えごま油はクール便での配送となります!
2024/03/25
天気予報では今週後半あたりから全国的に20度を越える日も出てくるようですので、本日3月25日ご注文受付分よりえごま油は常温便ではなくクール便での配送といたします。

天気の良い日のトラックの庫内は気温+15度という調査結果もあり、15度くらいから劣化(酸化)が始まるえごま油の品質保持のため毎年この時期からはクール便での配送としています。えごま油についてよくご存知のお客様にはクール便代金が加算されるにも関わらず大変喜ばれている配送方法になります。

画像はえごま油の原料となるえごまを貯蔵している穀物貯蔵庫の温度計です。えごま油が熱に弱いことは比較的よく知られていますが、そもそもその原料であるえごまが15度くらいから劣化するとされていますので12度に設定した穀物貯蔵庫でえごまを寝かせています。

そして、低温で貯蔵されたえごまを搾ったえごま油は発送まで冷蔵庫で保管。原料の貯蔵から配送までえごま油を熱に晒すことのないよう細心に注意を払って皆様にお届けしています!


えごま油の温度や光に関するお話を少々させてください。

7-8年前のある日の地元紙の朝刊に鳥取大学の教授が記事を寄稿されていました。以下はその内容です。

当時TV等でも取り上げられ話題性もあってか道の駅や直売所の軒先にえごま油が陳列されていましたが、真夏の炎天下であれば1日で”食用不適”となるくらい劣化(酸化)すると警鐘を鳴らされていました。

気温も高く紫外線も強い時期とは言えたった1日でそこまで劣化してしまう油であるということで、当時改めてえごま油の扱いに気を引き締めなければと考えた記憶が今でもあります。

皆様もえごま油は熱にも光にも弱い油であることをご認識いただき冷蔵庫で保管していただきますようお願いいたします。

この投稿をした生産者

鳥取県 倉吉市

西川農藝

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