10月下旬の黒枝豆のはなし
2022/09/23
 10月5日は丹波篠山黒枝豆の解禁日です。例年その期日に解禁されるのですが、個人的には少し早い気もしますので、当方は10月8日頃から収穫をします。

 たった3日なのですが、この時期の莢枝豆の生育は早く、小ぶりだった枝豆がグンと大きくなるのです。 朝晩の寒さと日中の温度の寒暖差は黒豆にとって早く子実保存に向けて子孫保存に繋げる様に生育がシフトする為です。

 当方の商品には、上旬収穫商品と下旬収穫商品の2パターンの内容量をそれぞれにご準備しております。上記の枝豆の10月内の大きさや味の変化をお楽しみ頂きたい為です。

 初旬は緑色の普段よく見る枝豆色で大粒、そんな初旬の黒枝豆が10月20日を超えると緑色にピンク掛かって来るのが下旬。
 ピンク色掛かった下旬枝豆は、塩ゆですると、薄灰色に、莢と実の見た目は『大丈夫?』となるビジュアルですが、粒の大きさは莢が弾けるような大きさに、実は色こそ枝豆っぽく無いものの、濃い甘さ深い旨味、他に表現のできない美味しさは多くの食通を唸らせるとも聞きます。勿論食通ではありませんが私の個人的好みは下旬の黒枝豆です。

 ピンクから紫に変色し、莢が乾燥して11月後半には真っ黒になり、12月からはお正月の黒豆として収穫をします。

 丹波黒枝豆は10月の収穫期内に味や大きさが変化する『味変えだまめ』とも呼べるかもしれません。初めてお買い求めされる方や、初旬タイミングで購入されていた方は、一度下旬ものをお試しされてみるのもいいかもしれませんね。
 丹波篠山内や他産地、栽培法などいろんな農家さんのページもチェックされて食べ比べも面白いかもしれません、ぞっこんファンになる農家さんが見つかれば尚最高です(^^♪ 

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