百姓のいえの投稿一覧

雪どけは早かったものの、その後少し足踏み感のあった当地ですが、少しずつアスパラガスの先っぽが姿を現し始めてきています。

ということで、アスパラガスのセットの予約を受け付けいたします！

商品内容についての詳細は商品ページをご覧いただけましたらと思いますが、今回は敷料の稲わらについてお話しいたします。

毎年、この他に落ち葉などを敷き詰めていますが、この稲わらは百姓のいえで栽培したお米のものです。これをまず雪の下キャベツの養生に使い、役目を終えてから乾燥・裁断してアスパラ畑に敷き詰めました。

こうして、できる範囲で循環させたり再利用させたりしながら、おいしいものをとれるように日々心がけています。今年もぜひよろしくお願いいたします。2020.04.11.

※なお、本商品は今年は沖縄への販売はできません。ご了承ください。

いつもお世話になっております。
平飼い鶏の有精卵＆季節の有機野菜セットは販売終了となりました。
販売終了後もご希望のご連絡いただいていたのですが、品切れ状態でお出しできず、申し訳ありませんでした。

かわって、3月限定の商品のご案内です。

当方で収穫した天日干しのお米とたまごのセットを数量限定で販売いたします。お米は玄米白米どちらでもお選びいただけますが、それぞれの商品ページを立ち上げていますので、ご希望の商品をお選びください。なお、設定の都合上、便宜的に販売数量を入力しておりますが、もし白米が売り切れて玄米のみが残っていた場合でも、白米ご希望であれば対応するようにいたしますので、どちらかの在庫が残っている間はあきらめずにお知らせください。

商品の詳しい内容や当方の栽培方針など詳細は商品ページや農園案内ページをご参照ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

まだ雪が残る中ではありますが、ぼちぼち育苗を始めるので、その準備に一昨日（2/12）温床を仕込みました。当地も今年は暖冬ではありますが、しかし寒い中で苗を育てるためには、苗箱を並べる床を温めてやる必要があります。

昨秋集めてきた落ち葉（過去記事をごらんください）、鶏ふん、米ぬかを水をまきながら枠いっぱいになるまで重ね合わせていきます。そのときの気象状況にもよりますが、だいたい数日～一週間で熱が出始めます。そうなるといよいよ種まきです。

今回の温床は玉ねぎ用で、毎年2月後半に種まきをしています。その後、種まきや定植のタイミングから逆算して、それに合わせてあと2回温床を仕込みます。

落ち葉ベースの温床は、役目を終えると良質な腐葉土になるので、翌年以降の育苗用土になります。つまり、来週種をまく（予定の）玉ねぎの育苗用土は昨年の温床からできた腐葉土なのです。

暖冬とはいえ、雪が少なく、また2/9には未明に氷点下30℃にもなってしまうなど、雪の下の土の凍り具合も心配ですが、無事に畑に下ろせるように育てていきたいと思います。

日ごろ「平飼い鶏の有精卵＆季節の有機野菜セット」でもお世話になりましてありがとうございます。今日はこのセットに入れている野菜についてひとことです。

よく、「北海道では冬に何も出すものがなくてどうしているんですか」などといった質問を受けるのですが、確かに、すべての作物は畑から撤収済みで、越冬栽培している作物以外は残っていません。

ですが、あの手この手で冬囲いをして、夏秋ほどの種類はないですが、しかし味は絶品の野菜たちが首を長くしてみなさまのご注文をお待ち申し上げております。

写真は大根と人参の冬囲いです。畑の中、それも凍結の心配のない深さまで穴を掘ってまとめて埋めて、必要な分だけ掘り出して低温保管庫へ一時保管し、その在庫がなくなったら畑から掘り出して...の繰り返しです。積雪状態になっても、大根や人参にはいい条件で、しかもかえって甘味が濃くなるので、畑から収穫したてのフレッシュな味とはまた別のおいしさになっています。いまはまだ積雪が少ないので人力で掘っていますが、年明け以降は除雪機やユンボで雪をどかしてから掘り上げます。

その他の野菜の紹介はまた日をあらためて、ということでよろしくお願いいたします。

　昨日、近所の公園へ行って落ち葉を集めてきました。うちでは、毎年春の育苗のさい、「踏み込み温床」を仕込むのですが、そのための貴重な材料を冬の根雪前の時季に確保しています。
　育苗はまだ雪深い、そしてまだ寒い2月から始めるので、苗箱を暖める温床は不可欠なものです。一般的には電熱線を敷設する方がほとんどと思いますが、うちでは落ち葉と米ぬかと鶏ふんとを水をかけながらサンドウィッチ状に敷き詰め、発酵熱を出させて温床にしています。また、この温床は使用後、腐葉土になってくれるので、翌年の育苗用の土にもなります。
　来年、仕込む時期になったらまたご報告したいと思います。