無農薬で枝豆を販売する難しさ
2023/10/14
枝豆には、主にカメムシと、メイガという蛾の幼虫の二つの害虫がつきます。
普通は、農薬で防ぐわけです。
枝豆は、中の豆をみないでそのまま口に運ぶので、幼虫がいたら虫を食べてしまう可能性があるので、販売するにはリスクがあります。クレームになってしまうからです。
また、カメムシに刺され、吸われると、実が膨らまない、実が変形する、味が極端に悪くなります。
ある意味、失敗が許されないので、農薬でがっちり防ぐわけです。
なので、無農薬の枝豆はあまり販売されていないと思います。
では、無農薬でどうやって栽培するか?ということですが、とにかく、虫が発生しないように気を付けるしかありません。
暑い時期には虫の発生が多くなるので、暑い時期をできるだけ避け、涼しい時期に実がつくように、種まきをおくらせたり。
日陰になると、虫の住みかになるので、株間を広げる、草を刈るなどのアナログな対処になります。
ただ、年によりカメムシが大量発生したり、最近の気温の上昇により、年々栽培が難しくなり、虫害により販売できない年もあります。
このように、いろいろ栽培に工夫はしていますが、虫をゼロにするのは限りなく難しいです。
出荷時にわかる範囲で虫がいる鞘をはじきますが、それでも完璧ではありません。
ここまで話すと、そんなに虫がいるの?といわれそうですが、そこまで虫はいません。あまり虫が多ければ販売しませんので。
ただ大事だと思うのは、生産側でもできるだけの努力はしていますよということを知っていただくことだと思います。
そうでなければ、農薬で防ぐしかなくなりますので。
写真は
ホソヘリカメムシ。主要害虫。
蛾の幼虫に食べられた枝豆。
普通は、農薬で防ぐわけです。
枝豆は、中の豆をみないでそのまま口に運ぶので、幼虫がいたら虫を食べてしまう可能性があるので、販売するにはリスクがあります。クレームになってしまうからです。
また、カメムシに刺され、吸われると、実が膨らまない、実が変形する、味が極端に悪くなります。
ある意味、失敗が許されないので、農薬でがっちり防ぐわけです。
なので、無農薬の枝豆はあまり販売されていないと思います。
では、無農薬でどうやって栽培するか?ということですが、とにかく、虫が発生しないように気を付けるしかありません。
暑い時期には虫の発生が多くなるので、暑い時期をできるだけ避け、涼しい時期に実がつくように、種まきをおくらせたり。
日陰になると、虫の住みかになるので、株間を広げる、草を刈るなどのアナログな対処になります。
ただ、年によりカメムシが大量発生したり、最近の気温の上昇により、年々栽培が難しくなり、虫害により販売できない年もあります。
このように、いろいろ栽培に工夫はしていますが、虫をゼロにするのは限りなく難しいです。
出荷時にわかる範囲で虫がいる鞘をはじきますが、それでも完璧ではありません。
ここまで話すと、そんなに虫がいるの?といわれそうですが、そこまで虫はいません。あまり虫が多ければ販売しませんので。
ただ大事だと思うのは、生産側でもできるだけの努力はしていますよということを知っていただくことだと思います。
そうでなければ、農薬で防ぐしかなくなりますので。
写真は
ホソヘリカメムシ。主要害虫。
蛾の幼虫に食べられた枝豆。