サップグリーン農場の投稿一覧

新潟県十日町市はまだまだ嘘のように雪があります。

関西育ちの自分の感覚で説明すると、お昼までにとけてなくならないのは豪雪地帯では当たり前のことなんですが、畑や田んぼの積雪を片付けないことには埋もれてしまった自宅の横の通路も使えません。

写真のチキントラクターは昨シーズンのものですが、この畑に行くための道を先日、重機で作りました。
3m以上あった雪の山は気温の上昇とともにかさが減って1m程度になってるんですが、地温によって地面からとけていたりしていて場所によっては空洞になっていたりするんですよ。

そのまま圃場も重機で雪かきをしたんですが、雪解けによって畑の土が田んぼのように泥沼化していて、チキントラクター設置まではもうしばらくかかりそうです。

今年はゴールデンウィークが過ぎても雪が残ってそうですよ、、、。
魚沼産コシヒカリの生産地でもありますが、この時期は田んぼに大きなユンボやブルドーザーが稼働しています。
実際の生産までにいろんな作業があって、ほんとに大変ですよね。
いずれにせよあたたかくなってきて過ごしやすくなりました。

鶏たちもくしゃみしてるみたいですけど、慌てて食べてしゃっくりしてるのか、花粉症なのか。。。笑
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皆さん、いつもお世話になっております。新潟県十日町市サップグリーン農場の藤田です。

移動式の鶏舎であるチキントラクターによる自然養鶏卵は、おかげさまで皆さまから愛されてご利用いただいており、本当に感謝しております。

期間限定で安くさせていただいておりました無選別ミックスのパックの販売につきまして、4月末のお申し込み分を最後に終了させていただきたいと思っております。

コロナ禍や世界情勢の影響は多方面にあらわれておりますが、輸入品の飼料などを使うことがなくても原料の輸送の燃料などを含めて厳しくなっております。
もちろん私どもは保存料(農薬)を使っていないPFコーンも遺伝子組み換え大豆も大豆も使用しないこととしています。健康に鶏を育てるためだけに飼料を作っていますので、鶏の丈夫さがいかに重要かということですね。
そして、お客様の口に入る以上、残留農薬が出ることも許されません。何よりも安全であるために、鶏の数を増やさずに徹底した飼養管理をしていくつもりです。

ただ、どうしても削れないコストが出てきていることからご迷惑をおかけすることになりますが、全体的に価格を改定する可能性があります。
どうぞご理解くださいますようよろしくお願いいたします。
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皆さん、こんにちは。
インスタグラムにも投稿したので文面がおかしいかもしれませんが、お世話になっている方にどうしてもお伝えしておかなければならないことがあります。

鶏を健康に強く育てるなんて、ここまでがんばってきましたけれど、
『ただ生きることが、どれほどの挑戦なのか。』考えさせられています。
生命の大きさに違いはないんですけれども、YouTubeで見守っていただいていたとても大ききて太く柔らかい声のポパイとオリーブが、つい先日、亡くなってしまったんです。

原因は推察でしかないので明言は避けますが、お伝えしておきたいのは鶏同士で力比べはあってもいじめはないこと。天敵である動物や猛禽類は、常にそばにいるけれど、みんな生きることに一生懸命だということです。
卵を産むために、どんな生き物で種を残すために生きる姿には尊さしかないと思ってます。

大切な生命を奪ったのが誰であろうと、そんなことよりも飼養者としての足りなさを悔やんでしまって時間が止まってしまっています。
昨日は、ふたりが天国で草花の中を軽々と走ってる夢を見たんですけど、カラフルなメッセージを送ってくれたんだったらいいなぁと信じることで今日の仕事をしています。

331日で8Kg台まで大きくなったけど、大好きな穀物を出そうとすると大きな足でほかの鶏より早く駆け寄ってきたポパオリ。
でっかいのがいなくなって、ほんとに寂しい、、、。
自分もまたふたりに笑われないようにこれからを生きようと思う。もう50過ぎのおっさんだけど。

ただただ感謝。また会おうな。



まったく無関係の方も目にするこの場であるわけで、失礼があってはいけないのですが、日々、生きているものに接する私たちの一部分として書かせていただくことにしました。
生き物に接するということは、家畜や家禽だけではなく野菜やお米にも生命があると私自身は思っているんですが、皆様はいかがでしょうか?
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今年も風が春の便りを告げているのか、厳冬を乗り越えられたと思うと二十四節気のひとつ、啓蟄(けいちつ)です。
日本の暦は、豊かな自然とともに生きる人々のためのもので春を迎える気持ちをさらに前向きなものにさせてくれますよね。

啓蟄は、土中に閉じこもっていた生き物が目覚めて動き出す頃。
私たちの新潟県十日町市は、中越地域というエリアに属していて、国内屈指の豪雪地帯で知られているところです。

つい先日、4m12cmという積雪量の記録を更新した津南町はすぐお隣です。
昨年のように合間なく降り続ける雪こそなかったシーズンですが、最後の寒波で一気に積み上がった雪には圧倒されました。
もちろん雪が解けてなくなるのはまだ少し先のことなんですが、その雪の下、地温は思っているより高く、草や花などの植物の新緑が成長しているんです。
皆さん、よくご存知のフキノトウなど春の山菜も2m以上の積雪の下で青々と強く成長しているんですよ。

コロナに戦争なんて、誰も想像してなかった異常な情勢ですが、子供や赤ん坊を中心に世界中が一刻も早く平和であるよう願っています。
もちろん社会の秩序を乱すロシアの理不尽な行動は許されるべきではないと思います。

そんなことを考えながら、今日も鶏の健康チェックから一日がスタート。
早朝の産卵の後、大気の冷え込みで凍ってしまった卵は、割れが入っていて不衛生ですし、お客様にお出しできないわけですが、いろんなサイズの凍結卵(一度凍ってしまったもの)が溜まったので、先日、いっぺんに茹で卵にしました。

この時期はもちろん野原も雪の下で草はたくさん食べられませんが、自然養鶏として鶏にやさしいエサを用意しています。
そこから生み出される卵を一番感じられておいしく召し上がることができるのは、卵かけご飯など生食はもちろんですが、茹で卵もそのひとつです。

まだお試しでない方はぜひ。特別、甘くてぶりぶりの白身をぜひ楽しんでいただけるといいなぁと思います。^ ^
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