サップグリーン農場の投稿一覧

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今年の年の瀬。なぜか今までとは少し違った年越しとなるような時間を過ごしています。
もちろんたくさんの皆様にお世話になり感謝の気持ちには変わりないのですが、コロナ禍で1年延びたオリンピックがあまりにも感動的だったせいなのか、食べチョクでご縁をいただいた皆様も含めて、苦労されてる方や遠くの方への思いが強かったように思っています。

田舎の自然豊かな場所だけが素晴らしいわけじゃない。大都会には大都会の素晴らしいところがあるわけです。
私たちがたまたま田舎で鶏を飼っていく中で飼い方や環境にこだわりがあるのは、鶏の様子からの発見があったからというだけなんですけど、大都会では環境の違いから見つけられないだけのこと。

来年もきっといろんな方と出会い、いろんなお話を伺い、ワクワクしながら進んでいくんだろうなと感じています。
本当に今年一年、お世話になり有難うございました。

来たる2022年が皆様にとって幸多き一年となりますように。


画像は本文と関係ありませんが、私どもサップグリーン農場の飼養衛生管理をマニュアル化したものです。
すべては鶏たちの健康管理と安全な卵につながる取り組みです。
ご興味のある方はぜひご覧になってください。
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皆さん、こんにちは。
新潟県十日町市のサップグリーン農場では、いよいよ白いシーズンが始まりました。
2、3mの積雪にすべて埋もれてしまう豪雪地帯ですが、その過酷な季節を鶏たちがどう乗り越えていくのか。そんなことも少しずつお伝えしたいと思います。

今日現在、積雪量は50cm程度。まだまだ序盤ですが、気温もどんどん冷え込んできて、今朝7時25分に鶏舎の温度計は氷点下1.9℃を記録していました。

そんな寒さの中、写真の鶏が産卵を開始しました。
鶏種は岡崎黄斑(おかざきおうはん)と言いますが、卵肉兼用種の鶏です。

写真のように岡崎黄斑は、褐色の卵を産むのでサップグリーン農場では『もみじ』という商品の卵として扱っているんです。「もみじ」という種類の鶏もいるので少しややこしいかもしれませんが、私たちの農場卵は、白かったり薄いピンク色の卵は『さくら』、褐色の卵は『もみじ』というようにしています。


この岡崎黄斑ちゃん。名前がありまして“パワーちゃん”と呼んでいます。
名付け親は近所のちびっ子姉弟で、雛の時に足が折れてしまったのを数日の間に、自分で治すところを見ていて自然とそういう名前が思い浮かんだようですね。

ひよこから一緒に成長してきた鶏たちが、お客様のところに嫁いで行ったので1羽だけ残った彼女。
YouTubeをご覧いただいてる方はご存知かもしれませんが、いわゆる生産チームには加えず、ブロイラーのポパイとオリーブ率いる愉快なマスコットグループの一員として飼養しています。

前置きが長くなってしまいましたが、とても寒い今日みたいな日に、なんと、卵を産み始めたんです。

きっと、皆さんの中には鶏は決まった日齢が来ると必ず産み始めると思われてる方もおられるでしょうか。
やはり環境や発育、いろんな条件が整わないといけないんですよ。

パワーちゃんの自然治癒力もまた、チキントラクターで土の上で育った鶏の特徴で、土壌中の微生物、微量要素などからとても大きな力を育んでいることがこれまでの実験でわかっています。

このパワーちゃん。足の関節が潰れてしまうほどの大怪我をしてしまったんですが、どれぐらいで元通りになったと思いますか?
数ヶ月とか…、半年とか?

いえいえ。なんと、4日ほどで両足で歩くところまで回復してしまうんです。
びっくりするでしょ? ほんとの話なんです。

この自然治癒力だけじゃなく、より自然な環境で育った鶏は、体力・精神力のほかに、防御本能・母性本能など、明らかに過保護に育てられた鶏とは違う「強さ」があるんですよ。

卵が美味しい理由。なんとなくわかるような気がしませんか?^ ^
常連様を優先になりますが、パワーちゃんの初産み卵がプレゼントできればと思っています。

ぜひ、お楽しみに。。。
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