春向いてきましたので、かぶの中心からつぼみができています。
かぶはこのつぼみもおいしいものです。
新潟に伝わる寄居かぶです。
買ってしまえば安く手に入る種ですが、自分の畑に合った種にしていくには種を採る、花を咲かせ実を採ることが大事です。
そうしますと手間と時間はたくさんかかります。
作付け作業とは別に時間を要します。
周りの農家は種は購入します。
種を自前で確保している農家は、とても少ないのが現状です。
農家は作って売るまでの人という感じです。
種に関する法律が変わっても、農家によって受け取り方が違うのです。
この寄居かぶは扁平で葉っぱも柔らかく味の良い品種と思います。
北前船によって関西から新潟に伝わったかぶが始まりと言われています。
寒さにも強く、春にも栽培できると聞き、最近栽培しています。
割と大きくなります。
今の時点で大きくて、寒さによる傷みのないものを田んぼの畦に植え変えます。他の菜っ葉とのあいの子、交配が起きないように野菜のない田んぼが適地と思っています。みなさんそれぞれ工夫が必要でしょう。
また田んぼの砂っぽい土地の方が良く実がつくように思います。
草の中で育ったかぶを再び畦の草の中に植えていきます。
種がとれましたら、今年の秋に蒔くことができます。
レンゲの花の桃色とかぶの花の黄色は良く合います。