ここが石狩川の河川敷で、今月末から30頭の羊を半年間、放牧します。
2022/04/12
今日の午後、北海総開発局の担当者と河川敷で放牧する場所の確認を行いました。雪解けが進み、ほぼ地面が見えています。

今週末から杭を打ち、電気柵を張り巡らし、井戸を掘り、ゲートを作り、
雨を避けられる小屋を建て、半年間完全放牧の社会実験を行います。

今までの日本ではなかった?、全く新しい畜産業が誕生するかもしれません。
メリットは以下の通りで、短所が見当たらないほど素晴らしい企画です。
実験が上手く行けば、日本各地にある川のほとりで、ひつじを飼い、食料自給率の向上に繋げられます。

1) 農地が不要。
2) トラクターなどの高価な農機具が不要。
3) 畜舎も不要。
ここまでで、約4500万円、節約できます。
4)放牧だけなので、世話が不要。毛刈りも不要、糞わらの除去も不要。
5) 餌代が掛からない。
6) 6か月しかやらなくて良い。と殺して羊肉に加工。冷凍保存。
7)当初の資金は、電気柵などの設営などで計30万円ほど。
8)放牧期間の4月末から11月上旬に、別の仕事も出来る。
9)12月から3月は、休めるし、別の仕事も出来る。
10)草食動物本来のひつじの肉を味わます。
(今の多くの牧場の飼育法は、穀物をたっぷり与えて、脂肪が多い肉質になっています。)

つまり、学生さんから60歳以上の方まで、挑戦しやすい酪農なのです。
もちろん、怪我や病気の時の対応できるかどうかはありますが、例えば、私達の様なひつじ牧場と提携すれば、こういう問題も解決できます。

これから随時、進捗状況をお伝えしていきます。

youtubeの動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=OCkLKSus78Q
43秒目からご覧頂くと、CM無し楽しめます。

        4月12日 石狩ひつじ牧場 山本 知史
石狩ひつじ牧場(北海道) 

縦45m✖200m=9,000㎡あります。 30頭は飼える計算です。

石狩ひつじ牧場(北海道) 

もちろん、無農薬です。全くの自然の草を食べて育ちます。穀物を与え過ぎの脂肪の多い「ぶよぶよ肉」には成りません。

この投稿をした生産者

気になる投稿