秋新茶販売のお知らせ「煎茶 入嶋'22」
2023/01/15
秋新茶、販売の御案内です。お待たせいたしました。
「煎茶 入嶋'22」
梅ヶ島の入島の在来茶を農薬・肥料を使わずに育て、敷草をして手摘みをしました。蒸は浅蒸しです。
在来茶の香りや味をまるごと楽しんでいただきたいため、葉と茎は分けていません。
このお茶は、静岡の茶問屋で育った私が「めっちゃ美味しいお茶を飲みたい」と思い作り始めたお茶です。江戸時代のお茶作りを目指しています。
6月上旬には仕上がっていたのですが、なぜ秋から販売なのか、ご説明いたします。
茶の湯には、春にできた新茶はすぐには飲まず、秋から飲み始めるという慣習がありました。いわゆる口切の茶事です。
「美味しいお茶をのむこと」に徹する茶の湯が、訳の分からぬことをするはずがない、と思い真似してみたのが、秋に新茶と称し販売する理由です。
実際、秋まで寝かせてみてどうだったのか。
荒茶の状態で試飲をすると、このお茶がとても美味しい可能性を秘めていました。荒茶独自の青臭さの向こうに、とんでもない味と香りを感じたからです。
青臭さだけを取り除こうと薄く火入れをしましたが、なんと出来上がったお茶は味も香りもありませんでした。
火によって飛んで行ってしまったのか、それともやっぱり無肥料だから味がしないのか、その時は落ち込んでいました。
とりあえずそのまま寝かせ続けました。結局夏の間、味はなんの変化もありませんでした。
しかし、11月間近になると、香りと味がありました!!それも在来の梅ヶ島独自の味わいで、香りも身体の中一杯に広がるような心地よいものです。
満を持しての販売です。
「煎茶 入嶋'22」
内容量:20g
秋新茶の販売、まだまだ続きます。お楽しみに。
「煎茶 入嶋'22」
梅ヶ島の入島の在来茶を農薬・肥料を使わずに育て、敷草をして手摘みをしました。蒸は浅蒸しです。
在来茶の香りや味をまるごと楽しんでいただきたいため、葉と茎は分けていません。
このお茶は、静岡の茶問屋で育った私が「めっちゃ美味しいお茶を飲みたい」と思い作り始めたお茶です。江戸時代のお茶作りを目指しています。
6月上旬には仕上がっていたのですが、なぜ秋から販売なのか、ご説明いたします。
茶の湯には、春にできた新茶はすぐには飲まず、秋から飲み始めるという慣習がありました。いわゆる口切の茶事です。
「美味しいお茶をのむこと」に徹する茶の湯が、訳の分からぬことをするはずがない、と思い真似してみたのが、秋に新茶と称し販売する理由です。
実際、秋まで寝かせてみてどうだったのか。
荒茶の状態で試飲をすると、このお茶がとても美味しい可能性を秘めていました。荒茶独自の青臭さの向こうに、とんでもない味と香りを感じたからです。
青臭さだけを取り除こうと薄く火入れをしましたが、なんと出来上がったお茶は味も香りもありませんでした。
火によって飛んで行ってしまったのか、それともやっぱり無肥料だから味がしないのか、その時は落ち込んでいました。
とりあえずそのまま寝かせ続けました。結局夏の間、味はなんの変化もありませんでした。
しかし、11月間近になると、香りと味がありました!!それも在来の梅ヶ島独自の味わいで、香りも身体の中一杯に広がるような心地よいものです。
満を持しての販売です。
「煎茶 入嶋'22」
内容量:20g
秋新茶の販売、まだまだ続きます。お楽しみに。