今日は農業試験場での県内えごま生産者の勉強会に参加。
農業試験場の3年間のえごま栽培の研究成果の発表とえごま農家の意見交換と有意義な時間でした。

私がえごまの栽培を始めた頃と比較すると、県内でもえごまを栽培する農家もだいぶ増えた。
自己紹介で現在のえごまの栽培面積を発表するとちょっと驚かれてしまった。
多分でしかないが、個人の農家としては全国的にもかなり大きくえごまを栽培している一人だとは思う。

農業を始める前に農業の難しいことだと思っていたのは、農業は天候の大きく左右される。
それ自体は事実だけど、天候はどうしようもないし割と素直に受け入れられる。

それよりも農業が難しいと思うのは、失敗から学び教訓を活かして実践するサイクルが長いこと。
今年失敗して学習したことを活かせるのは1年後という時間軸の長さは、よくよく考えれば当たり前のことではあるけれども、なんとももどかしく感じる。

そういう意味でこのような勉強会は、他の人が失敗して学んだことを擬似的に体験できる機会になるのでとても有難いことだと思う。

今日学んだことは早速今年の栽培に活かして秋には良いえごまをたくさん収穫して良いえごま油を皆様にお届けしたい！