風は冷たいものの、日も延びて暖かく感じる日中です。
ウグイスの声も頻繁に聞かれ、ツバメの声も微かにきかれました。
田んぼにはレンゲの花が咲いてきています。
室町時代の頃に中国から伝わり、全国的に栽培されたのは、明治になってからとのことです。このあたりではまったく見ることはできません。
何の花ですか?と聞かれることがあります。
化学肥料の普及と田植えの早期化などで、レンゲソウは消えていきました。
豆科のレンゲソウは根瘤バクテリアにより土地を豊かにする効果があるそうです。
田んぼを少しでも良くしようと、27年前に種まきしたレンゲソウが、毎年秋に稲刈取り前に芽を出し、春に花をさかせてくれます。
以前は養蜂家の方が巣箱を置かせてほしいと、来られました。
今もミツバチなどはたくさん飛んできます。
青森から越冬のために、ミツバチの巣箱が近くに置かれています。もうじき東北に帰っていく頃です。
この田んぼでみなさんにお送りするお米、稲が育ちます。