和(なごみ)ファーム の投稿一覧

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久しぶりのブログ投稿です。
時間の許す限り、少しずつですが再開したいと思います。

春を迎えると怒涛のように畑作業の準備が始まり、1日くたくたになる日が続きます…

種を蒔き、苗を植え、そのお野菜たちよりも早く雑草たちが勢いずき(笑
少しでも生長しやすい環境に整えるために、草を取り除く、そしてお野菜たちの生長にあわせて寄り添うことが、僕たちのお仕事です!

そして何よりそのお野菜たちがお客様のもとに届き、食卓が笑顔であふれることが僕たちの力の源になります。

さて、現在の畑の様子です。
写真一枚目の花は何か分かりますか?
こちらは今年初めて育てる「紫いんげん豆」の花になります。
ご存知のいんげん豆の花は白い色なので、花の時点から違うのがまた可愛らしいです♡

2枚目はズッキーニです。
実が出来てから雨が降ると急速に生長し、目を離すと棍棒のようなサイズになっちゃいます(笑
なので毎日巡回の日々が始まります。

3枚目4枚目はピーマン、甘長ししとう、スペインししとうの畑です。
夏のべっぴんやさい人気のお野菜です♪
ようやく苗も大きくなり始め、7月中旬には初収穫が迎えられそうです。

5枚目6枚目はミニトマトです。
生長のスイッチが入ると急速に枝があちこちに伸びていきます。なので先手必勝で段取りよくしないと収拾効かなくなります。
そろそろ花芽をたくさんつけてもらうために、ひと工夫する時期です!
すでに一段目が色づき始めてますので、楽しみです♪

7枚目8枚目はかぼちゃとナスになります。
かぼちゃはつい先日、実をつける子ツルによりエネルギーを集中させるために親ツルを切る作業をしました。
ナスも4月5月の極端な雨量不足で苗を植えてから瀕死の状態で焦りもありましたがひと雨降るごとに元気に回復です!

梅雨入りし、いよいよ夏本番までカウントダウンです!

このように畑の様子や僕たち農家のありのままをブログに投稿できればと思いますが、何かこんなこと知りたい!とか興味があれば、ぜひコメント欄に書いていただけると、お伝えしやすくなるかなと思いますので、是非お待ちしています♪
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4月12日(火)

★小さなことの積み重ねの努力と継続。
僕たちが大切にしていることの一つであり、土台であり軸となるものです。

春になると畑の準備も大変になりますが、さらに周りに生える草の生長もすごいことになります(笑

この数日間は玉ねぎとニンニクの畑で、株元と畝と畝の間の草取りを集中的にしました!
ものすごく地味で地道な作業、ほぼ同じ姿勢、腰が悲鳴を上げるぐらい大変なのですが、これをやるかやらないかで最終的な仕上がりはやっぱり違うんです。

なぜそこまでするの?って思われる方もいらっしゃるかもしれません。

僕たちは「自然栽培」という日本の農家でも数少ない手段を選択しています。でもそのことをあまり強調はしたくないし、その機能的価値ばかりで安心安全って言わないことにしています。

色んな考え方があると思っています。が、環境保全のためにしました!とか、農薬使っていないから、自然農だから「虫食い」あっても仕方ないでしょ?的な風潮もどうかと思うし、食べて美味しいはもちろんなのですが、人間の健康と同じで食べる野菜も健康であってほしい。後付けの環境保全とかじゃダメな気がするんですよね。家庭菜園ならそれでもいいかもしれないけど・・・

やっぱり人が口にする食べ物を対価をいただいて販売する以上は、一定の品質基準は必要だし、法令遵守もしかり、食文化を遺したいなら時代に即すこともモラルの一つのような気がしています。

そのために僕たちは生長していくお野菜自身が喜ぶ最低限の環境だけは、例え人力でも努力は惜しまないようにしている、それだけなのです。

楽をしようと思えば正直「放置」でも構わないのかもしれません。
でも僕たちの性格がそれを好ましく思わないのと、「お野菜が喜ぶ→食べていただけるお客様が喜ぶ」につながるのではないかと思っています。

お野菜が喜ぶ環境を作りたいからこそ、僕らの野菜は何も施さないんです。
だから何も飾らないんです。どんな調味料で、どう味付けするかは手に取る人が決めるものなので、僕たちはお野菜そのものの持つおいしさを追求したいから。一言でいえば「すっぴん」なんです。

僕らの育てる野菜を選ぶ土台は「自分たちが食べたい野菜」「自分たちがおいしい!!と思う野菜」「心の底からおすすめできる野菜」
だから軸はどこにでもありそうな馴染みのある野菜、例えばじゃがいもとか、ピーマンとか、生姜とか、さつま芋とか、etc・・・少しは変わったお野菜も育ててはいるけれど、一本の幹に例えるならそれは枝葉のようなもの。

馴染みのある野菜だからこそ「すっぴんさん」がピカピカに輝きつづけ、調理という化粧されたときに「べっぴんさん」になってもらう!!

当たり前のことなのかもしれないけれど、元の素材を少しでもよくしていくために、病気や虫食いにならないように地味ながらもコツコツ草抜きしたり、お野菜の表情を観察して水をこまめに与えたり、お野菜が元気に育つように寄り添ったり、畑は出来る限りキレイにしたり、選果も手作業だし、見た目も中身もクオリティー高いものをお届けする、とにかく時間許す限り手間暇かけて・・・「すっぴん」と「放置」は違うと思っているんです。

夫婦2人でやってるので、自分の子供のように「愛情」注ぐから、提供できる量は限られてくるんですけどね(^◇^;)

ただ選ぶのはその先にいるお客様それぞれだから、少なくとも僕たちは自分たちがしていることをシンプルに分かりやすく「伝わる」ように「伝えていく」それだけです。
それが「すっぴんやさい農家」であり「べっぴんやさい」なんです。

このブログが少しでも伝わってくれたら何よりです♪

無事玉ねぎ、ニンニク畑の草取りが終わりました!キレイになると僕たちも達成感いっぱいだし、何よりお野菜たちが喜んでいるんですよ♪

無事元気に育ってくれますように♡
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4月8日(金)

★4月中旬ぐらいまでが蒔き時リミットの種もほぼ蒔き終わりました。

家庭菜園などで種を購入された方なら見たことあるかもしれませんが、袋の裏面に「冷涼地」「一般地」「温暖地」というようにその地域にあった種まきや育てた苗の植え付けのタイミング、おおよその収穫時期がカレンダーで表記されています。
初めて育てる野菜だと、どのタイミングで蒔けばいいか?とか、品種選びの参考にしたりすることも。

さらには、ただ種まきすればいいってものでもなく、発芽するには最適な環境(種の深さ、土をかける厚さ、気温、水分、湿度色々)もお野菜によって違うこととか、蒔いた種全てが発芽してくれたら「おー!やった!」ってなるんですが、そうならないこともあったり結構シビアなんですよねー^^;

また発芽してからの管理次第でいい苗になるか?ならないか?も決まったりします。
専門用語だと「苗半作」最近では「苗八作」と言われていて、つまり苗次第でその後の生育に影響をもたらすこともあるんです。

知らないことばかりかもしれませんが、実は農家って意外と繊細なお仕事の一つなのかもしれませんね(笑

農家にとっては当たり前なことかもしれないけれど食べる側にとっては当たり前じゃなかったり、一方で食べる側からすると当たり前って思うことも実は当たり前ではないこともたくさんあるはず。

見え方は様々ですが、少なくともお互いが配慮しあえる相互理解が進んでいったらいいなぁー、そんなキッカケの場を創り出していきたいなぁーという淡い想いが僕たちが農家になった理由の一つでもあるんです。

「全ては一粒の種から始まる」
詳細は僕たちのホームページにも掲載しています。ぜひご興味あったら読んでみてください♪

そうこうしてるうちに、4月下旬〜5月中旬に蒔く種が届きました!
農繁期いよいよ本格化です!!
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この投稿をした生産者