宮城県 石巻市
マルイチ西條水産
私たちは宮城県石巻市を拠点に、ワカメ・コンブの養殖とその加工商品の販売を行っています!”海の恵みをもっと身近に”をテーマに、多くの方々に本当においしい海の幸を召し上がっていただけるよう日々頑張っています。特に「ワカメ餃子」は震災復興の過程で出来上がった商品であり、ここでしか食べられない自慢の一品です!
CO2を吸収していて環境にもやさしい海藻養殖と、高品質な商品の販売を通して、世の中に恩返ししていけるよう一生懸命頑張ります!
生産者のこだわり
【安全安心】保存料・着色量などの不使用
私たちが作るワカメやコンブは保存料・着色料などを使用していません。日本人の古くからの知恵である、塩を使った長期保存加工を施しています。
「ワカメ餃子」は地元の学校給食にも採用されており、小さな子どもも口にします。私たちは、子どもからお年寄りまで全ての世代の方々がおいしく食べられる、安全・安心な商品づくりを心がけています。
【高品質】三陸沖の荒波と北上川からの栄養塩供給
世界三大漁場でもある宮城県石巻市の沖合は、暖流と寒流がぶつかることによって、海藻が育つための栄養塩が豊富に流れ込んでおり、高品質な魚介類が育ちます。
私たちの養殖場は、東北最大の河川である北上川の河口に位置し、陸地からの栄養塩も豊富に流れ込む漁場で養殖を行っています。三陸地方の中でも特に栄養豊富な環境が、乾燥品では味わえない、歯ごたえバツグンのワカメとコンブを育てます。
【高鮮度】収穫から加工までの高速処理
ワカメ・コンブの一回に刈り取る量を抑えることで処理をスピーディーに行えるようにし、刈り取りから長期保存が可能な塩蔵加工までごく短時間で完了させています。
生の状態で大気中に長時間さらしていると色味など状態が悪くなります。そのため、可能な限り早い時間内での処理を行い、生の状態からの劣化を防ぎ、高鮮度を保つことを心がけています。
【社会貢献】海藻養殖のCO2吸収の効率化
実は、海藻などの海の生態系が持つ、CO2吸収機能に世界的な注目が集められています。海藻の食習慣が無いヨーロッパやアメリカでも既に、急速に海藻養殖は展開されています。海藻養殖が海藻などの海洋生態系が吸収したCO2由来の炭素は、ブルーカーボンと呼ばれています。
そして現在、マルイチ西條水産のメンバーが、大学院でブルーカーボンの研究を行っています。具体的には、CO2吸収を効率化させる海藻養殖手法の研究を行っています。研究の成果を活かして、食料生産と両立できる範囲で、CO2吸収効率の高い養殖方法を行ってまいります。