ピークを過ぎて
2022/02/14
新潟県十日町市も時折あらわれる晴れ間に春の香りを感じるようになってきました。
3m積もった雪がとけて消えるにはまだ少しかかりますが、積雪で暗くなった鶏の居場所をやっと明るくしてあげられます。

『採光工事』と呼んでいる鶏だけのための除雪作業ですが、重く硬い雪は雪かきもスムーズにいかないものなんですよ。

例えば降り積もった雪が3m。場所によっては4mぐらいの山になってい流のがおわかりだと思うんですが、降った時にふわふわだった雪が太陽の光や気温で溶けかけたりして引き締まってカサが減った状態なんです。つまりいったいどれぐらいの積雪量なんだということになりますが、画像で見えている雪はシャーベット状の部分もありますが、大半が凍っていて非常に硬いです。

それをスコップでほぐして、スノーダンプで運ぶ。この繰り返しで少しずつ鶏舎に光が入るようになってきました。

もちろんこちらも越冬用の傾斜で、細長く見えている傾斜の奥からガレージの内部にケージが広がっていて、飼養面積としては充分な広さがあります。
(なかなか紹介しにくい構造ですが、内部のケージはYouTubeの映像に映っているんですが、おわかりでしょうか。)

豪雪地帯の越冬は人も家畜も家禽も大変です。
よそ者の自分も数年経験したぐらいでは全く慣れていません。

健康な鶏を育てることを中心に考えていき、小さな養鶏場として今後の方針も計画していくことになります。
いいことも悪いことも、皆様にオープンにお伝えしご意見も頂戴しながら「皆さんのためのいい卵、安心できる養鶏。」を目指したいと思います。

さぁ、春は近づいてきました。
皆さん、健康で新年度に向けて準備しましょう〜♬

この投稿をした生産者

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