たいこや吉田農園

兵庫県 神戸市西区押部谷町

たいこや吉田農園

創業:2012年01月
食べチョク登録:2023年09月

お客様にも自分自身にも納得の出来るものを作りたくて、無農薬で新規就農し、10年をこえました。
想像以上の困難の連続でしたが、皆さんから【美味しい】【ありがとう】という笑顔をいただけると、全ての苦労が吹き飛びます。
美味しい笑顔には嘘がなく、皆んなを幸せな気持ちにさせてくれます。
お客様と【ありがとう】を言い合える農業は、私にとってかけがえのない生き甲斐になりました。
太陽、大地、作物。そして関わってくれる全ての方達と助け合い、感謝し合いながら、これからも農業を楽しんでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします(^^)

生産者のこだわり

生産者のこだわり

無農薬無肥料の自然栽培米

農薬も肥料も使わない自然栽培で育てています。

冬のあいだにレンゲや麦などを育てて、それをお米の植え付け前に土に還します。

植物に必要なものは、植物自身に全て揃っています。

ですので植物は枯れた後、土に還り、次の植物のエネルギー源になります。

自然界では当たり前に行われている循環ですが、それが途絶える事なく続いているのは、目には見えない微生物が、一連の全てをサポートし続けてくれているからです。

ウチではこの神秘的な循環のシステムを使わせてもらう事で、稲は太陽の力も存分に活用して、毎年見事に育ってくれます。

育てているのは私ではなく、自然が育んでくれているんだという事を、いつも実感しています。

稲作は、自然の恵みの有り難さと凄さを、いつも教えてくれます。

生産者のこだわり

イセヒカリ、コシヒカリ、ヒノヒカリ、ヒヨクモチ

ウチでは5品種のお米を作っていますが、インターネットでは4品種の販売を行なっています。

【イセヒカリ】
平成元年に三重県に直撃した大型台風により、伊勢神宮直轄の御神田の稲が全て倒れてしまったそうです。
ただ、そのような中でも、力強く直立している二本の稲がありました。
特別な力を感じた管理者の方が、大切にその二本を保護し、育て、増やしていきました。
後にDNA鑑定を行ったところ、全くの新品種である事が判明したそうです。
以降そのお米は【いせひかり】と命名され、伊勢神宮直轄の田んぼと、ご縁のある農家のあいだで大切に育てられています。
最初はその神秘的な生い立ちに惹かれ、種籾を分けていただけたご縁もあり、栽培をはじめました。
ですが、今では純粋に、ご飯としての美味しさに魅了されて作り続けています。
炊き上がったお米は、大きな粒で、どこか懐かしい味に思えます。
それは人工的な掛け合わせではない品種だからかも知れません。
わかり易い美味しさを狙った交配種のお米ではありませんので、素朴で純粋な味わいです。
ですが、とても力強くて、しっかりした味の濃さがあります。
静かだけれど深い味わいを、神秘的なエピソードも含めて、皆さんに楽しんでいただければ嬉しいです。

【コシヒカリ】
説明不要の人気品種です。
モチモチした食感はどんな人でも素直に美味しい!と思えるんじゃないでしょうか。
私もモチモチ好きなので、やっぱりコシヒカリは外せません。
収穫量も低く、栽培は難しいのですが日本を代表する品種ですので、今後も作り続けたいと思います。

【ヒノヒカリ】
播州地域ではメジャーな品種でモチモチ感と適度な硬さが絶妙にバランスされた、こちらもとても美味しい品種です。
田舎あるあるで、地域の小さな飲食店で出されるご飯がとても美味しい事が多いですが、ウチの地域も美味しいお店が沢山あります。
聞いてみると地元のヒノヒカリを使ってる事が多く、バランスのとれた飽きの来ない安定感はヒノヒカリがピカイチじゃないでしょうか。
栽培しやすい品種でもあるので、ウチでもお値段は一番お手頃にさせてもらっています。
ご指名も多いヒノヒカリ。
皆さんにも好きになっていただければ、とても嬉しいです。

【ヒヨクモチ】
大変お世話になっている地元の和菓子屋さんからのリクエストではじめたモチ米です。
九州での栽培が盛んなのですが、その美味しさで全国的に人気の品種です。
特にモチ米のプロである和菓子業界からの評価が非常に高いという事で、ウチでも栽培を始めました。
とても上品な味わいで、おこわや赤飯も抜群に美味しいですが、お餅にしたときにしっかりと伸びてくれるのが、無類のお餅好きの私にはタマリマセン(笑)
無農薬のモチ米は希少だと思いますが、更にレアな、このモチ米で作っていただく【玄米モチ】が大好評です。
ウチのお米と、プロの和菓子屋さんによる手作りコラボ商品です。
是非皆さんにも楽しんでいただければ、とても嬉しいです。

生産者のこだわり

みのる式の苗作り

苗半作という言葉があるのですが、実際に作物の栽培は、苗がとても重要です。

元気な苗に育ってくれると、後は大体問題なく生育してくれますので、とても安心できます。

苗作りにこだわる農家さんに圧倒的に支持されているのが【みのる式】です。

一般的な育苗に比べると、手間もコストも大幅に増えてしまうのですが、納得のいく元気な大苗を作るには、みのる式のポット苗が最適です。

私の師匠も、みのるのポット苗でしたので、私も迷う事なく、みのる式ではじめました。

苗作りは本当にデリケートで難しいので、いつも苦労が絶えませんが、子育てのよろこび的なものも味わいながら、毎年育苗を楽しんでいます。

生産者のこだわり

種は自前で繋いでいます

3年以上種を取り続けるとその土地に合った性質になると言われています。

その土地の風土や気候に、植物が適応していくのだと思いますが、実際に種を取り続けると、年毎にエネルギッシュになっていくような気がします。

種籾用として良い種を選別をしていくと、確保していた量の半分くらいになってしまうのですが、納得のいく栽培をしたいので、ウチでは種はとり続けています。

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