高知県 高岡郡佐川町
トマトハウスナカムラ
中村陽介
食べチョクAWARD受賞歴
受賞件数:2件
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野菜
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野菜
東京の大学で建築と美術を学び、卒業後同大学の非常勤講師として勤務しながら創作活動を続ける。28歳のとき、百姓になることを決意し帰郷。約2年間の研修を経て2014年、地元である高知県佐川町でフルーツトマトの栽培を開始。
現在、フルーツトマトのほかカラフルなミニトマトや牛の心臓などの加熱用品種、あわせて約20種類のトマトをハウスで栽培。有機JAS取得に向けて栽培方法を日々研究中。
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人間、昆虫、植物、菌類など、自然界の循環に興味があります。
興味があることをフルーツトマトを通して試行錯誤し、
失敗と成功を繰り返してだんだんと自然に近い形の農業に近づいてきました。
『元気なトマトで元気を届ける』の思いのもと、たくさんの方に美味しいをお届けできれば嬉しいです。(園主 中村陽介)
生産者のこだわり

冬が旬の【アルテトマト】
アルテトマトは、体に入れるものは少しいいものをと考えるファンの方に愛されています。
アルテトマトの「アルテ」にはイタリア語で
『アート/優れた技巧』といった意味があり、
かつて芸術活動をしていた経験から
トマトを育てて誰かに渡るまでの過程を
私達らしい方法でデザインすることを意識して名付けました。
そして、周りにある有機物や微生物の力を借りながら
自然の循環に寄り添う栽培で、
野菜本来の生命力と
この土地でしか作れない美味しさを引き出したいと思っています。
冬場のフルーツトマトで化学農薬・化学肥料を使わず育てるのはとても難しく、
国内でも指折り数えるほどの農家しかいませんが
トマトハウスナカムラは現在、有機JASの栽培基準を満たしており取得にも挑戦中です。
【元気なトマトで元気を届ける】
美味しいって何だろう? と考えたとき、作物から生命力や元気を分けてもらえたときに美味しいと感じるのではないかと思います。
では生命力や元気のあるトマトはどうやって育てるのか。
辿り着いた答えは
トマトの周りの環境を整え、トマトに与えるのは土地のもの。
のびのび育つように、時々は過保護にせず、適度に刺激を与えることでトマトの生命力を引き出す。
太くてたくましく、勢いのある樹に育った
「アルテトマト」には、生命力があふれています。
その栄養とエネルギーをみなさんにお届けします。
【田んぼとトマトの循環】
現在私が独自に取り組んでいることの1つが、田んぼとトマトの循環です。
祖父から引き継いだ田んぼで栽培しているお米(籾殻)を有機質肥料としてトマトに活用し、手入れにより切り落としたトマトの下葉や脇芽なども無駄にすることなくアミノ酸堆肥へ作り変え、トマトとお米づくりの養分として土に還元しています。
また、希少な国産のイタリア米、ジャスミンライスも育てて販売しています。
詳細情報
経歴・沿革
高知県佐川町出身。
武蔵野美術大学で建築と美術を学び、卒業後同大学の非常勤講師として勤務しながら創作活動を続ける。奥多摩で畑を借り野菜作りを始め、住んでいた青梅の駅近くに良心市を設置し野菜を販売。売れることの面白さを知る。
28歳のとき、百姓になることを決意し帰郷。出会ったフルーツトマトの味に衝撃を受け、その農家さんに弟子入りして学ぶ。約2年間の研修を経て2014年フルーツトマトの栽培を開始。
メディア実績
今年150周年を迎える
高知県の老舗旅館「城西館」様のホームページ、
Tosa made(高知の食材紹介ページ)にて
トマトハウスナカムラのアルテトマトを
紹介していただきました。
城西館 和食料理長の松本さまが【「高知のフルーツトマトの中では最も美味しい」と絶賛】してくださっています。
ぜひご覧ください!
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https://tosamade.jyoseikan.co.jp/story/018/
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