さくま草生農園の投稿一覧

ネットで　さらば大根の季節　とあった。
布袋寅泰の　♪　さらば青春の光　をもじったのだろうか。

そんな時期である。

わが家は花を咲かせる蕾、トウを切り取った三浦大根を収穫中。
上にいく大根のエネルギーを少しかわす感じである。
すでに新芽がでてきている。

野菜、作物全般、を見ていると育つスピードが早いほど、老化も早いと思ってる。
肥料が施されている畑の作物や草は暴れるようにも感じる。
じっくり、いろんないきものと共に育った大根は成長に無理がないのだろう。
そんな大根は劣化、老化がおそく、もちが良い。


さて、何も施さないで、草取りも最小限、１回で育った種取り三浦大根。
三浦は日数がかかる晩生なので、もう少し食べさせてもらいたい。

大根からみれば、何としても実を結びたい。

農家の都合と大根の都合バランスをとっていきたい。


春の勢いを感じる畑である。

チンゲンサイのつぼみがたくさんでてきます。

茎の厚みのある部分が美味しいチンゲンサイは、つぼみも甘く、美味しいのです。

菜っ葉としてたべ、菜の花もたべ、そして種を残すべく、菜の花畑にするのです。

何度も楽しめます。
多くの方は花の咲いた菜っ葉はかたずけてしまうでしょう。
もったいないことです。

🐝など虫もたくさんやってきます。
鳥もきます。
彼らにも居心地よい空間になります。

なるべく菜っ葉は次の作付けがなければ一生をまっとうしてもらいます。

これからどんどん賑やかな畑になってきます。

ブロッコリーの姿

ブロッコリードシコ

F1ばかりのブロッコリーの中で、数少ない固定種のドシコ。
イタリアで100年くらい前に出来た品種と聞く。

自家採種をくりかえし、育ちやすくなってきた。
蕾はやや疎といった感じだが、脇芽が多くでてくる。
柔らかく甘い。

一昨年は台風に塩風害で苗がとろけたが、去年は防虫ネットでまもられた。

残暑が過ぎた頃合いをみて、台風を気にして、定植。

植えるタイミングがとても大切。
温暖化で種まき時期も変えていく。

耕さない、草と生き物とともにある23年目の畑。
カラスノエンドウがマフラーのようにドシコを包んでいる。

ドシコのアップ