そして掘り上げ
2024/12/02
代表の萩原です。

美しい黄色い葉も枯れ落ちて、長芋掘りが始まりました。最初の一列は日陰っぽいところだったので、少し細め。掘り進むうちにどんどん大きな物が出てきました。

 このあたりの農家さんは、だいたい11月いっぱいで出荷は終わりますが、僕らはここから長芋とごぼうを雪で覆われる年末までに掘っていきます。結構ハードな作業なので、外は寒いですが、体は結構熱い。
 熱せられた体の水分が上着から湯気のように立ち上ることもあります。夕方になると、「ざわざわ」と地面から音がなります。霜柱が立つ瞬間です。大地が盛り上がってくる。

 その時間には、外気で冷やされた体の水分が、上着の表面で凍って、ジャンパーの表面に氷がうっすら張ります。

 こう書くと無茶苦茶大変そうですが、いやまあ、大変っちゃー大変なんですけども、結構面白い作業です。大物を掘ったときは、カジキを釣り上げた気分です。カジキ釣ったことないけど。
 「これこれ、この作業を待ってた」と気合十分の若手スタッフもおります。寒さを耐え忍んで、というよりも、「ヒャッハー!」な気分で掘っております。

この投稿をした生産者

気になる投稿