苗の準備が出来たら田植えに備えていきます。
代かきと言って、田んぼを平らにしていく作業です。
表面がデコボコしていると、水を張った時に、土が顔を出してしまう部分ができてしまいます。
そうなると、そこだけ草が生えやすくなるので、地ならしをしていくのですが、無農薬栽培では同時に、草抑えの役割もあります。
通常は一回で終わらせる事もある代かきですが、ウチでは3回以上行って、少しでも草が生えにくい状況を作っていきます。
私が尊敬する人達は【仕込みが全て】【下準備でほとんど決まる】といった事を言っている方が、沢山いましたが、無農薬の百姓をはじめて、自分もその意味がわかってきた気がします。
突き詰めていくと、どういう想いでその事に取り組んでいるのか、という部分までいってしまう話ですが、土台作りの大切さはいつも感じています。