寺本果樹園の投稿一覧

お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本直人です。
今日は【発送遅延・お届け予定日変更のお詫び】のお話をさせてください。

大変申し訳ありませんが、現在予約中のイチゴの発送時期を、【12月上旬→12月中下旬】に変更させていただきたいと思います。大変申し訳ありません。

原因といたしましては、『異常気象の高温によるイチゴへのダメージが大きい、イチゴの調子が悪い』ということと推察し、またそのリカバリーとして、『現在ついている実(花)を切り落とす』という対処をいたしました。

そのため、お客様に万全のイチゴをお届けできる日程の予定が【12月中下旬】であると判断いたしました。

この度は、イチゴのお届け日程が変更・遅延になってしまったこと、楽しみに待っておられたお客様の期待を裏切ることとなってしまったこと、誠に申し訳ありません。

今からイチゴの調子を回復させて、【12月中下旬】にはしっかりおいしいイチゴがお届けできるよう栽培を頑張っていきます。

また栽培状況を追ってご報告させて頂きます。

この度は誠に申し訳ありませんでした。


寺本果樹園
寺本 秋穂
寺本 直人


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ここからは、事の顛末を詳しくご説明させて頂きます。


今年の9/1にイチゴを畑に植えて、そこから10月下旬収穫目標にお世話をしておりました。

色々とトラブルはありながらも(ハウス1棟の成長が1ヶ月分遅いなど)、イチゴはすくすくと大きくなっていき、無事花も咲いて実になり始め、「ちょっと危なっかしいけど、大丈夫かな」と考えておりました。

しかし、10月下旬となった今、すこしイチゴの様子がおかしくなり始めました。

【イチゴの姿が、収穫終わり頃の春の姿(植えてから8ヶ月)に見える。イチゴの実もすごく小さい】

言葉でも写真でもお伝えが難しく大変申し訳ありません。
しかし、なんとなくイチゴの姿がおかしく感じました。

すぐにイチゴの先輩に連絡し見てもらったところ、やはりおかしいと仰っていました。

原因といたしましては、『夏〜秋(残暑)にかけての異常な高温』だと考えております。

9月の残暑が厳しかったことはよくニュースでも報道されておりましたが、10月の気温もイチゴには暑く、これまでとは全く違う環境でした。

ざっくりですが、イチゴは「25度までが最適な気温」と言われていますが、今年は30度(ハウス内)を超える日が長く続きました。

その異常な高温が、イチゴに大きなダメージを与えたと考えております。

実際イチゴの違和感や実の小ささのほかにも、
・イチゴの成長が止まってしまう『芯止まり現象』の多発
・イチゴが枯れてしまう『萎黄病(いおうびょう)』の発生
・様々な害虫の大量発生(気温が例年より暖かいため活発)
など異常が多発しており、今年は本当に苦しいです。


そしてこの現状を打破するため、大変悩みましたが、

「とにかくイチゴのケアをしよう。イチゴの負担を軽くするために、一番イチゴのエネルギーを使う実を切り落とそう」

という判断をいたしました。

本来であれば、この時期に収穫できるはずだったイチゴを切り落とすので、純粋に売り上げ低下となります。

けどそれは「ちょっとショック」で済む話なのですが、なにより【お約束していた12月上旬にお客さんにお届けできない】というのがほんとに申し訳なくて申し訳なくて。

おそらく、このまま実を落とさずやっていけば予定通り収穫はできるかもしれません。

しかしそうしてしまうと、『小さい、おいしくないイチゴ』になってしまうと思っており、お客さんにベストなイチゴをお届けできません。

お届けするからにはベストなイチゴお届けしたい。
そのためにも今回の決断をいたしました。

本当にごめんなさい。
今からまた頑張ります。


今はとにかく「イチゴの調子を戻すよう」頑張っています。

・イチゴの実や花を切り落としたり、
・肥料のやり方を変えたり、
・根っこだけでなく葉っぱからも肥料を上げたり、

とにかくできることなんでもやっています。
おかげで、ちょっとずつ良くなっているように見えます。油断禁物ですが!

この調子で【12月中下旬】には、しっかりおいしいイチゴをお届けできるように頑張ります。
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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!

最近、なんやかんやあってほぼ毎日焼き芋を作って食べてます。売り物ではないです。おいしいです。
「イチゴやりながら焼き芋屋さんやったら楽しそうだなぁ〜」と思い続けて3年が経ちました。いつかやるかも😆


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さて、今日は「母校で先生してきた」お話をさせてください。

昨日のお話になりますが、母校である「島根県立石見中学校」で先生(講師)をしてきました。

【「ジョブカフェ」という名前で、生徒たちが6人の講師(地元で仕事をしている人)のお話を聞く】という授業でした。

講師は僕含め全部で6人いて、他にもキッチンカーの方や地元ケーブルテレビの方など、いろんな方がおられました。僕は農家として参加させていただきました。

「ジョブカフェ」の流れとしては、
①生徒(3年生)を6グループに分ける
②1講師と中学生1グループでわかれ、それぞれお話を聞くorお話をする(15分)
③15分経ったら、中学生は違う講師のとこに行きお話を聞くorする
④2.3を6回(6講師分)行う
こんな感じ。

時間にすると、90分喋る感じ!
中々長いね!

お話としては、
・仕事のお話聞いてもよくわかんないと思うから、とりあえず『仕事』やってみよ?
・ニュースで見たけど、長野県安曇野市では13歳の子がJA組合員(簡単にいって農家!)で野菜作ってるよ!みんなも農家やろう!
と言うお話をしました!

正直、「どんな話をしようかな?」と思っていて、何を話せば中学生に楽しんでもらえるかなとちょっと悩んでました。

仕事の話なんて1日中でもできるし、情熱や哲学もあるし、、楽しいことや大変なこともあるし、、、

結果、「とりあえずやってみよう!」というお話になりました😆
よかったのかな?

そして何よりめっちゃ楽しかった😆全然まだまだ喋れる!!
逆に1回15分なんで時間足らんくらい⏳

中々大人になると、生徒さん学生さんと触れ合える機会は無くなって。
こうやって触れ合える機会は貴重だったりします。

この度は素敵な機会をありがとうございました!!

というわけで、「母校で先生してきた」お話でした!


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ここからは関係ない『僕の雑談・感想』です。

実はこのお話をもらったのは、僕が「中学3年生の時の担任の先生」からでした。

地元にいると、(僕から見て)昔は先生だったけど今は仕事相手ということがよくあります。
それこそ今回みたいに学校で何かするとか。

毎回毎回なんだか感慨深い気持ちになります。
「僕も大人になったなぁ」と。

そして今回、どんなお話をするか本当に悩みました。

まず決めたのが、「つまらない話をしないこと」
これは内容・話し方・フレンドリーさなどなど…全て含めてです。

正直な話ですが、僕自身中学生や高校生だったとき、こういった『外部の人が来てお話を聞く』という授業が苦痛でした。

体育館に集められて、硬い床に座って、知らん人の「つまらん話」を聞く。
正直言っていいっすか?ヤバすぎでしょ😇

もちろん今その方々のお話を聞くと、今の僕には刺さる内容かもしれません。
けど勉強とか運動とか恋愛で頭いっぱいの生徒が聞く話では無いのかなと。

喋る側として気持ちはわかるんです。
「あの話しようかな」「この話も大事だぞ」みたいな。

正直言っていいっすか?
中学生にとっては【難しすぎて】「つまらん話」ですって!

難しすぎてというより、【自分ごとではない】が合ってるかも。

けど、今回僕は話を聞く側ではなく、【話をする側】
昔の僕が嫌だった思いを、僕のせいで中学生にさせるわけにはいかない。

そんなこんなでめっちゃ悩みました。

結果として、「みんなも仕事やってみよう!」というお話をしました!合ってたかなぁ

おそらく、「農家やってます!ブドウとイチゴ作ってます!おいしいと言ってもらえる時が嬉しいです!」というお話が安牌なのかなと思います。

けどこれって結局【やらないとわからない】ことじゃないですか?
想像はできても、実体験した時の幸せ感は想像の何十倍です。

【やらないとわからない】が個人的にすごく大きかったのもあって、「みんなも仕事やってみよう!」というお話になりました。

またちょっと俗っぽいお話として、「欲しいものはなんでも手に入る」というようなお話もしました。下世話な話ですね。ごめん!

僕の実体験ですが、僕は小5の時に父のもとで農業手伝いをし、2万円稼ぎました。
稼いだお金でゼルダの伝説を買いました。半分は兄ちゃんに取られました。

高校生の時には、父のもとで手伝いして、友達の紹介でスーパーのバイトもして、18万円稼ぎました。
稼いだお金で楽器を買いました。

こんな感じで、【仕事をすればお金が稼げる=欲しいものはなんでも手に入る】という、結構リアルなお話もしました。
本当はお金で手に入らないものもあるけどね👍

もしかしたら中学校側としては、もっと「農家」としてのお話をして欲しかったかもしれません。というか「農家」として呼んだので、そこを触れるべきだったかも。

けど個人的に絶対間違いたくないのが、【このジョブカフェは『だれ』のための時間なのか】ということ。
そしてその『だれ』とは間違いなく『中学生』だということ。

仕事のクライアントは中学校かもしれませんが、幸せにするべきは中学生です。

絶対に中学生にとってためになるお話をしたかった。
なのでちょっと変なお話をしてきました。

実際どうだったのかな?あとで僕の担任だった先生に聞いてみます🙌

ありがとうございました!
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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!

実は、6月ごろに家に迷い込んできた猫ちゃんがいまして、そのままうちの畑で赤ちゃんを産んだんです。色々あって、保護猫活動をしていましたが、今日、無事に子猫たちの新しいご家族が決まりました!本当に良かったです✨

正直に言うと、嬉しさが2割、寂しさが8割です🥲 幸せになってね😭

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さて、今日は「日記的な」お話をさせてください。
農業に関する面白い話や役立つ情報はありません!
「僕の雑談・感想」といったところです。


忙しかったシャインマスカットのシーズンが終わり、つい最近まで「燃え尽き症候群」のような状態でした。

もしかしたら、今もまだ完全には抜け出せていないかもしれません。

実は、今年のシャインマスカット栽培は僕にとって特別なもので、『スタイルチェンジ』(JA出荷から直接お客さんに販売する形)をしてから、初めて大きな成果を得られた年なんです。

具体的には、これまでは約6000房のうち9割をJAに出荷していましたが、今年はその9割を直接お客さんに届けることができました。

今年の目標は、「半分の3000房を頑張るぞ!」と考えていたので、予想を大きく上回る結果に胸が躍りました💃

3年前、スタイルチェンジの話を関係者に伝えたときは、
「そんなの無理だ」
「どうやってやるんだ?」
と、とても否定的な反応をされました。

さらに今年の春には、
「大人しく野菜や果物を作る『だけ』にしたら?」
「この2年間、あんた(直人)は『サボってた』ようなもんだ」
なんて言葉までいただきました。ありがとう😊

でも、今となっては…見たかこの野郎。舐めんじゃねぇよ

そんな経緯もあって、今年のシャインマスカットは「これまでの努力が報われた」特別なものとなりました。

しかし、その反動でシーズンが終わってからは、なんだか変な気分でした。正直に言うと、毎日が楽しくなかったんです。なんででしょうね?😂

やることはたくさんあるんです。イチゴの作業もあるし、インターンシップで中学生や高校生も来てくれているし、来年のシャインマスカットに向けての準備もあります。

でも、どこか気持ちが上の空で…😶‍🌫️

休みの日もYouTubeをダラダラ見て昼寝して、ふと口に出してしまいました。
「最近、楽しくないな…」

そんな中、僕にとって嬉しかったのが、この【投稿】なんです。

「今、イチゴがこんな感じです!」
「シャインマスカットは、実はここが大変なんです…」
と、僕たちのことを知ってもらうために投稿を再開しました。

すると、ありがたいことに「いいね」をいただけたり、コメントをいただけたりして、本当に嬉しかったです😊

そうやって反応をもらえることで、本当に『生きる活力』になっています。皆さん、いつもありがとうございます!

『生きる活力』って大げさに聞こえるかもしれませんが、嘘じゃないんです。それがモチベーションになって、最近「燃え尽き症候群」が少しずつ薄れてきて、「次はおいしいイチゴを届けるぞ🍓」とまた気持ちが燃えてきています🔥

僕は「燃え尽き症候群」になったり、時には別の不安に襲われたり、正直弱い人間です。でも、皆さんの応援やお声のおかげで、農業を続ける力をもらっています。本当にありがとうございます。

これからも頑張っていきます💪

というわけで、最近の「日記的な」お話でした!


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【追伸】
現在、寺本果樹園では『イチゴ』の栽培をしています🍓
お届けは12月くらい予定!

気になった方は商品ページだけでも見ていただけませんか?🙇‍♂️
お待ちしてます!

寺本果樹園の『イチゴ』、楽しみにしててください!!
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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!

今年野菜まじで高くないっすか?スーパーで見てぶったまげてます。
「ダイエットには鍋がいい」とボディビルダーや格闘家が言ってたので真似しようと思ったのですが、野菜高すぎてうーん…となってます。
けど大丈夫。父さんが農家だからね。大根葱白菜が常備されてる我が家は、毎日鍋できます。
父さんありがと!


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さて、今日は「僕が【お客さんに直接販売】にこだわる理由」をお話しさせて下さい。
※今回のお話は、【寺本直人個人の感想】です。聞く方によっては大変不快な思いをされるかと思います。不快な思いをされた方はごめんなさい🙇‍♂️

昨日の記事でもお話ししましたが、寺本果樹園は今年大きく「スタイルチェンジ」をしました。

「スタイルチェンジ」のメインは販売方法で、具体的には、

【JAへ出荷】から、【お客さんに直接出荷(販売)】にチェンジしました。

スタイルチェンジをした理由はいっぱいあります(主に経営戦略として)が、ここでは、『僕の考え・思い』としての理由をお話しします。


それは、【これまでのやり方だと、みんながちょっとだけ不幸のまま】だということ。

ここで間違えないでほしいのは、誰も悪くないこと。悪意のある人間は誰一人としていないこと。

詳しく説明させて下さい。

ここでいう【ちょっと不幸】とは、主に
・お金的な意味
・おいしさ的な意味
です。

「お金的な意味」で説明すると、これまでのやり方だと「農家の手元に残るお金はちょっと少なく」、「お客さんはちょっと高い金額で購入することになる」。

「おいしさ的な意味」で説明すると、これまでのやり方だと「農家はベストな状態の作物(野菜や果物)をお渡しできない」、「お客さんはベストな状態の作物をゲットできない」。

これだけだと「どういうこと?🤔」だと思います。これにはちゃんと(僕なりの)理由があります。

基本的なJA出荷の流通で言うと、
【農家→JA→市場→卸業者×1〜2→スーパー→お客さん】
という流れで届きます。

僕は思いました。
「無駄な流れ多くね??」

実際これだけ多くの人を巻き込んで動いてるので、作物を収穫してからお客さんに届くまで時間がかかります。

早くて3日〜のはず。しかもスーパーで冷蔵庫に保存してたり、陳列されてからも時間かかります。多分5〜7日経ってるのが平均じゃないかな?

お金的な面でも、これだけ多くの人を巻き込むとお金かかります。
全員ボランティアでやってるわけではないので!

大体肌感として、農家の売り上げから1.5〜2倍の価格でスーパーに並びます。

シャインマスカットを例にすると、青秀という規格(上から3番目、結構いいやつ!)で10房入りだと、大体農家売り上げは【1房1000円】。

けどスーパーにそんな値段でシャインマスカット並ばなくないすか?きれいな1房だと2000〜3000円、4000円とかじゃない?

こんな感じで、
・農家的には【鮮度が少し落ちた作物をお届けして、けど売り上げは低い】
・お客さん的には【鮮度が少し落ちた作物を買って、しかも高い!家計を圧迫する!】

こういった構造になってるように、僕にはそう見えます。
(もちろん僕の考えね!これが真実や正解ではない!!)

そして、これを分かってて「でもそういうものだから仕方がない」とするのは、なんかダサくないっすか?
みんなが今よりちょっと幸せになるのなら、そこ狙うのカッコよくないすか?

【新鮮でおいしい作物を、お客さんはいつもよりちょっとお安く買える!しかも農家売り上げはいつもよりちょっと高い!】
こんな欲張りセットな世界があるなら目指すべきじゃない?

あります。そんな欲張りセットな世界が!!

話は簡単で、
【農家→お客さん】
この流れを作ればいいだけ。

実際のうちの例でいうと、こうなります。
①これまでのJA出荷(青秀、5kg箱、10房入り10000円)
↪︎およそ1房1000円の農家売上、お客さんに届くまで3〜7日、おそらくお客さんに届く時には1房2000〜4000円くらいの価格

②今回のスタイルチェンジ(1.5kg3房入り、4000円)
↪︎1房1333円の農家売上、お客さんに届くまで1〜2日、お客さんに届く時には1房1621円(送料は東京都で計算:865円)の価格

①:農家売上・1000円、お客さん・2000円、流通に3〜7日
②:農家売上・1333円、お客さん・1621円、流通に1〜2日

こんな感じ。
これだったら②を選ぶほうがみんな幸せにならない?

といったことを僕は思ったので、スタイルチェンジをして「直接お客さんに届ける」売り方にしました。
これだと【みんながちょっと幸せになる】んじゃないかな?


ただ今回のお話、実際には賛否が起こるお話なのでちょっとどうかなとは思いました。

幸せや不幸といった【人によって認識が変わる】表現をしたことや、市場流通やJAを少しよくない方向でお話してしまったことなど、聞く人によってはすごく不快な思いをされるかとお思います。不快な思いをされた方はごめんなさい。
あくまで【寺本直人】個人の感想です。
ちなみに、JAさんには普段からお世話になってます。大好きです。
それと、市場の流通があるからこそ、安い値段でスーパーに、しかもいつでもお野菜が並んでいます。これは市場の流通という大発明があるからこそです。市場もありがとう👍大好き😘

というわけで、「僕が【お客さんに直接販売】にこだわる理由」でした!
ありがとうございました!


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ここからは関係ない、『僕の雑談・感想』です。

今回『幸せ』という、とても大きな言葉を使わせていただきました。ここでは、ちょっと変な話をさせてください。

僕は【幸せ】を大事にしてます。僕が生きる目的は、【僕が幸せ】になることと思ってます。

ここは誤解のないよう、またカッコつけることなくしっかり白状すると、僕は【自分のことが1番大事】だと思ってる人間です。

基本的に行動を起こす時には、「僕にメリットがあるかな?」や「僕が楽しいかな?」などを考えます。
なので、『僕がやりたいどうか』をすごく大事にしてて、『僕はやりたくないけど、やらなければならない』に対しては「ん?🤔」と思って素直に引き受けないように心掛けてます。

もちろんやりたいことだけでは生きていけないので、やりたくないこともやります🤣

ここまで聞くと、僕は「自分大好きナルシストの自己中くん」に聞こえますね!
自分のこと大好きは間違ってないけど👍

もうちょっと深掘りさせて下さい。
『僕がやりたいかどうか』の基準について。

『僕がやりたいかどうか』は、「面白そうかどうか」や「楽しそうかどうか」、そして最重要視しているのが【カッコいいかどうか】
大体これらに当てはまっているかどうかです。

「これって誰もやってないんじゃね?おもしろそう!」
「多分これ栽培してもお金にならないけど、栽培してみよう!楽しそうだし!」
「子どもたちを無料でいちご狩りに招待しよう!カッコいいから!」

こんな感じです。

そして最初に戻ります。【僕が幸せ】になることについて。

もう多くを語りません。『他の人を幸せにする』やつって最高にカッコよくないですか?そんなやつ絶対いいやつじゃないですか✨

なので、【僕が幸せ】になる行動の一つに、【他の人を幸せにする】があります。だってカッコいいんだもん。

それで【みんながちょっと幸せになる】道を選びました。カッコいいからね👍


僕はいったい何を話しているのでしょうか?ちなみに酔っ払ってないです。
お恥ずかしいお話でした😆
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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!

ダイエットの一環で筋トレを再開しました。
再開した結果、一日で筋肉痛が爆発してます💥
痛すぎて、日常生活に支障をきたしてます🤯
仕事にも影響でてるので、多分姉ちゃんキレてます。ごめんよ姉ちゃん

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さて、今回は「過去一忙しかったお話し」をさせて下さい。割と実務的なお話しなのでつまらんかもです。

いつもこの時期(9月〜10月)になると、シャインマスカットの収穫シーズンで忙しくなります。

イチゴがなかった時は、収穫シーズンで姉ちゃんの年収が決まる大一番なので、流石に怠けられませんでした。(今も怠けてないよ!)

とはいうものの、毎年この時期は忙しくなるのは分かってたので、「今年も頑張るかー」ぐらいの感じでした。

けど今年は違ったね。鬼忙しかった👹

1日のスケジュールとして、【朝6時から夕方6時まで】ずっと動いてました!休憩はお昼ご飯の時間のみ!!おもろ

そして畑作業が終わったら、みなさんに「発送しました!」や「ありがとうございます😊」や「ごめんなさい🙇」のご連絡をしてました。大体2時間くらい?

すごかった😇😇😇
(「どう?僕たち忙しいでしょ?すごいでしょ?」自慢がしたいわけではないです🙇‍♂️すみません🙏)

けど、よく見るとこのスケジュールってあんまりすごくなくて。もっともっと頑張っておられる方はいっぱいいっぱいいます。

僕たちも、3年前は朝5時〜夜9時までみたいな狂ったスケジュールでした。もう無理だね

けど今年の忙しさはやばかったぁ…
なんでだろ?🤔

こっから【農家の実務的なつまらん話】になります。

忙しくなった理由は分かってて。

『これまでの出荷スタイル(経営スタイル)をガラッと変えたから』、また『ガラッと変えたけど、それに慣れてなかったから』
この2点かなと思ってます。

出荷というと特に難しい話はなくて、シャインマスカットを例にすると、

①シャインマスカットを収穫する
②キレイにする(ダメな粒は切るなど)
③袋詰め・箱詰めする
④出荷する

基本この流れです。イチゴもトマトも、大体の農作物はこの流れじゃない?

出荷の流れでいうとずっと変わってなくて、今年も去年も一昨年もその前もずっと同じ流れで出荷作業してます。

出荷の『流れ』は同じだけど、出荷の『スタイル』が変わりました。

具体的にいうと、【JA出荷スタイル】から【直販出荷スタイル】に変わりました。

【JA出荷スタイル】は、そのままJAさんに出荷すること。
【直販出荷スタイル】は、お客さんに直接販売(=直販)して出荷すること。

ちょっとまとめると、
『出荷の流れは変わってないけど、JAさんに出荷してたのから直接お客さんに出荷するスタイルに変えたよー』
という感じ!

もしかしたら嫌だなと思われてしまうかもですが、正直言うとまーーー忙しかった!!

色々要因はありますが、パッと思いつくのは2つ。

①工数(動かす手の量・回数)が増えた。
②連絡が増えた。

①でいうと、例えばJAさんに出荷する時は大体【5kgになるようダンボールに入れて出荷】なんだけど、今回は【1.5kgになるようダンボールに入れて出荷】が多かったです。

これってつまり、5kgのシャインマスカットを出荷するとなると、JAさんだったら『ダンボール1コ』なのに対し、今回は『ダンボール3コ』用意したいといけないみたいな。

「1コも3コも変わらんでしょ」と思われるかもですが、こういったちっちゃな積み重ねが効いてきます。ボディブローのようにね🥊

他にもこんなちっちゃな積み重ね(工数が増える)でいそがしっ!となってました。

ちなみにこれまでと今回でどれくらい作業量が違ったかと言うと、

これまで→2.5人で1日作業して、236kg出荷
今回→4人で1日作業して、140kg出荷

このくらい違った!参考までに


そして②でいうと、初めてのことでなんか大変だった!!色々な方に連絡するって大変なんですね…💦

これまでだったら、JAさんに「出荷するよー」の電話一本でした。

今回は、ヤマト運輸さんに電話して…お客さんに連絡して…みたいな

しかもこれ数値化するとまじですごくて!

これまで→JAの担当の人【1人】に連絡
今回→ヤマト運輸の方【2人】とお客さん【800人】に連絡

1対802っておもしろすぎる🤣🤣🤣
てな感じで過去一忙しかったー!!

けどこれぜっっっっったいに間違えてほしくないのが、このスタイルに変えて、【忙しくてもやって良かった】ということ。それと、【これからもこのスタイルでいくこと】

忙しかったって話だけ聞くと、「連絡大変ーだりぃー」みたいな捉え方されてしまいそうで怖くて。

もちろん工数は増えたし連絡も増えたけど、やっぱり【直接お客さんからメッセージもらえる】と言うのは、もう全然違います🔥🔥

お客さんに「おいしい!」「待ってるよ!」と言われたら、工数増えても届けたいし。

お客さんに「頑張って!」「来年もお願いね!」と言われたら、連絡でコミュニケーション取りたいし!

とにかく、忙しくはなったけど全然失敗でも後悔でもない!というか大成功!!これからも皆さんに届けるぞー!💪

というわけで、「過去一忙しかったお話し」でした。


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ここからは関係ない『僕の雑談・感想』です。
今回本文が長くなったので、手短に。

なんか書いてて、「間違った伝わり方しそうで怖い〜💦」と思いました🙇‍♂️

上手く文章にできてないですが、とにかく「忙しくなったけど、みなさんに直接お届けできて良かった」と伝えたいです!!

連絡も邪魔だなんて全く思ってない!!連絡もらえるとほんとに嬉しい!!

そして、【出荷スタイルを変えたこと】
これは僕の核心に迫る部分でもあり、覚悟の部分でもあるので、次ガッツリ記事にさせて下さい。

今日もありがとうございました!
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この投稿をした生産者

島根県 邑智郡邑南町中野小原迫900

寺本果樹園