石狩ひつじ牧場(北海道) (北海道石狩市)に届いた声
この生産者への投稿です
北海道 石狩市
石狩ひつじ牧場(北海道)
南半球から羊を連れてきた羊飼い(笑
54歳の時、チーズの輸入業20年以上の経験から、最も美味しいのは「羊乳製チーズ」だと理解し、それを自分で作ると決めたが、日本では羊乳が買えないと知り一旦は諦める。しかし、ひつじを生きたまま輸入したら解決できると思い直し、32歳から学んだ英語で、豪州やNZのブリーダーを訪ね、30頭を個人で空輸して成田空港へ。(これが超タイヘンで、滑走路脇の成田空港動物検疫所での3週間の寝泊り&外出禁止生活。)通関業務も自分でやり、検疫後に大型トラックとフェリーで津軽海峡を渡り、北海道へ。繁殖を繰り返し、350頭近くになったのは良かったのですが、コロナ禍で飲食店への羊肉販売がほぼSTOP。毎日の餌代と人件費が掛かり、畜舎から羊がまもなく溢れそうで、先の見えない状況が続いて困っています。
チーズの製造は、順調で、目標のフランス産ロックフォールタイプの「青かびチーズの完成」も間近です。しかし、その前にあえなく廃業?っと、なりそうな雰囲気満々になっています。この2か月で、何としても60頭のオスを羊肉として出荷できたら、畜舎内も、働く5人の社員の心にもゆとりが見い出せます。肉なら冷凍して電気代だけで済みますが、生き物のひつじさんは、売れるまでずっとお世話しなくてはなりません。 皆様の支えがとてもありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。 石狩ひつじ牧場 山本 知史 2021年4月2日
南半球から羊を連れてきた羊飼い(笑
54歳の時、チーズの輸入業20年以上の経験から、最も美味しいのは「羊乳製チーズ」だと理解し、それを自分で作ると決めたが、日本では羊乳が買えないと知り一旦は諦める。しかし、ひつじを生きたまま輸入したら解決できると思い直し、32歳から学んだ英語で、豪州やNZのブリーダーを訪ね、30頭を個人で空輸して成田空港へ。(これが超タイヘンで、滑走路脇の成田空港動物検疫所での3週間の寝泊り&外出禁止生活。)通関業務も自分でやり、検疫後に大型トラックとフェリーで津軽海峡を渡り、北海道へ。繁殖を繰り返し、350頭近くになったのは良かったのですが、コロナ禍で飲食店への羊肉販売がほぼSTOP。毎日の餌代と人件費が掛かり、畜舎から羊がまもなく溢れそうで、先の見えない状況が続いて困っています。
チーズの製造は、順調で、目標のフランス産ロックフォールタイプの「青かびチーズの完成」も間近です。しかし、その前にあえなく廃業?っと、なりそうな雰囲気満々になっています。この2か月で、何としても60頭のオスを羊肉として出荷できたら、畜舎内も、働く5人の社員の心にもゆとりが見い出せます。肉なら冷凍して電気代だけで済みますが、生き物のひつじさんは、売れるまでずっとお世話しなくてはなりません。 皆様の支えがとてもありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。 石狩ひつじ牧場 山本 知史 2021年4月2日