養鶏農家は毎日、卵を取って、餌を与えて、鶏舎を掃除して、ご注文の商品を発送して...といったイメージがあるかと思いますが、まさにその通りです😅．．．とはいえ、数か月に1回程度ですが、実は外部でも活動をしています(*'▽')　

既に聞き飽きた感がありますが、地方都市は人口減少から、地域経済の衰退に直面しています💦私たちの町の益子町も、過去において企業誘致、移住促進など取り組んできてはいるものの、誘致する企業にとってのメリットや、移住者から見たときに他の地方都市と比べて相対的な魅力度で劣るなど、なかなか成果が出ません（冷静にみても、自分でもそう思います。）

そうした中でも、”益子焼き”という陶器の文化があり、益子焼きに基づく文化と”地域の食”を中心に観光客を誘致しようと、行政、商工会、事業者（飲食店、陶器屋、酒造会社、ホテル、農家など）、旅行代理店などが集まりツアーを作ろうと動き出しました。このように書くと大規模な印象を受けますが、集まった町の事業者は10名程度（プロジェクト参加事業者全体でも15社もないです）。

食と文化をメインにした観光ツアーを考え、体験ものや、地元固有の食材、共同して何かメニューができないか等、模索が始まりました。当養鶏場も卵を使ったメニューも幾つかあがり、ドキュメンタリーのＴＶ番組で見るような、地方の事業者たちが集まって、ああでもない、こうでもないとやるシーンと同じです🙄今後、どのようになるかは乞うご期待です。

観光ツアーのスタートは旅行会社のパッケージツアーですが、個人旅行でも回れるようなものに形を変えていきます。なかなか個々の事業者ではできないことが、今回の企画を通じてコラボしたり、観光についての（時代に遅れた）考え方の見直しや、観光地としての整備が進むと良いかな(/ω＼)