みずき自然農園の投稿一覧

たくさんの購入予約をいただきありがとうございます。
今年は残念ながら収穫量が落ちそうなこともあり、出荷前ながら現在は「売り切れ」とさせていただいています。収穫状況によっては追加販売ができればと考えています。
さて、今日の梅畑と梅の実の様子です。
近隣の梅畑では収穫前の除草作業が行われていますが、当園では今年も実施していません。草刈りは梅のためではなく、ほぼ人間の都合によるものと考えられます。とはいえ、収穫の際の利便性、安全確保も大切ではあるわけですが。
山続きの当圃場は、ほぼ自然に近い状態です。
基本的には肥料を使わないため、葉が必要以上に茂りすぎず、木漏れ日が草に覆われた地面に差しています。風通しがよいおかげで、そばかすのような黒い斑点が出る現象が比較的抑えられていると考えています。
梅の実は御覧の通り大きさにばらつきがあります。
大きくなったものから手摘みしていきます。
農薬を使わないため、当然虫に齧られた実も散見されます。
これもまた収穫量が減る要因のひとつですが、自然に沿った栽培方法を選んだ以上、受け入れるしかありません。
今朝は梅の苗木に街中では見られないナナフシの姿を見かけました。

出荷までもうしばらくお待ちください。
よろしくお願いします。

この春、みずき自然農園の梅畑では、開花後３度の積雪に見舞われました。そのため今年の収量は昨年と比べてかなり減りそうですが、その分、実自体は充実するかと期待しています。圃場には、蕗（フキ）、山ミツバ、ワラビ、野蒜（ノビル）、ノカンゾウ、クローバーなど多種多様な植物が生えています。梅畑内にある畑では、自然に沿った農法により野菜を栽培しています。これらの山菜、野草、野菜は主に自家消費するため、当園では農薬、除草剤を使わずに梅を育てています。また、化学肥料に頼らず、多様な植物を圃場で共生させることにより、病害虫を抑える試みをしています。その分、正直収量は減りますが、安心して皮まで食べられる梅の提供を目指しています。
画像は現在の園内、梅の実の様子になります。
どうぞよろしくお願いします。

みずき自然農園の梅の花が咲きました。
今年の春は気温が上がらず、メジロは来るものの、ニホンミツバチの姿をなかなか見かけません。花が咲いてから二度雪が積もった影響も出るかもしれません。少々心配なシーズンとなりそうです。
それでもたくさん花が咲いています。
ピンクの花が「月世界」。
白い花が「白加賀」です。
3月に入り、圃場に緑肥の種をまきました。

立春前の梅畑の様子です。
夏場は保水のために草を刈らずにおきました。秋の落葉（らくよう）の時期をなるべく遅め、木に養分を蓄えてもらおうと考えてのことです。冬の圃場には成長したイネ科の背の高い草が倒れ、土を守るように覆っています。冬場も地面が草に覆われていることで地温をなるべく下げずにすみ、やがて枯れた草たちは土壌生物のエサとなります。
農薬や除草剤、殺菌剤を使わない圃場の梅の枝にはカマキリの卵を見かけます。梅の蕾がいよいよ膨らんできました。生物の多様性が高まってきている気がしています。

10月に入り、ようやく秋らしくなってきましたね。
猛暑の夏は、梅畑の下草をなるべく残して乗り切りました。現在の梅畑はこんな感じです。夏剪定は軽く済ませ、今後なるべく葉を残しつつ、落葉した後に冬剪定を行う予定です。

さて、本題ですが、「田舎暮らしの本」11月号の別冊付録16Ｐ小冊子『小説家はらだみすきの田舎暮らし」にて、当園についても語らせていただきました。こんな経緯で、こんなところで梅畑をやっているのがよくわかる記事になっているかと思います。

農薬や化学肥料を使わない梅畑の一角で育てた野菜を毎日おいしくいただいています。