養鶏農家の日常29:いろんな記録があります
2024/07/01
暑い日が続きますね、薄羽養鶏場です。
体温が40-43℃の鶏たちにとっては暑さは鶏にとってもかなりの負担、時として命を落としてしまうものもいます😨

あまり知られていないのですが、養鶏農家は毎月定期報告書を月初めに家畜衛生保健所という都道府県庁の一部門に提出が義務付けられています。
定期報告書といっても複雑なものではなく、飼育している鶏の数、産卵率、死亡数をFAXなどで家畜衛生保健所に提出するというものです。

他にも飼育関係で薄羽養鶏場では、産卵数の記録をつけています。卵が少なかったり、集卵する時間が同じでも、産まれる時間が違ってくるといつもより少ない、いつもより多いなど、何かしらの発見につながります。例えば、いつもより卵が少ないと、一区画だけ水が止まっていた、餌が十分でない、電灯が停電で予定よりもずれていたなど、何かしら考えるヒントになります。

いまはいろんなところでデジタル化が進んでいますが、紙媒体で行ってます💦でも、過去のデータや他の鶏舎の記録と比較したりするときに横並びに見たり、書き込んだりするのには紙が手軽だったりします。

意思決定をするのに使うのがデータなので、とりあえずはアナログ形式😅
しかし、しかし...検索したり、グラフ化したり、計算したりなどはデジタル化が便利ですね。
手間のかからないところでデジタル化を少しずつ進めていきたいですね。

この投稿をした生産者

栃木県 芳賀郡益子町

薄羽養鶏場

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