アマニ油とえごま油
2021/02/26
昨日の知人の言葉。「前はえごま油ばかりだったけど最近はアマニ油のほうが取り上げられる機会が多いんじゃないか?」、と。確かにそういう傾向はあるように思います。メデイア的にえごま油が飽きられたのかもしれません。
「仮にメディアに飽きられているとしてもえごま油はやはり良いよ」、といくら言ってもえごま油生産者が言えばただの宣伝と受け取られるのがオチです。なので、少々露骨すぎると思わはないわけではないけれど、アマニ油とガチンコで比較することでえごま油の素晴らしさを証明したいと思います。全てを数値化できれば客観性は高いが、そうもいかないのはお許しください。
以下の4項目を比較:
① オメガ3脂肪酸の含有量(効率)
② 酸化抵抗性(安全性&保存性)
③ 機能性成分(体質&予防措置)
④ 風味(好み)
① オメガ3脂肪酸含有量
画像に示す通り、えごま油はアマニ油よりオメガ3脂肪酸α–リノレン酸の含有量が多い!
つまり、大半の人が両油に求める効率よくオメガ3を摂取する目的にはえごま油がより合致している!
② 酸化抵抗性
同じく画像に示す通り、抗酸化力のあるビタミンEの生理活性量はえごま油が多い!
つまり、酸化しやすいとされる両油であるが、えごま油はより酸化に耐えるので安心して摂取できる!
③ 機能性成分
アマニ油のリグナン、えごま油のロズマリン酸とルテオリンといった微量に含まれる機能性成分の比較はどちらの油が体質に合うか、または何を予防したいかで変わってくるので評価は難しい。ただ、守備範囲が広いのはえごま油だとは言える。詳細はネットで検索してください。ネットで検索される際は、「えごま油」、「アマニ油」は外して、それぞれの成分のみで検索してください。宣伝的な要素を排除して、純粋にそれぞれの成分の効能を確認できると思います。
④ 風味
風味は完全に個々人の好みではある。しかし、多少踏み込むと植物油関連書籍やネット記事等で両油の風味を比較している場合、えごまのほうがクセはないと書かれているケースが多い。少なくともアマニ油のほうが美味しいとかクセが少ないと書かれたものは過去一度も見たことはない。風味についてもえごま油が優勢と言える。風味については化学的精製処理を施すことでほぼ無味無臭にすることもできます。でも、西川農藝はそれはとても勿体ないことだと思います。植物由来の豊かな風味を楽しむこともできなくなりますし、貴重な機能性成分も減少してしまいます。精製処理と機能性成分の関係については、後日データを交えてブログで取り上げてみたいと思っています。
えごま油は日本最古の食用油だとされています。縄文時代にはすでにえごまが栽培されていたことが遺跡の出土品から確認されています。にも関わらず、えごま油はつい数年前までほぼ忘れ去られてしまっていた。最近になって豊富なオメガ3脂肪酸が着目され注目を浴びるようになった。歴史は繰り返すでまたえごま油が忘れ去られてしまったり、過小評価されるようなことがあれば大変残念なことではないでしょうか?
これまでに示す通り、えごま油は中身は極めて優秀である! 過小評価されたり、まして忘れ去られるにはあまりにも惜しい油である。今回、データを調べるにあたり国内にアマニの普及団体があることを知った。メデイアがえごま油を取り上げなくなったことで早くも忘れられ始めたとは思いませんが、いつの間にかアマニ油に侵食されて人々の記憶から消えてなくなるということはありえる。歴史は繰り返すの愚を避けるためにもえごまにも同様な普及団体が必要ではないかと思った。消費者が好みや体質に合わせてアマニ油かえごま油か選択できるよう共存共栄できれば良いとこと思います。
メデイアは移り気です。次々とスーパーフードを取り上げます。ハリウッドスターが愛用しているというようなキャッチーな枕詞とともに。そして、メデイアはスポンサーの意向を無視できない。実際、アマニ油が取り上げられることが増えたのは、大手さんがアマニ油の販売を始めたころと一致していると思うのは気のせいでしょうか。情報の取捨選択って溢れる情報に振り回されないためにとても重要なことだと思う。
「仮にメディアに飽きられているとしてもえごま油はやはり良いよ」、といくら言ってもえごま油生産者が言えばただの宣伝と受け取られるのがオチです。なので、少々露骨すぎると思わはないわけではないけれど、アマニ油とガチンコで比較することでえごま油の素晴らしさを証明したいと思います。全てを数値化できれば客観性は高いが、そうもいかないのはお許しください。
以下の4項目を比較:
① オメガ3脂肪酸の含有量(効率)
② 酸化抵抗性(安全性&保存性)
③ 機能性成分(体質&予防措置)
④ 風味(好み)
① オメガ3脂肪酸含有量
画像に示す通り、えごま油はアマニ油よりオメガ3脂肪酸α–リノレン酸の含有量が多い!
つまり、大半の人が両油に求める効率よくオメガ3を摂取する目的にはえごま油がより合致している!
② 酸化抵抗性
同じく画像に示す通り、抗酸化力のあるビタミンEの生理活性量はえごま油が多い!
つまり、酸化しやすいとされる両油であるが、えごま油はより酸化に耐えるので安心して摂取できる!
③ 機能性成分
アマニ油のリグナン、えごま油のロズマリン酸とルテオリンといった微量に含まれる機能性成分の比較はどちらの油が体質に合うか、または何を予防したいかで変わってくるので評価は難しい。ただ、守備範囲が広いのはえごま油だとは言える。詳細はネットで検索してください。ネットで検索される際は、「えごま油」、「アマニ油」は外して、それぞれの成分のみで検索してください。宣伝的な要素を排除して、純粋にそれぞれの成分の効能を確認できると思います。
④ 風味
風味は完全に個々人の好みではある。しかし、多少踏み込むと植物油関連書籍やネット記事等で両油の風味を比較している場合、えごまのほうがクセはないと書かれているケースが多い。少なくともアマニ油のほうが美味しいとかクセが少ないと書かれたものは過去一度も見たことはない。風味についてもえごま油が優勢と言える。風味については化学的精製処理を施すことでほぼ無味無臭にすることもできます。でも、西川農藝はそれはとても勿体ないことだと思います。植物由来の豊かな風味を楽しむこともできなくなりますし、貴重な機能性成分も減少してしまいます。精製処理と機能性成分の関係については、後日データを交えてブログで取り上げてみたいと思っています。
えごま油は日本最古の食用油だとされています。縄文時代にはすでにえごまが栽培されていたことが遺跡の出土品から確認されています。にも関わらず、えごま油はつい数年前までほぼ忘れ去られてしまっていた。最近になって豊富なオメガ3脂肪酸が着目され注目を浴びるようになった。歴史は繰り返すでまたえごま油が忘れ去られてしまったり、過小評価されるようなことがあれば大変残念なことではないでしょうか?
これまでに示す通り、えごま油は中身は極めて優秀である! 過小評価されたり、まして忘れ去られるにはあまりにも惜しい油である。今回、データを調べるにあたり国内にアマニの普及団体があることを知った。メデイアがえごま油を取り上げなくなったことで早くも忘れられ始めたとは思いませんが、いつの間にかアマニ油に侵食されて人々の記憶から消えてなくなるということはありえる。歴史は繰り返すの愚を避けるためにもえごまにも同様な普及団体が必要ではないかと思った。消費者が好みや体質に合わせてアマニ油かえごま油か選択できるよう共存共栄できれば良いとこと思います。
メデイアは移り気です。次々とスーパーフードを取り上げます。ハリウッドスターが愛用しているというようなキャッチーな枕詞とともに。そして、メデイアはスポンサーの意向を無視できない。実際、アマニ油が取り上げられることが増えたのは、大手さんがアマニ油の販売を始めたころと一致していると思うのは気のせいでしょうか。情報の取捨選択って溢れる情報に振り回されないためにとても重要なことだと思う。