みずき自然農園の投稿一覧

左は江戸時代から栽培されている伝統の優良品種の「白加賀」。
右は自家不結実性である白加賀のための受粉樹「月世界」になります。
現段階ではどちらも目立ったソバカスは出ていません。
今後の気象の影響、生育段階によって斑点が出てくるかと思います。
当園では栽培期間農薬不使用ですので、虫に囓られたり、ソバカス状の斑点が出たりしますが、それらを防ぐための剪定の工夫、圃場の整備を行っています。すべてを自然に任せるというわけではなく、自然に沿い、自然の一部としての人間ができることに取り組んでいます。
また、化学肥料は使いません。定期的な施肥は行っていません。ただ、薪を使って出る木灰や、ときには米ぬかをまくことがあります。
農園としての基本を守りながら、自分なりに工夫や経験を重ね、より安全でおいしくいただける果物や野菜の栽培に取り組んでいこうと思っています。

よろしくお願いします。

ウメハルシメジをご存じでしょうか？
名前の通り、梅の木の下に春生えるキノコです。
春に生える希少なキノコで、とても美味しくいただけます。ですがこのキノコ、生える梅畑と、生えない梅畑があるそうです。どうやら農薬や除草剤を使う圃場では生えなくなるようです。知り合いの梅農家の方が「おらっちの畑には生えねえ」と言っていました。
どうやらウメハルシメジは梅の木と共生しているようです。ウメハルシメジは菌類の一種ですから、梅の実に出る小さい斑点を抑えるために殺菌剤を使えば、生えなくなるのは当然かもしれません。
栽培期間中農薬不使用、除草剤・化学肥料を使わない、みずき自然農園では今年もたくさんのウメハルシメジを収穫しました。まさに自然の恵みだと感じています。
これからも安心して口にできる食材を増やし、提供できるよう経験を積んでいきたいと思います。よろしくお願いします。

YouTube「はらだみずきの田舎暮らしチャンネル」にて関連動画配信しています。
お金をかけずに収穫。今が旬のウメハルシメジ、養蜂。無農薬だからできること。【小説家の田舎暮らし】