かるたの「す」の読み札です。近くに群馬出身の人がいたら「上毛かるたの「す」は?」と聞いてみてください。答えられないと群馬出身ではないかもしれません。

今朝はその裾野で早朝からネギを収穫していましたが、防寒手袋をはめても手がかじかんで……。

以上、園主がお伝えしました。
コメント(1)
師走だけど農走も。

まずは2点の事務連絡です。
①ブロッコリーのご予約分発送について
9・10月にご予約を頂いた単品のブロッコリーはお届けの日にち指定のお品を除き、すべて発送が終わりました。
初めての予約販売ですが、大きな問題はなく、皆さんにフォローされながらスムーズに作業を進めることが出来ています。ありがとうございます。

②赤城の太ネギ及び太ネギ・ブロッコリーセットのご予約分の発送について
9・10月にご予約を頂いた赤城の太ネギ及び太ネギ・ブロッコリーのセットの発送を、12月22日(日)から順次開始致します。
先日、個別にご連絡を取らせて頂きました。お忙しい中、返信頂きありがとうございました。
発送までもうしばらくお待ちください。

それでは栽培レポート~太ネギ編~
■赤城の太ネギは今年も太かった
細かったら問題ですけれど。
先週のことになりますが、黒檜の試し堀りをしてみました。白川は栽培も大変ですが、根張りがすごい上に柔らかく無理に抜こうとすると簡単に千切れてしまうので今回の試し掘りはパスさせて頂きました。抜こうとして触った瞬間に「あ、これは無理だ、抜けない!」とわかります。

・pic_1 畑のネギのようす
左が白川、右が黒檜です。

・pic_2 黒檜の全身写真
マッチョですね。なんだろ、ムダがない。
太さを簡単に測ってみましょう。
・pic_3 いい感じの太さです

手に持つとよりボリューム感が伝わりますかね。
p・ic_4 他のネギと比較しながら
右が黒檜、左は太さに定評があるリーキです。実はリーキも栽培しています。

・pic_5 上がリーキで下が黒檜
リーキは種類にもよりますが、和ネギに比べると比較的短めです。

赤城の太ネギは肉厚で、加熱してもシャキシャキという食感が残るのが特徴です。すき焼きや鍋、ねぎ焼きも良いですが、少しジャンクな食べ方「カップ麺とのコラボ」を紹介しておきます。簡単です。

・pic_6 青い葉をイカそうめんのように切る
3分で勝負を決めるので細いほうが良いです。おすすめは「どん兵衛 天ぷらそば」
・pic_7 カップに詰め込む
3分で完成。麺をほぐして天ぷらを乗せて完成です。

・pic_8 ずずzzzz
ネギのシャキシャキ感が抜群に生きる食べ方です。もちろん、生蕎麦・乾麺でも楽しめますよ。

なお、通常販売は今週の半ばから開始します。今回はコンビニ決済もご利用できますので、よろしくお願いします。
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