

大分県 竹田市
夏秋Growers
大学を卒業後、国内外での研修を経て、2022年に夏秋トマトの魅力を知ってもらいたいと就農しました。夏秋トマトは地球にやさしく、そしておいしい。そんなトマトが市場に溢れればいいなと願って。
私のいる大分県竹田市荻町は九州では希少な夏秋産地です。しかし、より収益の上がる長期栽培(3月-翌1月)が主流になり、夏秋栽培(5月-11月)は減少真っ只中です。。これはどこの夏秋産地でも同じです。私達は夏秋トマトの魅力を価値に反映することで、夏秋生産者(夏秋Grower)を増やしていき、地球と未来の子供たちのために貢献したいのです。
最後まで読んでくれたあなたが好きです♡We are 夏秋Growers!!
生産者のこだわり

高冷地の寒暖差でおいしい
九州で希少な夏秋産地、竹田市荻町は九州のほぼ中央に位置し、北はくじゅう連山、西は阿蘇外輪山、南は祖母山と、1000mを越える山々に囲まれています。
そんな荻町は阿蘇火砕流によって形成された広大な台地で、標高およそ500mの高冷地です。
昼夜の寒暖差で、自然とおいしくなるトマト。夏はみずみずしく、秋は甘くなります。夏秋トマトは、おいしさと環境配慮のハーモニ―です。

カーボンマイナス栽培
昨今、耳にするようになったカーボンニュートラル。なんと当農園の夏秋栽培はカーボンマイナスを達成しています。自然の力を存分に活かす栽培が可能で、重油加温&人工補光&CO2施用を一切使用しておりません。CO2吸収量>>>CO2排出量となり、地球環境にやさしいです。
詳細はインスタグラムに載せています。@KASYU_GROWERS

トマトの新しいスタンダード
国内外での研修を経て、私は昨今のトマト栽培のトレンドに疑念を持ちました。大規模な施設を建て、莫大なエネルギーを使用し、トマトを育てる。環境負荷の高い栽培方法。
そんな中、ある程度の収量が取れ、しかもおいしくて地球に優しい、私はそんな夏秋トマトに魅了されました。夏秋とまとは現代の価値観とマッチした新しいスタンダードだと信じています。

高齢化&物価高による生産者減少に対応
竹田市荻町は、かつては西日本随一の夏秋産地でしたが、年々生産者は減少。理由は高齢化、また昨今の物価高により、長期栽培が可能な鉄骨ハウスの価格が2倍、3倍となり、新規の参入を妨げています。
夏秋栽培は手頃な設備(雨よけハウス)で新規就農者も始めやすいです。高齢化&物価高による生産者減少に対応できます。夏秋トマトの価値を反映させることができれば、自ずと夏秋生産者(夏秋Grower)が増え、より市場に環境に優しいトマトが溢れると思うのです。これは私の理想です。
詳細情報
経歴・沿革
大学は施設栽培系の研究室、大学卒業後、国内でのトマト研修、そしてオランダでの一年間の研修を経る。夏秋産地、冬春産地、オランダにて様々な作型、品種、栽培手法の経験を積む中、夏秋栽培の持続可能性に魅了され、2022年、大分県竹田市荻町にて就農。