昨年から夏野菜が少なくなってくる9月後半に収穫出来るように、セロリーの定植時期を遅めにしてみました。今年は畑の準備が遅れてしまい、定植時期が昨年以上に遅くなってしまい、この時期になって、ようやく収穫出来る大きさに育ってきました。少し小ぶりですが、柔らかいセロリーをお届けさせていただきます。
近隣の農家さんが自家用のセロリーを毎年育てていて、「霜に当たったセロリーが柔らかくてうまい!」と教わりました。今年は霜に当たったセロリーをお届け出来そうなので、どんな味になるのか、楽しんでいただければ、と思います。
くさぶえ農園で栽培しているセロリーは、緑色が濃くて、香りが強い、ミニセロリーと呼ばれる品種です。生で食べたり、火を通したり、いろいろとお楽しみください。茎の筋が気になる場合には、取り除いて食べてください。
セロリーの茎を食べやすい大きさに切り、一口大の鶏もも肉や豚肉と一緒に炒めるととても美味しいです。セロリーはシャキシャキ感を残して、味付けはさっぱりと塩とコショウ、好みで日本酒や紹興酒で香りをつけても美味しいです。写真は鶏むね肉を使いました。
たくさんある葉は洗って冷凍保存して、スープなどに凍ったまま、崩しながら入れれば、パセリ代わりになります。また、フランス料理のシェフにまかない料理として、セロリーの葉を天ぷらにして天つゆで食べると美味しいと教わりました。蕎麦屋の店主からは蕎麦のつゆの具として、セロリーがとても合うとも教えていただきました。お客様からセロリーの葉が手に入ると必ずパスタにするという話も伺いました。是非、いろいろと試してみてください。