那須高原こたろうファームの投稿一覧

「カモミール」?育つの?

今日は暖かい一日でした。雪も日当たりの悪いところ意外はほぼとけ、枯れた畑があらわになって、冬って寂しいなとつくづく思ってます(笑)

まだ残っている雪の間から、昨年の11月に定植した葉っぱが見えてました。
タイトル通り、カモミールです。

定植したときとほとんど変わってないかな。
素朴な疑問、大丈夫なの?
というところだと思います。

カモミールは秋に種まきして春に花が咲きます。
雪の下、雪から出てしまえば寒さにあたり、でも枯れずに緑色の葉をつけています。

冬越しで作るハーブなので、やはり枯れませんね。

寒い冬をがんばって過ごして、晩春にりんごのような香りの花を咲かせてくれます。カモミールティーにもつかわれますが、摘んだ花をブーケにして乾燥ついでに飾っておいてもいいですよね。
もちろん乾燥したらハーブティーかポプリに。

カモミールのように春をじっとまつ作物はたくさんあります。
立春はまだ先ですが、日が長くなるとともに地温は少しずつあがってきてるはず。まだまだ成長したなとは感じにくい大きさです。
でも2月中旬ごろ見ると、
「えっ?いつのまにおおきくなったの?」
という驚くのは毎年のこと。
その驚き(?)を改めてこちらでご紹介しますね(笑)

こたろうファームでは冬越しの作物がいくつかあります。
先日ご紹介した玉ねぎ、菜の花もそのひとつ。

厳しい寒さでも作物はじっと耐え、栄養を蓄えます。
そして春になり成長したそれは、豊かな生命力を感じさせてくれます。

そんな春の味はほろ苦いです。そのほろ苦さはがんばった証なのかもしれませんね。

春の味はもうすぐそこまで来てます。
もうちょっとだけ、ちょっとだけお待ち下さい。
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この「小松菜」が菜の花になります

多少暖かくなってきたかと思いましたが、どうやら立春にかけて寒くなるとの予報。夏は早く涼しくなってと思ってましたが、寒くなると早く暑くなれと人間勝手なものです(笑)

畑には昨年の秋に種まきして収獲していないものがあります。
こたろうファームの場合は、白菜、小松菜、ターツァイ、チンゲンサイ、かぶなどなど・・・
共通するのはアブラナ科の野菜。

写真は小松菜。右側に大きくならなかったターツァイと枯れかかったように見えるチンゲンサイ。

寒くて大きくならないし、葉は茶色になって枯れかかってるし、さて、畑が凍らなくなったら耕すのか・・・

いや、これ4月いっぱいくらいは刈り取ったり耕したりしません。
というのは、暖かくなってくると「菜の花」で収獲できるからです。

秋の種まきが遅れて大きくならなかった、できすぎて収獲できなかったとか。家庭菜園ならいろんな理由があるかと思いますが、もし畑に余裕があるのならアブラナ科の野菜はそのまま畑に。

こたろうファームは秋まきのものはもちろん収獲もしますが、菜の花用として、冬までに収獲せずそのままにしておくものも秋に種まきします。

写真の小松菜は遅めに種まきしてこぶりのものだけを収獲したあと。

もったいない気もしますが、春先の菜の花には晩秋までには種まきしておかないと間に合わないのです。

立春をすぎて暖かくなってくると、小さかった小松菜も少しずつ大きくなりはじめます。そして真ん中から花芽が出始めます。
このあたりだと2月下旬から3月の上旬くらいでしょうか。
地域によるので、温かいところは2月には出始めるかもしれません。

中心部が伸び始めたら花が咲く前に10センチ程度で手でポキっと折って収獲してください。
「小松菜の菜の花」
「白菜の菜の花」
「ちんげんさいの菜の花」
「かぶの菜の花」
「大根の菜の花」
「ルッコラの菜の花」
などなど、いろんな菜の花が楽しめます。

当たり前なのかもしれませんが、菜の花はの味はそれぞれの野菜の味がします。厳しい寒さに耐え、子孫を残そうとしている生命力豊かな菜の花。
ほろ苦さと甘さが絶妙です。
おひたし、炒めもの、天ぷらなど、いろんな料理に大活躍します。

ぜひ春の味をお楽しみください。
春はもうすぐそこまで来てますよ。
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数日前に水分多めかな?という雪が5~6センチ積もった那須高原。
でも道路の雪は1日でほぼ消え、今日の暖かさで畑の雪も結構消えました。
気温もさることながら、地温も徐々に上がってきているということでしょうか?

さて、ハウスでゆ~~~っくり育っているプチヴェール。
必要な分だけ、大きくなったものだけ収獲してますが、2月に入ると収獲量が増えそうな感じです。

いつになったら取れるんだろうとヒヤヒヤしてましたが、病気にもならず元気に育っています。
写真上のくきが横に伸びているのがわかりますか?
これが葉っぱの茎の部分。これを取る(葉かきといいます)ことによって、その付け根から出たプチヴェールが大きくなっていきます。

ハウス内で栽培しているプチヴェールは「緑」と「赤」の2色。
収穫できた分だけ、緑と赤ミックスで週末のマルシェで販売しています。まだ少量でしたが少しずつ並べる量が増やせそうです。

根強い人気のあります。
菜の花まで含めると、4月中旬~下旬ごろまでは続けて販売予定です。

ベーコンなどと炒めたり、パスタに入れたり、油と相性のいい野菜。ケールとの交配種のため栄養価も高くおすすめです。

以前ブログで紹介してますので、ご一読ください。
https://www.tabechoku.com/communication/posts/424911

とにかくうまいです。なんでしょう、うまいんです(笑)
ぜひぜひお試しくださいね。
ある程度量が取れるようになったら改めてSNSなどで告知いたします。

それまでは見つけたらラッキーぐらいに思っていただけると幸いです。
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ラディッシュ、二十日大根、なかなか買う機会はないかと思います。スーパーでは赤いラディッシュが8個程度袋に入って売っていますね。

味、使い方、どんなイメージをお持ちでしょうか?

小さい大根?
辛い?
そのまま食べる?
スライスする?
カットはどうする?
葉はどうする?

飲食店などでは、スライスしたものがサラダに添えられていたりします。
丸く白いスライスで縁が赤いあれです。

あの小さいのをスライスするのはちょっと勇気いるかもしれません。なんか手を切りそうですよね。

でも、このラディッシュがあると、サラダひとつとってもパッと華やかになります。

スライスはもちろん、厚めでもいいので輪切りにしたり、4分の1程度に縦にカットしたり。

葉はどうしてますか?

もちろん食べられます。
葉付きのまま縦に切ったり、ラディッシュとは分けて他のサラダ葉物に混ぜたり。

フレッシュだと葉に硬い産毛のような毛茸(もうじ)があるので、多少とげとげしい感じがするかもしれません。オリーブオイルやドレッシングと和えたりすれば気にならずおいしくいただけます。
※鮮度が落ちるとこの毛茸がなくなるので、目安になるかも。

味は確かに大根の味です(笑)
初夏~初秋にとれるものは辛みが強め。冬は多少辛みはあるものの気にならない程度で甘みが増します。

こたろうファームでは、赤、紫、薄紫、ピンク、白の5色のラディッシュを作ってます。カラフルラディッシュです。

そのままボリボリ食べてもらってもいいし、サラダに混ぜてもらっても。葉はサラダで、ラディッシュは漬物にしても。

用途は限られがちなラディッシュですが、食卓の彩りに変化を与えてくれます。ちょっと赤い色がほしいな、というときはぜひお使いくださいね。

プランターなどでも簡単に作れます。名前の通り20日(はつか)程度で作れます。寒い時期はもうちょっと時間かかりますよ。
ホームセンターで売っているラディッシュの種で十分。キッチンガーデンにも最適。プランターも小さいものでOKです。
こちらもお試しくださいね。
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まるで梨のよう?「聖護院大根」

雪がとけかかったかと思ったらまた降り出した那須高原。
今も雪が降っていて、一面真っ白。
今日の雪はちょっと重めかな?

昨年夏から初秋にかけて種まきした大根。
12月上旬くらいまでは畑で収獲して、洗って出荷します。

ここ那須は結構寒くなるし、ご存知のように雪も降る。そして今年は例年以上に寒い(と思われる)ので、畑に大根を放置しておくと、地上に出ている部分は凍ってだめになってしまいます。

でも真冬でも大根食べたいし、そもそも大根は冬野菜の定番。
だめになる前に一度畑から抜き、首の部分もうまるように畑に埋め戻します。

ちょっと見た目よろしくないですが、埋め戻した大根を3こ掘り返してみました。
右側の一番下の大根がわかりやすいですが、上3分の1ほどが緑かかっていると思います。この部分が普通に育てると地上に出ている部分。このあたりが寒さにあたって凍ってとけてを繰り返してどんどんくさっていきます。

上の方の葉だけ見えているのは首まで全部埋めてある状態。
こうすることによって、土の温かさで寒さから大根を守ってくれます。

実は2週間ぶりくらいに掘ってみました。
いくら土にうめているとはいえ、寒さが続くと土も凍ります。
大丈夫かな?と切ってみたところ・・・

みずみずしい大根!
食べてみると、
「ジューシー!」
「シャキシャキ!」
「あまぁぁぁい!」
「まるで梨みたい!」

ということで今日のタイトルです(笑)

思った以上の味に感動。
聖護院大根なので煮物向けではありますが、サラダや大根おろしでぜひたべていただきたいなと。

若干ですが、スが入った感じの部分もあるかもしれません。けど、それを感じさせない味です。

埋め戻しておらず、普通に収獲された大根でも、今時期のものは甘みが増しています。大根独特の臭みもあまり感じません。
ぜひ冬の大根を「生」でお試しください!
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