藤迫茶農園の投稿一覧

7月4日に発生した人吉球磨地区の豪雨災害。
それから1か月以上長らく降り続いた長雨も降りやみ、さて恵みの雨で大きく広範囲に成長した愛すべき雑草たちとの格闘を開始しようとしたところの毎日毎日35度以上の高温と多湿に見舞われている今日この頃です。
あまりにも暑すぎて、雑草との格闘は、遅くても朝６：００～開始しています。そして長くても昼頃までで終わらせます。
なかなかの重労働です(´;ω;｀)
さて、写真と説明文は、私たちのオーガニック茶園と慣行茶園（今の一般的なお茶園）との比較です。
ちなみに、写真の慣行茶園の農家の方には比較での写真掲示の了解は得ています。この農園の方は、私たちの農園がオーガニックで栽培行っていることを理解していただいています。私たちのオーガニック圃場の近くにある農園なのですが、この農園のオーナーの方が除草剤をまかれる際は、私たちのオーガニック茶園にかからないようにと、常に風など気を使っていただいています。本当にありがたいことです。
そして、実はこの写真の慣行茶園は、除草剤は利用していますが、硝酸態窒素などの化成肥料は使用されていません。ただ、やっぱり雑草は難しいそうです笑
実は、雑草との格闘に使用する「刈り払い機（草刈り機）」ですが、藤迫茶園では、「消耗品」です。
毎年、毎年年間5台ほど使い過ぎで壊れてしまうほどです。
さて、また今週皆で頑張ってまいります！！(^^)/

昨日夜から入り、今日朝一から作業してます。
住居に流れ込んできた土砂を撤去し土嚢袋に入れる作業は、その重さもですが、現場でのみ感じることができる臭いが鼻をつきます。
昨晩遅くに、父が入院している球磨病院前を通りました。
夥しい被災ゴミの山や全面通行止の標識は、復興までの時間の長さを感じさせます。
もう少し作業続けます！

７月４日（土）発生した水害ですが、私の想定を大きく超えるものでした。
当有機茶農園のある相良村は、今回水害があった人吉市の隣の村です。
私は７月６日（月）早朝から、現地からの悲痛な協力要請に対して、危ないし逆に迷惑をかけることになるのではという思いもありましたが、寝袋・水・食料・調理器具、そしてシャベル・レーキ・土嚢袋を車に詰め込み、いけるところまで高速で向かい、途中八代インターを降りて、水俣・大口経由で人吉へ入るルートを選び運転していきました。
もうそこに人吉市へ入れるところで、大きな岩（直径５メートル以上）が斜面を転げてきており、アスファルトをえぐり山からの水であふれてそれ以上いける状況ではありませんでした。しかし、そこを無理やり突破しましたが、途中橋がめくれあがったり、大きな岩が転げていたりをどうにかクリアしながら人吉市木地屋町にある大塚発電所近くまで行くことができましたが、もうそこは土砂崩れで道が遮断され、あえなく引き返すしかありませんでした。
７月６日夕刻、やっと工場責任者と携帯で連絡取れ安心しましたが、出荷物の集荷に配送業者が来てくれないとのことで、よくよく調べると人吉市から相良村へ入ることができるいくつかのルートが土砂崩れ等で遮断されていることが判明しました。
現在は、工場から直接集荷場へ荷を運んで対応させていただいております。
ただし、現在高速道路が途中２か所ほど閉鎖されていることと、別ルートも土砂崩れで遮断されている状況から、お送りさせていただく予定の期日を過ぎてしまうかもしれません。何卒ご容赦くださいますようお願いいたします。
追記
この状況ですが、皆様のお声とご注文が復興の力となります。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。

７月４日の豪雨災害に起因しています配送状況ですが、通常通り遅れる時と遅延が発生する場合とがあっているようです。
皆様にはご理解をいただいており、温かいお心に感謝いたします。
※商品によりましては、福岡から発送手続が可能なものもあります。

「自宅でＭｙ緑茶」をご注文いただいているお客様につきましてですが、お送りさせて頂く商品が「有機茶の生葉」のため、雨がひと段落し、確実に流通網が復活した段階で熊本県球磨郡相良村の有機農園から、クール便にてお送りさせて頂きますので何卒ご理解を賜りたく存じます。

写真の鳥居は、人吉の象徴的神社である国宝青井阿蘇神社の鳥居です。
まさかこの高さまで水が押し寄せるとは思いもしませんでした。

今週はどうにか現地で撤去作業進むことを祈っています！！