藤迫茶農園の投稿一覧

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今年のオーガニック茶の初摘み日が確定しました!
今年は、4月30日(金)07:00~実施します。
一緒に、以下、「自宅でMY緑茶」をご注文いただいているお客様分の新芽は
私が責任もって、茎から摘採して新茶摘み取りしていただけるように発送手配まで致します(^^)/
https://www.tabechoku.com/products/16018
まだ4月30日分の発送でのご注文受け付けは大丈夫ですので、ご興味あられる方はぜひご注文お待ちしております♬
※写真は昨年のです。

4月30日摘みのものは、すべて「三代目寿一郎」として世に出ます。
ただし、今年の違いは、「萎凋有り」か「萎凋無し」かで2種類の三代目寿一郎が出ることです。
萎凋とは、少しだけ熟成されるという事です。
熟成させることでうま味が出ます。
萎凋無しは、よりフレッシュなオーガニック茶を味わうことが出来ます。
工場長から、どうしても萎凋で三代目寿一郎にチャレンジさせてほしいとの要望です。
私は萎凋無し押しなのですが笑
なお、2020年度の三代目寿一郎は、冷凍補保存されているものが若干数(1㎏程)あります。
https://www.tabechoku.com/products/98
ご興味あられる方は、2020年もの(萎凋無し)と2021年物と比べて飲まれるのも一興かもしれません。
またお茶摘みまでの進捗はお知らせいたします(^^)/
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 先日、農水省農林水産政策研究所から、表題の冊子が届きました。
オーガニック茶をヨーロッパをはじめ海外への輸出に取り組んでいる当農園から、様々なデータ等を提供させて頂き研究材料にしていただいていたのですが、その研究データがやっとリリースされたようです。
(※日本にある有機農園・非有機農園さんからも様々な情報も得て作られています)
 オーガニックでの国内需要は大変ニッチで、世界特にヨーロッパのオーガニック茶需要度合いとは大きな開きがあります。それはきっとペットボトル茶が一般的になっている日本と、瓶リユースや飲食店で有料で水もお茶も飲むヨーロッパの文化の違いかもしれません。
 この冊子には多くのデータが記載されていますが、たぶんWEB上には画像でもデータ出してはいけないと思うので出せません。
 ただ、最後の結びで書いてありましたが、オーガニックなどの安全基準が中国主導で今後進められる可能性が高いとのことでした。
日本はすでにオーガニック後進国です。それは、ヨーロッパと2013年から取引を開始した当農園も、肌感覚だけでなく取引先企業様の商品ラインアップからも見て取ることが出来ます。
「日本茶は美味しくて健康に良い」だったはずが、日本茶の多くがEUの残留農薬基準に合わない農産物であることが2016年くらいから徐々にばれてきました(※ドイツなどでは、残留農薬基準について輸入後ラボに移して実際検査します)。日本はそこまでしません。
そしてその基準に合うようにしてきているのが、中国産のお茶(オーガニック)です。日本茶がこれから世界的に良いものであることを再認識していただくためには、まずは少なくともオーガニックに立ち返る必要があります。そのうえで美味しいお茶を皆が切磋琢磨しながら作っていけばよいと思います。
今は、誰が淹れても美味しいお茶が飲めます。そして生産段階でも、基準通りに窒素・リン酸・カリを含む化成肥料を投与し、絶対に土壌から検出されない「安全な除草剤と殺虫剤」を利用すれば、美味しくてある意味安全(虫や草が混入しない)なお茶を生産することが出来ます。
 先日、東京からお取引開始予定の企業様が当農園にいらっしゃいました。当農園を見られましたが、農園温度が、他慣行農園温度と違う事を指摘されていました。オーガニック農園は、温度が多分2~3度程度低いのではと。もしかしたらオーガニック推進は、地球温暖化を阻止できる大きな要素かもしれません。
そして、誰が淹れても美味しいお茶より、毎回水と温度に左右されるお茶も楽しめる環境(人・感情など)があったら良いなと思います。
さて、今年のお茶はどんな味になるのかな・・・。
今日、八女茶が初入札だったそうなのです。早いな~さすがです。
当農園は今年は4月30日を初新茶予定にしています。
経済に合わせるのではなく、なんとなく緩く有機茶と草と虫に合わせてたら今年はそうなるようです(それでも例年より少し早いです)。あとは霜が降らないか心配です笑
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昨年ご好評いただきました【自宅でMy緑茶】ですが、今年は事前のご予約を開始いたします(^^)/
↓詳細は以下URLをご覧ください↓
https://www.tabechoku.com/products/16018
オーガニックの安全な茶葉だからこそできる生茶葉のご提供です!
ぜひ有機緑茶を自作してみてください(^^)/
お子さんの自由研究にも最適です(※多分、ほかとはかぶりません笑)
時期的に、お茶好きなお母さんへの母の日のプレゼントにも♬
お茶好きの方でも自分で作った経験ある方は少ないです。
新型コロナでなかなか行動が制限される中で、自然な環境で育ったオーガニック茶そのままの香りをお楽しみいただき、自然を感じて頂けたらと思っております♬

昨年は、結構うまく作れたお客様が多かったように思います!
今年は、選抜品種である「たまみどり」という品種をお送りさせて頂く予定にしております。
ただし、ヤマ茶やヤブキタも対応可能ですので、その際は備考欄にてお知らせください。
お届け可能時期は、2021年4月29日~5月16日を予定しております。
日時指定可能です。

※たまみどり茶
 玉緑茶用に選抜されたお茶です。勾玉状の加工に向いている為、加工時は、円を描くように加工するときれいなくるっとしたお茶ができます。味は作り手次第です。
※ヤマ茶
 在来品種で、実生栽培により育てられているお茶です。渋みや甘みな、自然なままでの状況ですので、その年々で顔を変えやすいです。今年のヤマ茶は多分気分屋な気がします。作り手の技術を求められます。
※ヤブキタ
 日本で一番普及した在来品種に最も近いと言われる選抜品種です。今年は昨年より有機肥料(植物素材のみ)を投与していますので、昨年より味は良いかもしれません。が、やはり作り手次第ですね!

その他、よりフレッシュな状態でお届けしたいのでクール便対応としておりますが、動物素材の肥料を全く使用していないオーガニック茶のため、アミノ酸的要素(うま味成分)が少ないです。
よりおいしいお茶をおつくりになられたい方は、萎凋(時間をおいてうま味成分を増やす)作業行っていただくことも可能です。
その場合、目安としては届いたのち一晩程度風通しの良いところで保管していただいたのち加工に入るのがベターです。
それ以上萎凋すると、烏龍茶っぽい赤みがあるお茶になる可能性があります。
ご興味あられる方はぜひご注文ください(^^)/
ちなみに、今年は多分ですが4月28日には一番最初の摘み取りができると思います。
皆様からのご注文お待ちしております♬
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裾刈り
(太陽の日が入って、人がゆっくり通れるような幅を確保するため茶園の裾を刈ります)
剪定
(新芽が芽吹きやすいように、また新茶摘み取りしやすいように選定します)
追肥
(自家製有機肥料を追肥し、肥沃な土壌作りのためミネラルを補給します。ちなみに、当農園に有機肥料はすべて植物性です)
がやっと完了しました!
農園のみんなの尽力のおかげです。ありがとうございます!
※全4ヘクタール6圃場の管理をすべて手作業で行います。今では当たり前の乗用型管理機など使用しないので、結構大変です。

今年は、昨年より新芽が芽吹くスピードが速い気がします。
このまま霜に影響受けることなく育つと、5月2日(八十八夜)以前の新茶摘み取りになるかもしれません。

昨年、ご好評いただいていた「自宅でMy緑茶」も近くリリースさせていあただき、事前予約を受け付けさせて頂きます。
昨年上手く作れた方も、うまく作れなかった方も、時期が過ぎてご注文いただけなかった方も、「ファーストフラッシュ2021」のオーガニック茶の摘み取りから加工までぜひチャレンジしてみて頂けたらと思います。
またご報告いたしますね(^^)/

休息中の鹿わかりましたか??

オーガニック農園と慣行農園(化成肥料使用)との違いは
農薬を使用しているかどうかとか
有機肥料を使用しているかどうか、とか・・・
色々あるとは思います。
オーガニックの農園には、シカやイノシシなどの動物が土壌の中にあるミネラルを補給しに来ますし、モグラは土壌中にいるミミズを捕食にやってきます。
キジをはじめ、キジバトなども農園にやってきて有機肥料の原材料である豆腐や穀物をついばみに来ます。
自然環境の維持や自然への回帰というのは本当にこれからの農業には重要です。
大規模農業の多くは自然環境を大きく棄損しています。
そういった実態から離脱していく事が持続可能な地球環境のためには必要だと思います。
小さな茶園の世界ですが、その小さな環境の中で地球を感じられることが出来るのは大変ありがたいことです。
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この投稿をした生産者

熊本県 球磨郡相良村

藤迫茶農園

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