お米の家倉の投稿一覧

田園風景をつくるまでに！と意気込んだものの、たった30gからどうなるのだろう。
そんな心配をよそに、
小さな芽が🌱

生き物の生まれる瞬間のパワーを感じる新芽。

こちらまで元気をもらう。

思わず新芽に微笑んでしまう。

よし、今日も一日頑張ろう！

はじまりは2021年。
いつも当園の酒米で日本酒を作ってくださっている冨田酒造の富田さんに、滋賀旭育ててみる？と誘われたのがきっかけでした。
滋賀県の在来種であること。
今はあまり育てられなくなったお米であること。
最初はこの二つしか頭には浮かびませんでした。

お米作りのモットーは二つ。
自分の作りたいものか、
作ることを求められているか。

一緒に価値が創造できるなら、
滋賀だからこそできる、
とても面白いチャンスだと思いました。

つくるなら、
ちゃんと在来の遺伝子をもった種から育てたい。
志しを話すと、
滋賀県農業技術振興センター が30gなら、と分けてくださることになりました！

かくして、
この手のひら30gのお米から、
田園風景が作れるほどに、
ご飯として食べれるほどに、
お酒がのめるほどに、
広がっていく世界にワクワクしながら、
発芽させ、苗作りをすることがはじまりました。

ある日の昼食、焼きおにぎりです。

ネギ味噌チーズおにぎり
4倍糀味噌おにぎり

どちらもお手製。
ネギ味噌は湖北伝統の作り方。
すりこぎでふわふわトロトロになるまですりつぶして味噌を混ぜたもの。

4倍糀味噌は当園のお米の甘さが香る糀をこれでもか！と4倍入れて作った時短味噌です。
白味噌のようにあまく、でもあますぎない。絶妙のお味にしあがりました。

糀も味噌も販売しております。
是非ご覧くださいませ。

春の陽ざしが暖かくなり、春仕事にそわそわしています。

ここ、滋賀県長浜市の湖北では今が苗どこづくりの瞬間です。

ちょうど桜が満開に咲くのを横目にせっせと苗箱に苗が整列されていきます。

写真は自然栽培のもの。

当園ではお酒用もパン用米粉ももちろん食べるお米も自然栽培しています。

中でもパン用米粉は今年初めて自然栽培に挑戦しています。
この秋の収穫を楽しみにお待ちくださいませ！