那須高原こたろうファームの投稿一覧

サラダにほしい「ルッコラ」

たまた寒気で那須高原も雪がつもりました。
ようやく消えかかった畑の雪も復活気味です(笑)

寒い毎日が続いてますが、そんなときでも不思議とサラダは食べたくなります。もちろん季節柄なべであったまりたいですよ。
でも、朝パンを食べるときはサラダがちょっとほしい。夕食が肉料理なら付け合せで生野菜っぽいのがあってもいいな。

サラダと言うとレタス、サニーレタス、サラダ水菜や紫たまねぎとかいろいろミックスで行きたいところ。
そんなサラダにアクセントで「ルッコラ」があると、一気にイタリアン寄りになります(笑)

ルッコラはごまの香りがする葉野菜。食べるとほろ苦く、サラダの味にアクセントを与えてくれます。

同じルッコラでも寒い時期のルッコラと暑い時期のそれとでは全然味が違います。特に露地ものは「同じルッコラですか?」と聞きたくなるくらい。

暑いと・・・ごまの香りはしますが、とにかく苦いというか辛いです。
寒いと・・・ごまの香りと適度なほろ苦さ、そして甘みも感じられます。

もちろん辛くてまずいというわけではないです。どのように他の食材や調味料と組み合わせて食べればよりおいしく、そしてその辛味を活かすことができるか、ということかと。

辛い夏のルッコラの話はまた別途書きます。
おいしく食べるヒントだけご紹介。ドレッシングなどの油と和えると辛みがおさえられます。また、混ぜるルッコラの量を少なくしてください。あくまでもアクセントレベルに。

さて、今時期出回っている「ルッコラ」
先日ご紹介したほうれん草、じっくり育っていて肉厚でおいしい。
ルッコラも同じです。
寒さとともに成長がゆっくりになります。ゆっくり育っているのでひょろひょろ伸びることもなく、しっかりした厚みのある葉になります。

※スーパーで手に入るものは水耕栽培が多いと思うので、この時期でもやわらかく仕上がってます。

じっくり育ったルッコラ、食べてみるとごまの香りがひろがり、かむと甘みとほろ苦さを感じることができます。甘みのあるルッコラって意外かもしれませんね。

オススメはもちろんサラダ。他のレタス用の野菜と一緒にミックスして、シンプルにオリーブオイルと塩こしょうで。
贅沢にルッコラ単品でサラダも。食感にちょっと変化をつけるためにクルトンなんかいれてもいいかもしれません。

こたろうファームでは、ルッコラがたくさんあるときは「ルッコラピザ」
これでもか!というくらいルッコラを山盛りにピザにのせます。

もうひとつ、これは変化球ですが、、、
「しゃぶしゃぶ」

お湯にくぐらせるとほうれん草のような感じになりますが、ごまの香りとほろ苦さがあり、ポン酢にぴったり。お肉の間に食べると口の中がすっきりします。
さっと湯がくくらいであれば、ほかの鍋料理でもOKです。

この時期のルッコラは「甘み」「辛み」のバランスがほどよく仕上がります。サラダ、サラダピザ、なべなどいろいろお試しくださいね。

※もうひとつ裏技というかキッチンガーデンの簡易的なもの。
ルッコラの種をキッチンペーパーの上に広げて、水で湿らせスプラウトを育ててみてください。ひょろひょろと育ってきたら、市販のものでいいので「もずく酢」に入れて。たまらなくうまいです(笑)
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ちょっと色悪い?「キャベツ」

お買い物に行ってキャベツ買おうと探したところ、なんか紫というか茶色がかった色してるのがたまにあったりします。

ちょっと極端な例を載せておきますね。

左側のキャベツ。
畑から収獲してきてそのままの状態です。
葉が変色してます。寒さにあたると、自分が凍らないようにするため糖質である「アントシアニン」が発生します。
お店で売っているものはここまで激しく色が出てないとは思いますが。

たいてい変色しているのは、むいて捨てる外葉だと思います。ものによっては、むいたキャベツのてっぺん部分も若干変色しているかもしれません。

むいた状態のてっぺんの変色は気になるかもしれませんね。もちろん食べることはできますが、気になるようでしたらその部分はカットしていただいていいかと思います。

気になる外葉を全部むくと、写真右のようにきれいな状態になります。

寒さで甘みがましたキャベツ。丸ごと買うと使い切れないというお話も伺ったりしますが、それは千切りなど生や、さっと炒めただけだからかも。

鍋に入れてじっくり煮込んだり、ロールキャベツにしたり。
切れ目を入れたキャベツを丸ごとコンソメとベーコンなんかでじっくり煮込むと、かさも減りあっという間に食べられると思います。

今もキャベツは安いのかな?

キャベツ丸ごと料理に挑戦するいい機会かもしれませんね。
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じっくり育った「ほうれん草」

寒くなってくると作物の成長もゆっくりになります。
夏は気温も高く、おひさまをたくさん浴びてどんどん育ちますが、この時期は本当に育ってるの?というくらいゆっくりです。

ほうれん草は春・秋ならだいたい60日程度、夏なら40日程度で収獲。
冬は?平気で2ヶ月超えます(笑)

写真のほうれん草、種をまいたのは11月の上旬。

すでに収獲は開始してますが、サイズはお店で見かけるのよりちょっと小さめです。長さで20センチくらいかな。
スーパーで見かけるのは25センチくらいあるかと思います。

もうちょっと暖かかったら25センチ程度までなっていると思いますが、寒さで成長がゆっくりです。

ゆっくりなおかげで、縦にヒョロヒョロとしたほうれん草になることもなく、肉厚で食べごたえがあります。

種まきの時期により品種は変えますが、仮に同じ品種を育てても、冬のほうれん草は肉厚に育ちます。

さて、収獲開始してるとは言いましたが、実は10センチ程度のサイズから収獲が始まります。

このサイズはサラダセットに入れます。また、レストラン需要もあり、このサイズだとバラしたりまるごとで前菜などのサラダに使われたりもします。
このサイズを一袋に入れても小さくボリューム感もないので、小売では厳しいかな。

小さいので茎も細くあまり腰もなく、茹でるとほんとに小さくなるので生がおすすめ。サイズ的にエグみもあまり感じませんが、それでも気なる場合はさっと湯がいてください。

10センチ程度から徐々に収獲をし、最終的にはスーパーで販売しているようなサイズで最終収獲となります。

15センチ程度だと、刻まずに丸ごと炒めものがおすすめです。
ゆっくりじっくり育ってるので、葉も肉厚で茎もしっかりしてきます。茹でれば小さくはなりますが、さっと湯がく程度だと食感も残ります。

さらに育って20センチ程度になると、かなり食べごたえの出る肉厚感。
ちぢみほうれん草という葉がちぢれた肉厚のほうれん草がありますが、あそこまでではないにしても、夏に食べるほうれん草とはまるで違う食感に驚かれるかもしれません。

昨日ターツァイでご紹介した「青菜炒め」もおすすめです。

そして、できれば根っこ付近も食べてください。
一番甘みを感じる部分です。根元には畑の土が多少残っているかもしれないので、流水でしっかり洗ってくださいね。
1センチ程度の根っこがついているかと思いますが、そこも一緒に余すことなく食べられます。

ほうれん草にかぎらずですが、冬の葉物はじっくりゆっくり育って肉厚で食べごたえがあります。そして寒さにあたって甘みが増しています。

いろいろ楽しんでくださいね。
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ターツァイ、中国野菜で聞いたことあるかと思います。
漢字は「搨菜」
押しつぶされたの意味とのこと。

写真下は雪をかぶったターツァイです。
こんな感じで地面を這うように大きくなり、直径50センチ程度になります。

秋から冬に収獲できる野菜ですが、冬以外も手に入れることができます。
冬に収獲する場合は、8月~9月に種まきします。この時期に作ると、一生懸命光合成をしようとするんでしょうね、地面に広がって大きくなります。

これが春ごろ種まきして初夏あたりに収獲すると、広がった感じではなく、小松菜のように立ち上がって大きくなります。

お店で販売しているのは、葉っぱがいっぱいついた小松菜のような感じで1株袋入で売られているかと。

冬は大きい袋に入って平べったい状態で見つけられるかもしれません。

写真上は今収獲できているもの。直径20~25センチ程度。
これくらい小ぶりのほうがもしかしたら使いやすいかもしれません。
使い切りサイズですしね。

さて、このターツァイ、βカロテンが豊富で、油との相性が抜群。
ということは、炒めものがおすすめ。
炒めても色濃い緑色は失われず、きれいな炒め物になります。
豚肉や牛肉との炒めものはもちろんですが、

シンプルに「青菜炒め」がおすすめ。
中華料理店などで青菜炒めを頼むと、ターツァイではないものも使われている場合があります。青菜炒めはこの葉物、ということはなくて、小松菜、ほうれん草、ちんげん菜などが使われます。

こたろうファームのターツァイは今現在小さめばかりですが、大きい座布団のようなものを見つけたらぜひ買ってみてください。

たっぷりの青菜炒め、鍋の具、スープの具など幅広くお使いいただけます。大きさの割に葉物なのであっという間に食べることができると思いますよ。

ぜひお試しくださいね。
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寒さとともにおいしくなる野菜、その中でもおすすめなのがにんじん。

こたろうファームでは普通のにんじんも作ってますが、写真のようなスティックタイプのものが多くをしめます。

スーパーなどで販売しているものは「5寸にんじん」
5寸、つまり15センチ程度の長さになる、ずんぐりしたにんじん。

写真のにんじんは細長くなるタイプ。
めずらしい色なので、なかなか見かけることはないかと思います。
白、クリーム、黄色、紫、オレンジ、赤といろんな色があり、こたろうファームでは4~5色程度作付けしてます。

収穫するタイミングで太さも変わってきます。
写真のものは種まきから60日以上経過しているもの。長さは20~25センチ程度で、直径は1~1.5センチ程度の細めです。
このまま育てれば長さはさほど変わりませんが、太さは2~3センチ程度まで太くなります。

葉はちょっと茶色がかってますが、寒くなってから収獲しているので、きれいな緑ではないです。

さて、このにんじんどうやって使うのか・・・
ちなみにこの紫にんじんは、火を通しても色落ちしません。

ぱっと思う浮かぶところで、スティックサラダでしょうか。
皮をむくことなく、洗ってこのままグラスにさしたりするときれいですよね。マヨネースや味噌マヨネーズ、バーニャカウダソースなんかもいいと思います。

絶品おすすめなのが、葉付きのまま丸ごとロースト。
1センチ程度の太さであればそのまま、それより太ければ半分に縦に切ってもいいかもしれません。葉付きのまま縦に切ってくださいね。

フライパンにオリーブオイルを、そしてその上で葉付きのまま焼くだけです。じっくりと焼いてください。そしてコテで葉を押さえつけてカリカリに。

葉の焦げた感じには好みはあるかと思いますが、焦げが苦手の場合はそこそこで(笑)

焼いた丸ごと葉付きにんじんは、
・そのままサラダにのせる
・肉料理などの付け合せ
・もちろんそれだけでもOK

まるごと茹でてもいいかと思いますが、ローストが圧倒的におすすめです。

ぜひお試しくださいね。

こたろうファームの野菜セットには必ずはいるわけではないですが、春、秋~初冬は入れる場合が多いです。

ご注文いただく際に、備考欄に「スティックにんじん!」と入力してください。ある場合はお入れいたします!
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