農林水産省の発表によると、今年のコメの作況指数は全国でみると平年並みが多かったようです。
ただ、この指数は収穫量の評価であり、品質の評価は含まれていません。
品質を評価する格付けのひとつに等級があり、専門機関が外観を検査し、1等から3等の等級を決めています。
今年はこの1等米比率が全国的に低いと発表されており、記録的な猛暑などによる生育不良でコメが白く濁ったり、割れたりしていることが主な原因とされています。
私たちの田んぼも猛暑と、水害により一部で思うように水管理ができなかったこともあり、例年より1等米が少ない結果となりました。
お米作りは、どうしても天気に左右される一面もありますが、その置かれた状況に適切に対処する能力が問われ、稲がのびのびと成長できるように手助けをすることが大切だと思っています。
今年は少々悔しい結果となりましたが、反省点を見直し、来年に活かしてより良いお米作りを目指していきます。