水野農園の投稿一覧

ご無沙汰しております。
現在のロピアメロンの様子です。

順調に大きく育っています。
ある程度メロンが大きくなると表面がカチカチになり、そして少しずつヒビが入ります。

このヒビが乾くとメロン特有のネットになります。

今は本当にヒビが入る初期の状態。これから細かなヒビが増えていきます。

この時に過湿にしたり水をかけると一度に大きなヒビが入ってしまい、ネットが大荒れの品質の悪いメロンになってしまいます。

なるべく乾燥させて、細かなネットにするための繊細な時期です。

収穫まで残り一か月を過ぎました！
上手に育っているので収穫が楽しみです。

こんにちは。水野農園の使っている肥料の紹介をします。

この写真は液状の肥料の『アミハート』です。
主にメロンの根元に流しいれて、直接根っこに吸わせるという使い方をします。

ところで「味の素」という食卓のうま味調味料をご存知でしょうか？

味の素は、サトウキビの糖蜜を発酵させて得られるグルタミン酸を結晶化した商品です。
料理にひと振りするだけで「うま味」や「コク」をアップさせ、料理が美味しくなることで知られています。
(グルタミン酸は人の体をつくる成分の一つでもあります。)

メロンに使用しているこちらの『アミハート』は、
その「味の素」を作るときに出る発酵エキスを元にした、植物の体にとって非常によい成分たっぷりの液肥です。

自分はメロンの糖度やうま味までアップしてくれると考えて、この肥料を選んでいます。

当農園のこだわりの一つである「魚エキス、米ぬか原料の有機質肥料」と合わせて、メロンが少しでも美味しくなるよう考えてみました。

正直ここまでこだわらなくてもメロンは栽培できるのですが、買って食べてくれる方々にちょっとでも喜んでもらえたらいいなと思い、肥料にはこだわりを持っています。

こんにちは。
先日『交配』という作業をしました。

果実の元となる雌花に、雄花の花粉をつけます。
そうすると、だんだんと雌花が膨らんできて、最後にはメロンになるんです。

交配してから３～４日後に雌花が膨らんできて、ここから急成長するんです。

もちろん交配失敗して死んでしまう雌花もたくさんあります。

温度が大切で、夜の気温が１４℃以下だとかなり失敗しやすくなったり、
また前日に雨が降ると花粉が全く出ず、交配できないということもあります。

このタカミより早く出すメロンはかなり今年は失敗して、実のない状態になってしまいました。メロン難しいです(^_^;)

幸いタカミは上手にいっておりますよ！
ここからは水と肥料をたっぷり吸わせるので毎日の水やりが欠かせません。

必ずや大きなメロンをお届けします。

こんにちは。４/１９に撮影したタカミメロンの現在です。

ちょっとよくわからないですよね。

これは「つる回し」という作業をしたあとです。
自由な方向にメロンは成長していくので、つるの向きをそろえて
一斉に管理ができるように整えてあげました。

こうすると、果実ができる場所がちょうどビニールトンネルの中央部分、風雨に一番さらされない安全地帯におけるようになります。

実はメロン農家である私はこの樹の状態を見て、どんな果実になるかはっきりと想像できるようになっています。
しっかり甘い果実になる、でも少し小玉になるかもしれません。

玉が大きくなるタイミングに合わせしっかりと水を吸わせて、肥料をしっかりと与えることにします♪

こんにちは。現在のロピアメロンの様子です。

こちらがロピアメロン、定植してから２０日経ちました。
今はまだ体を作っている段階です。
食べ応えのある大きなメロンを育てるのには、丈夫な体とたくましい根が重要です。

実はこのときに高温の管理をすれば、木の成長が早くなって収穫を早めることもできます。
でもそうすると根っこの成長が追い付かずに品質の悪いメロンになってしまいます。

早くメロンの果実に会いたい気持ちをぐっと抑えて、木よりも根っこを充実させたい。
そんな想いで日々管理しています。