
長野県 南佐久郡
のらくら農場
食べチョクAWARD受賞歴
受賞件数:1件
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野菜
「いい仕事しよう」が合言葉。
標高1000メートルの山奥で、年間約60品目の野菜を化学合成された肥料や農薬を使わずに栽培しています。
まかないレシピ公開中!!
Instagram / @norakurafarm
生産者のこだわり

土壌分析・生育診断をもとに栽培
隣り合う畑であっても土の性質が違うこともれば、栽培する野菜ごとに使う肥料も変わります。土を科学的に分析し、畑ごと、作物ごとに、どういった肥料をどのくらい施せばいいかを「設計」しています。化学合成された肥料や農薬は使用せず、メインとなる堆肥のほかに、牡蠣殻や鉱物由来の各種ミネラル資材など20種類を超える肥料を使用しています。
成長途中は、葉のつや、厚さ、つるの角度、色、実の成り具合などをよく観察して「生育診断」をします。お医者さんが患者さんを診るように、作物を丁寧に観察し、今ある状態を見極め、状況にあわせてきちんと対処する。作物が健康に育つための手入れは、やればやるほど奥が深いです。
コンクリートのように硬かった土がふわふわになった時。悩まされた病気を見事に克服したとき。何よりもおいしい作物が取れたとき。夕方の畑で、グッとこぶしを握って、静かに喜ぶこともあります。

栄養価コンテスト通算10冠達成!
2019年、オーガニックエコフェスタ栄養価コンテストにグリーンケール、レッドケール、かぶの3品を出品。レッドケールは優秀賞、グリーンケールとかぶは最優秀賞を受賞、総合グランプリもいただきました。
写真は「2020年 グリーンケール」の数値です。ケールが青汁や野菜ジュースに使われるには意味があって、この表の平均値のようにビタミンCが突出して高い野菜ですが、同時に硝酸イオンも高く、苦みもあります。この検査では硝酸イオンはほぼ検出されないという驚異的な数値がでました。まったくえぐ味がないケールでした。このケールだと、コマーシャルで有名になった「う~んまずい!」という青汁は作れないと思います。糖度19は果物並みの数値です。
※オーガニックエコフェスタ栄養価コンテストとは?全国の生産者から集まった野菜の味と栄養価の評価を競い、栽培技術の交流、向上を目指す、徳島で開催されるイベントです。

まかないをみんなでつくり、食べる
おいしい野菜を出荷する!その特務を果たすべく日々の忙しさに追われて、気がつけば日々の食事がおざなりに。農家でありながら野菜不足(笑)なんてそんなの本末てんとう虫。
健康な野菜を育てる人が、健康であってほしい。農場メンバーの体を案じた幸代さんが決心した。「居間を開放してまかないをやってみます。」
当番制でみんなでつくり、みんなで食べる。まかないで登場したレシピは、Instagram(@norakura)でも公開しています!

「いい仕事をしよう」が合言葉
夫婦で小さくやっていた農場も少しずつ増えてきて、農繁期には約20名のスタッフで畑を走り回りながら、年間50~60品目の野菜を栽培しています。スタッフは20~40代がほとんどで、農業界ではかなり若いチームです。
勤め人の時代に、部下を持ったことがなかった僕は、チーム経営の難しさに七転八倒してきました。そのたびに「こうしたらいいのかも」と調整しながら、チームで質の高い野菜を、それなりの量、時期を狙って作ることができるようになりました。書ききれませんが、今だどり着いたスタイルは、次のようなものです。
●「怒ることを禁止」のルール
●「横に立つ」コミュニケーション
●「誰にでもできる簡単な仕事」にしなくていい
●「評論家ではなく解決者に」
●「60:60の関係」でいこう など
この生産者の商品一覧
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